唐津の児童、炭焼きで被災者支援 売上金寄付 トルコ・シリア地震 - 毎日新聞

唐津の児童、炭焼きで被災者支援 売上金寄付 トルコ・シリア地震 - 毎日新聞

23.31
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唐津市役所で社会福祉協議会の吉田善道会長(後列中央)にトルコ・シリア地震救援金を託した大良小6年生たち。後列左端は渡辺謙校長=佐賀県唐津市で2023年3月9日午前10時9分、峰下喜之撮影 拡大
唐津市役所で社会福祉協議会の吉田善道会長(後列中央)にトルコ・シリア地震救援金を託した大良小6年生たち。後列左端は渡辺謙校長=佐賀県唐津市で2023年3月9日午前10時9分、峰下喜之撮影

 トルコ南部を震源とするトルコ・シリア地震の被災者に役立ててもらおうと、佐賀県唐津市立大良(だいら)小学校(31人)は9日、児童が焼いた木炭の売上金と校内募金の計1万4258円を日本赤十字社に寄付した。3学期の歴史と道徳の授業で、1890年に和歌山県沖で沈没したトルコ軍艦エルトゥールル号に対する住民らの救助活動を学んだ6年生が「自分たちにもできることを」と発案したという。

 校内には30年ほど前にトタン屋根の土窯が築かれ、3~6年生が地域の伝統産業を体験するため隔年で炭焼きに取り組んでいる。2022年12月に地域の学習支援グループが提供したカシやドングリなど原木を約60センチに切りそろえ、土窯に運んで年明けに火入れ。23年2月8日に窯を開くと黒い木炭が出来上がっていた。

 地震発生の2日後で、6年生の山崎暖和(ひなた)さん(11)は「トルコは仲良くしたい国なので、自分たちでできることを考えた」と振り返る。2キロずつ詰めた袋を57個用意し、1個300円で保護者らに直売したほか、学校周辺3カ所の商店で例年通り委託販売した。売上金はこれまで図書購入費などに充ててきたが、22年度は地震救援金に4000円を支出した。

 2月14日~3月3日には、6年生がトルコ国旗をあしらった募金箱を職員室に置き、張り紙で「じしんによるひ害でトルコの人は家がこわれたり、道路がふさがれたりしてこまったいます。トルコのために1円でもぼ金をしましょう」と呼びかけた。

 渡辺謙校長(54)によると、1~6年生と教職員のほか、保護者や地域住民からも浄財が寄せられたという。

 売上金と合わせて寄付先は市の紹介で「2023年トルコ・シリア地震救援金」を募る日赤に決めた。市役所で山崎さんら卒業を控えた全4人の6年生から受け取った日赤唐津市地区の事務局を務める市社会福祉協議会の吉田善道会長(71)は「素晴らしいボランティア活動の成果を、現地の救援活動などに活用させていただきたい」と約束。引率した担任の永田珠美教諭(58)は「子供たちの心の中に、国際協力や人間愛、助け合う気持ちが育ってうれしい」と見守った。【峰下喜之】

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原発事故の被災者と水俣病患者つなぐメッセージ紹介 パネル展|NHK 福島県のニュース - nhk.or.jp

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21.31
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福島の原発事故の被災者と水俣病患者などとの交流を示すメッセージを紹介するパネル展が福島市で開かれています。

このパネル展、「今、水俣から福島を想う」は環境汚染や被害者の救済など、共通した課題と向き合う2つの地域の研究と住民の交流に取り組んできた熊本大学大学院の石原明子准教授と福島の有志が企画しました。

会場には、水俣病患者らが原発事故の被災者に寄せたメッセージなど40点余りが展示されています。

このうち、水俣病患者が「水俣病と原発事故の問題はとても共通点が多いのではないか、同じ過ちが繰り返されているのではないか。心が痛くなりました」などとつづっています。

また、原発事故で飯舘村から避難した男性が水俣の人たちとの交流を通じて「今は絶望の中にいるかもしれないけれど、何十年先にきっと乗り越えた未来が待っているかもしれない」と前向きになったことを示すメッセージも紹介されています。

石原准教授は「福島も水俣も地域の分断を経験しました。さまざまな立場の人の思いが展示されているので、心に響くメッセージを見つけてもらえればうれしいです」と話していました。

このパネル展は福島大学の集会所、「如春荘」で今月12日まで開かれています。

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<人吉市議会>8日一般質問 熊本豪雨の被災者、見守りで孤立防止|熊本日日新聞社 - 熊本日日新聞

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21.31
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 【人吉市】8日、一般質問を続開。田中哲、徳川禎郁、平田清吉、福屋法晴(新生市民ク)、宮﨑保、池田芳隆(改革ク)の6氏が聞いた。  熊本豪雨被害を受けて建設している災害公営住宅の入居者の孤立防止策について、市は「見守り活動やイベント開催、...

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トルコ大地震被災者にランタンを 総社市 野口さん、さださんと連携:山陽新聞デジタル|さんデジ - 山陽新聞デジタル

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23.31
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 総社市は、トルコ・シリア大地震の被災者支援として、太陽光充電式のランタンを贈るプロジェクトに協力する。登山家の野口健さんが代表を務めるNPO法人ピーク・エイド(山梨県)、歌手のさだまさしさんが設立した公益財団法人風に立つライオン基金(東京)と連携して取り組む。

 ランタンは、ピーク・エイドと災害時支援で協力する企業「ランドポート」(同所)の商品で、8時間の充電で最長72時間点灯できるという。トルコ政府が要望し、唯一受け入れを認めている。第1弾として7千個の寄付が決まっている。

 総社市は市のホームページで事業を紹介する。片岡聡一市長は「明かりは心を温かくする。さださん、野口さんらと一緒に息の長い支援を続けたい」と話している。

 野口さんと総社市は、連携して寝袋の提供にも取り組んできた。十分な量が確保できたため、現在は受け付けを休止している。

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11、12日にプラネタリウム上映 震災被災者追悼、防災意識の啓発 釧路・遊学館:北海道新聞デジタル - 北海道新聞

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トルコ大地震から1カ月 被災者146万人がテント生活 大量のがれき撤去も課題[2023/03/05 22:37] - テレビ朝日

トルコ大地震から1カ月 被災者146万人がテント生活 大量のがれき撤去も課題[2023/03/05 22:37] - テレビ朝日

00.31
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 トルコとシリアで合わせて5万2000人以上が死亡した大地震から6日で1カ月になります。被災地ではテント暮らしを余儀なくされている人が146万人余りいて、政府の対応の遅れを批判する声も上がっています。

 トルコ大地震では、国内だけでも21万棟以上の建物が倒壊もしくは大きく損傷し、家を失った被災者の支援が課題となっています。

 トルコ政府によりますと、家を失った159万人余りが避難生活を送っていますが、仮設住宅が割り当てられたのは4万人余りにとどまっていて、ほとんどの被災者がテント暮らしを余儀なくされています。

 エルドアン大統領は1年以内に住宅を提供することを約束していますが、進まない復興に政府の対応を批判する声も上がっています。

 一方、被災地で大量に発生したがれきの処理も悩ましい課題となっています。

 国連は倒壊した建物などをすべて取り壊した場合、最大で約2億1000万トンのがれきが発生すると推計しています。

 これは1メートルの高さで100平方キロメートルの面積が必要になる量です。

 集積場所の確保の問題とともに、専門家はがれきの中に、人体に悪影響を及ぼすアスベストが含まれている恐れがあると警告します。

 がれき撤去を巡り、スピードと安全性のどちらを優先させるのか、被災地は難しい課題に直面しています。

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全国の被災者に無償レンタル 石巻の1台から始まったカーシェア支援:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル

全国の被災者に無償レンタル 石巻の1台から始まったカーシェア支援:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル

08.31
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 静岡市中心部の幹線道路沿いにある空き地に今年1月、車約30台が並んでいた。ボンネットには、足が車輪になったアルパカがモチーフのキャラクター「シェアルパカー」のイラスト。ナンバープレートは宮城、新潟、佐賀とバラバラだ。

 昨年9月の台風15号で被災した人に車を無償で貸し出すため、「一般社団法人日本カーシェアリング協会」(宮城県石巻市)が設けた臨時拠点だ。全国から寄付された車を集め、多い時は100台以上が貸し出された。利用者はガソリン代だけ負担すれば借りられる。

 浸水した住宅の改修は年が明けても続いていた。代表理事の吉沢武彦(44)はこの日、岐阜県長野県での連携協定締結式に向かう途中で拠点に寄り、現地スタッフと話し合った。「まだ車を必要としている人は多いから、継続しよう」

 近くの団体職員の男性(62)は協会の車を借りた一人。川沿いの自宅が浸水して自家用車が壊れ、レンタカーを借りられずにいたところ、同僚が紹介してくれた。買い出しや家具搬出での足を確保でき、「普段の生活は車なしでは保てない。本当に助かった」と言う。

 同市清水区の高校教諭の男性(57)は協会を訪れて「東日本大震災の被災地だった石巻の人たちがやってくれているのか」と驚いた。浸水した自宅から荷物を運び出すために利用した。「震災の時、自分は無関心だったんだなあと反省した。被災者になって初めて気づくことばかりだ」と振り返る。

 吉沢が協会を立ち上げるきっかけになったのは12年前の震災だ。

自然災害で被災した人に車を無償で貸し出すカーシェアリングが、東日本大震災の最大の被災地だった宮城県石巻市から広がっています。平時は違う形での活躍も。取り組みが、どのように支えられているかに迫ります。

「神戸元気村」元代表から突然の呼び出し

 震災約1カ月後の2011年…

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