海辺のバラ 被災者癒やす 穴水・澗口さん方 400株 地震に耐え見頃:北陸中日新聞Web - 中日新聞

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12.31
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海辺の薔薇園に色鮮やかに咲く多種多彩なバラ=穴水町沖波で

海辺の薔薇園に色鮮やかに咲く多種多彩なバラ=穴水町沖波で

 穴水町沖波の澗口良夫さん(75)方で、約150品種400株のバラが今年も見頃を迎えた。育て始めて50年の今年は、能登半島地震による地割れなどの被害もあったが、変わらず華やかに咲き誇り、被災者の癒やしとなっている。(小林大晃)

 七尾湾に面している澗口さん方の庭園は「海辺の薔薇(ばら)園」と銘打ち、約2500平方メートルに多種多彩なバラが植わる。深紅のグランデアモーレや黄色のイングリッシュローズなどが鮮やかに目を引く。見頃の時期は無料開放しており、昨年は町内外から約800人が訪れた人気スポットだ。

 金沢市のバラ園を見たのをきっかけに、独学で育て始めたという澗口さん。来訪者の増加に備え、テーブルや椅子を設けた休憩所を増設する矢先、地震に見舞われた。

 園内は地割れが数カ所で起き、ツルバラを絡ませる支柱も傾いたが、幸い大きな被害はなかった。咲くか心配だったが、4月に入り葉の色や新芽が出る様子を見て安心したという。「去年みたいにはいかないが、ちゃんと咲いてくれた」と胸をなで下ろす。

 地震を受け、今年は「再会に感謝とありがとう」などと書いた看板を園の入り口に掲げた。澗口さんは「輪島市の被災者もバラを見て顔色が明るくなった。少しでも元気を与えられれば」と話した。

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石川 輪島 被災者から生活の悩み聞き取り行政の支援につなぐ | NHK - nhk.or.jp

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12.31
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そして、数人の班に分かれて市内を巡り、1軒1軒を訪問して地震後の生活での悩みや困ったことがないか聞き取りを行いました。

この取り組みを行っている「ダイバーシティ研究所」によりますと、25日までに輪島市内の4割ほどの住宅を訪問し、精神面の不調や住宅の再建についての悩みなどが寄せられているということです。

聞き取った内容は今後、市などに報告して被災者を支援する施策につなげていくとしています。

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<EYES> NPOカタリバ代表 今村久美さん 被災者にお出かけの機会を:中日新聞Web - 中日新聞

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01.31
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 「何も楽しいことがありません。子どもがかわいそう」「震災の影響で失業したので、生活が困窮している。子どもには、娯楽どころか習い事、部活動の継続も困難」「自宅は一部損壊で、修繕費は自己負担。なかなか自由になるお金がない」

 これは、能登半島地震被災地の保護者向けアンケートに寄せられた声。発災から5カ月近くたつ今も、能登半島ではインフラの復旧がままならない地域もあり、多くの人が大変な生活を続けている。そんな状況の中、ゴールデンウイークを前に、カタリバと、遊びの予約サイトを運営する「アソビュー」は、被災地で子育てする保護者にお出かけなどに関するアンケートをした。

 答えてくれた154人のうち約9割が、「震災後、お出かけや遊びの機会が減った、なくなった」と回答。別の設問で「震災の影響で、(昨年と比較して)ゴールデンウイークのお出かけの機会が減った」と回答した人に理由を尋ねると、7割超が「経済的な理由」と答えた。

 倒壊した家屋がそのままになっている地域では、子どもが普段、自由に遊べる場所も限られている。コロナ禍が明け、外出ムードが高まる世間とは裏腹に、金銭的な理由や、家の片づけ、周囲の環境から、出かけることができない被災地の現状が明らかになった。

 そこで、アソビューと協働し、被災地の家庭に、お出かけや遊びに使えるクーポンを配布するプロジェクトを開始する。その資金を集めるため、同社のサイト内でクラウドファンディングを実施中なので、ご協力いただけたらうれしい。今回の取り組みが被災地の家庭にとって、明日もがんばろうと思えるエールになればと願っている。

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阪神・淡路の被災者支援や終末期ケアに尽力 医師の梁勝則さん死去 - 神戸新聞NEXT

阪神・淡路の被災者支援や終末期ケアに尽力 医師の梁勝則さん死去 - 神戸新聞NEXT

22.31
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梁勝則さん(2019年撮影)

 阪神・淡路大震災の被災者支援、終末期ケアに尽くした医療法人社団林山朝日診療所(神戸市須磨区)理事長で、医師の梁勝則(リャン・スンチ)さんが21日午後1時57分、脳幹出血のため神戸市中央区の病院で死去した。68歳。島根県出身。通夜は24日午後6時から、葬儀・告別式は25日午後1時から、いずれも神戸市兵庫区新開地3の2の15、平安祭典神戸会館で。喪主は妻の宇野(うの)さつきさん。

 群馬大医学部を卒業、1995年の阪神・淡路大震災時は避難所や仮設住宅で診療し、被災者を支えるNPO法人「阪神高齢者・障害者支援ネットワーク」(当時)の理事長も務めた。

 自身のクリニックでは、在宅医療や緩和ケア、認知症ケアに取り組んだ。2019年に喉頭がんが見つかり、治療していたという。

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被災者や地域住民の居場所づくりに 「スクールドッグ」と住民らが交流 - 日本海新聞

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19.31
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  • 青木さん(中央)の説明を受けながらスクールドッグと触れ合う参加者=23日、鳥取市若桜町のとっとり震災支援連絡協議会事務所

 犬との触れ合いを通して心身の安定や新たな居場所づくりにつなげてもらおうと、とっとり震災支援連絡協議会(佐藤淳子代表)は23日、鳥取市若桜町の同会事務所で、「スクールドッグ」と住民らが交流するワークシ...

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生かされた命被災者のために、同僚連れ東日本や能登へ…阪神大震災で阪高から転落寸前のバスに乗務 - 読売新聞オンライン

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00.31
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 阪神大震災で倒壊した阪神高速道路の橋桁から奇跡的に転落を免れたバスに乗車していた運転手の男性が、会社の同僚と一緒に能登半島地震などの被災地でボランティアをしている。「生かされた命を役立てたい」。男性の思いは、若い後輩たちも巻き込んだ活動につながっている。(京都総局 下林瑛典)

 1月の能登半島地震で震度7を観測し、2人が亡くなった石川県志賀町。4月7日、帝産観光バス京都支店(京都府長岡京市)の安井義政さん(62)が同僚ら約10人と、傾いた蔵の片付けにあたっていた。

 約7時間、黙々と畳やふすまを運び出し、「実際に作業すると、被害の大きさを実感する」と話した。住人の男性(88)は「1人じゃどうしようもなかった。遠くから来てくれてありがたい」と喜んだ。

 1995年1月17日、安井さんは長野県のスキー場から神戸へ向かう夜行バスの交代要員として、運転する先輩の隣で乗務していた。阪神高速神戸線を走行し、兵庫県西宮市にさしかかった時、突然大きな揺れに襲われ、道路が波打っているのが見えた。「ブレーキがきかへん」。先輩の叫び声が聞こえた。

 長い揺れの後、安井さんは先輩や乗客3人と後方の扉から脱出し、非常階段で地上に下りた。対向車線から落下したとみられる車が火柱を上げていた。

 見上げると、バスは前輪が宙に浮いた状態で止まっていた。使い捨てカメラで撮影し=写真=、「あと1メートル進んでいたら……」と震えた。落下を免れたバスは、震災を象徴する場面として海外のメディアでも報じられた。

 震災後もドライバーを続けている安井さん。ボランティアを始めたのは、2011年の東日本大震災がきっかけだった。

 同僚らに「阪神大震災の時に全国から助けてもらった。今度は自分たちが助けないと」と声をかけ、社長に直談判。発生から約半年後、約50人と一緒に岩手県陸前高田市に入った。16年7月には熊本地震で被災した熊本県西原村を訪れた。

 安井さんは参加する後輩たちに、スマートフォンに保存したバスの写真を見せ、阪神大震災の経験を話している。「当時を知っている人が、知らない人に伝えることが大事」と考えるからだ。

 能登半島地震が発生した今年の元日は、京都市内の自宅にいた。テレビで流れた石川県輪島市の朝市通りの火災が、29年前に西宮市で見た光景を思い出させた。今回も社長に掛け合い、被災地へ行く参加者を募った。

 能登のボランティアに参加した運転手の田中 一色ひいろ さん(24)は、陸前高田市出身。東日本大震災で小学5年の時に被災した。津波を思い出すかもしれず、能登に行くことにためらいがあったが、安井さんや先輩社員から「厳しいなら何もしなくても大丈夫だから、行かないか」などと声をかけられ、足を運んだ。

 田中さんは「東日本大震災では大勢の人に助けてもらい、自分も恩返しをしなければと考えた。少しは役に立ったと思うので、参加できてよかった」と話した。

 安井さんは「僕らのように被災した経験がある人間が行動することで、支援の輪が広がればいい。これが、生きながらえた自分の使命だと思う」と語った。

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被災者の健康支える足ケア 大阪の看護師ら、けがや感染症防ぐ:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル

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04.31
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 能登半島地震の被災者の足を洗ってケアする。そんなボランティア活動を続けている大阪の看護師らがいる。名付けて「足浴ナイチンゲール」。けがや感染症を防ぎ、健康を保つ効果があるという。被災者を足元から支えている。

 「気持ちいい」。4月21日、石川県輪島市の高齢者施設。看護師の細田夕子さん(45)に足…

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