◇米国男子◇バレロテキサスオープン 2日目(1日)◇TPCサンアントニオ(テキサス州)◇7494yd(パー72)
松山英樹は首痛を理由に第2ラウンドの途中で棄権した。午前8時過ぎに10番からスタートし、前半9ホールを終えてプレーのキャンセルを申し出た。次週、史上4人目の連覇がかかる「マスターズ」(ジョージア州オーガスタナショナルGC)に向けて「来週、頑張ります」と言葉を残した。
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さらに「きのう同様少し痛みがあり、ラウンドを進めるに当たり痛みが少しずつ出てきて棄権に至りました。来週のマスターズに向けてしっかり治療していきます」とした。
3月初旬に首から肩甲骨にかけての痛みを訴えた松山は、今大会が「アーノルド・パーマー招待」以来4週ぶりのツアー復帰戦だった。開幕2日前には回復具合について「95%」と話し、練習に意欲的に取り組んでいたが、翌日(開幕前日)に再発しプロアマ戦を欠場。プレーの前後に救護室へと立ち寄った初日は、2オーバーの104位で終えていた。
2日目は出だし10番から1Wを振り、フェアウェイからの第2打をピンそば1mにつけてバーディ発進。9ホールを2バーディ、1ボギーで回った。スタート時から右の首筋にテーピングを施し、途中、早藤将太キャディにマッサージをしてもらうシーンもあった。
前日からの27ホールを終えた時点で予選カットラインには届いていなかった。マスターズでの戦いに向け、大事を取る意味も大きいとみられる。ひと足早くオーガスタに飛び、回復と調整を図りたい。(テキサス州サンアントニオ/桂川洋一)
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