
来週14日に投開票が行われる自民党の総裁選挙は、菅官房長官が、国会議員票の7割以上を固め、47の都道府県連に3票ずつ割り当てられた地方票でも大きく支持を広げており、優勢となっています。
NHKは、これまでに、国会議員票は、本人の意向の確認や、議員周辺の取材を、また、地方票は、全国の各放送局を通じて都道府県連などに情勢を取材しました。
その結果、国会議員票では、菅官房長官が、細田派、麻生派、二階派、石原派のほとんどと、竹下派の多くの議員から支持を得ています。また、谷垣グループや、無派閥の議員からも支持を集め、菅氏は、国会議員票394票のうち7割以上を固めています。
これに対し、岸田政務調査会長は、みずからが率いる岸田派に加え、谷垣グループと無派閥の議員の一部から支持を集めています。
また、石破元幹事長は、みずからが率いる石破派のほか、無派閥議員、竹下派、谷垣グループの一部が支持しています。
一方、地方票は、都道府県連ごとに割り当てられた3票の投票先を決めるため、44の都府県連では、党員などによる予備選挙が実施されます。
このほか、北海道連と新潟県連は、党員の意向調査などを行い、秋田県連は、地元選出の国会議員や県議会議員などが協議して決めることにしています。
NHKの情勢取材では、菅氏が、最も得票が多かった候補にすべての票を割り当てる「総取り方式」を採用する、地元の神奈川県や和歌山県、山口県などで3票を獲得する見通しとなるなど、多くの都道府県で優位な情勢で、大きく支持を広げています。
これに対し、石破氏は、地元の鳥取県で3票の獲得が有力視されているなど、得票に応じて3票を配分する、いわゆる「ドント方式」を採用する36府県の多くで、票を獲得する見通しです。
また、岸田氏は、地元の広島県で3票の獲得が有力視されているなど、岸田氏を支持している議員や派閥の議員の地元での得票が見込まれます。
このように、NHKの情勢取材では、国会議員票、地方票ともに、菅氏が優勢となっています。
各陣営は、来週14日の投開票日に向けて、態度を明確にしていない国会議員への働きかけを強めるとともに、党員などに電話で支持を呼びかけるなど、ギリギリまで運動を展開することにしています。
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September 11, 2020 at 03:16AM
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自民党総裁選 菅氏 国会議員票7割以上 地方票でも支持広げ優勢 - NHK NEWS WEB
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