[株式会社オンザウェイ]
感染症対策に、カメラレンタルから収集データまでパッケージで提供
無線機やカメラのリース及びレンタル行う株式会社オンザウェイ(東京都町田市、野中元樹代表取締役)は、スポーツイベントや展示会、大規模な国際会議などの会場で、入場者数やエリア内に滞在する人数などをリアルタイムで把握したり、性別や年齢層を認識したりできるAIカメラソリューション「TERAS(テラス)、以下テラス」を開発しました。
イベント時の現場検証やデモ体験を希望する法人、自治体を対象に、申し込み受付を3月22日より開始しました。新型コロナ感染症予防にも威力を発揮するものと期待されています。
テラスの特徴は、会場内の常設または仮設のネットワークカメラから、収集したデータをお客様のパソコンやスマホにリアルタイムで提供するまでをパッケージ商品として用意しました。また、短期・単発利用からサブスクリプション(期間内の定額利用)サービスまでの多様な利用方法を備えました。
企業、自治体、スポーツ団体、テーマパーク、レジャー施設、イベント企画で導入を目指します。
テラスの利用価格はシステムの提供内容などによって異なりますが、5万円(税別)~を予定しています。ネットワークカメラ本体もセットで貸出が可能です。
■開発の経緯
オンザウェイは、これまでマラソン大会などの大規模イベントの開催時に、多数の無線機をレンタルして大会運営を支援してきた実績があります。その際のイベント運営者からの要望や意見などをもとに、正確で迅速な人数の把握などが求められていることが判明しました。こうした要望などに対応するために、今回、システム開発に乗り出し商品化することとなりました。すでに2020年秋から21年初頭にかけて町田市内で、株式会社アジラ、株式会社CASCAVELFUTSALCLUBE(Fリーグ所属ベスカドーラ町田の運営企業)と町田私立総合体育館と共同で実証実験を行ってきました。これらの実証実験の結果として、クラウドならびにエッジAIデバイス運用で、双方に高い精度を得られました。
■システムの特徴
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