【グッドイヤー(米アリゾナ州)3日(日本時間4日未明)】米大リーグ、レッズの秋山翔吾外野手(33)が開幕のメジャー登録枠28人を外れ、キャンプ施設内で会見した。
「結果が全ての世界なので、仕方ない部分もある。こういう可能性は、メジャーに来てからずっとある」
3年契約最終年となった今季はここまで、オープン戦7試合に出場し、打率・182(22打数4安打)だった。秋山は2020年に西武から海外フリーエージェント(FA)権を行使しレッズに移籍。同年は54試合で打率・245、昨年は88試合で・204と打撃でのアピールが果たせずにいた。
現状では、メジャー40人枠に残る。マイナー3Aで開幕を迎え、メジャー昇格を目指す選択肢もある。一方で、秋山の契約にはマイナー拒否権が含まれているため、レッズから自由契約となり、フリーエージェント(FA)として日米の他球団への移籍を目指す手段もある。
「自分の心の中では決まったところもありますけど、(家族や代理人ら)いろんな人と相談しなきゃいけない。でも、決断にそんなに時間はかからないと思います」と秋山は語った。今後は、米国内で民間の練習施設などを利用しながら、次の進路に向けて備える。「もちろんメジャーに戻ってきたい気持ちは一番ある」と、力強い決意の言葉で会見場を後にした。
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