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地球より「密」宇宙から見る東京五輪、星出さん語る(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース Yahoo!ニュース◇元東京都江戸川区土木部長・土屋信行さん
【防潮堤のない町 女川復興物語】(5)まずは「サンマ」の復活だ!
公共工事は、人にいやがられる仕事です。私も東京都で長く土地区画整理事業をやりましたが、最初は住民から怒声と灰皿が飛んできます。
「おれたちの生活のこと、何をわかってるんだ!」
そういう仕事です。まずは、反対から始まるのです。
でも、10年、15年とかかる事業のうちに、最後はお互いに抱き合って感謝されるようになります。娘さんの結婚式に呼んでくれた方もいます。
地道に、派手なことはないかもしれないけれど、話し合いをずっと突き詰めていく。反対の声も受け止める。そういうところから、一緒になってどうやったらいいまちができるのか導き出して初めて、まちづくりじゃないかと思うのです。
私がありがたいと思うのは、宮城県女川町とは10年、つき合いをさせてもらったことです。途中で「お前はいらない」と言われなかったし、特に最初の半年は本当に濃密に復興計画を練り、現場でいろいろな話をさせてもらいました。
その後は、町の区画整理審議会で10年、女川のまちづくりに関わらせてもらいました。10年前の、「最後まで見届ける」という約束も、果たすことができたと思います。
「反対」から学ぶ
私は東京都職員の時代から、まちづくりにあたっては関係する全世帯の「まちづくり個人カルテ」を作成し、事業に対するあらゆる希望を聞き、それぞれの家の事情を把握し、そこから導き出される「まち育て」の意識を醸成することを大切に考えてきました。
区画整理事業は必ず反対されるもの、最初は賛成されないものというところから、学んできた手法です。
どうやって作るかというと、カルテは個人情報であるため必ず面談し、1人につき最低1時間はお話をします。数枚の書き込み式用紙に、まちづくりに対する希望をはじめ、土地に関する希望、個人的な事情に関する希望などを書き込んでいきます。
面談は何度でも受けつけていて、本人の希望がその都度変わっても構いません。この心の変遷を残すために、記入するボールペンの色を黒→青→緑→赤などと、毎回変えます。
ほぼ全員のカルテが集まったところで、「まちづくり計画」と土地の交換である「換地」の配置を検討し、原案を決定します。
個人カルテの作成にはもちろん、全世帯のアンケートやヒアリングが必要です。そうなると全世帯との面談が必要になり、その作業の膨大さを恐れて、そんなことは無理だと思われるかもしれませんが、そうではないのです。
この過程を通らなければ、真のまちづくりにはなりません。隠れた不満を内包したまま進んでしまえば、いずれまちづくりそのものが瓦解(がかい)してしまうかもしれないのです。
全世帯を対象に記名アンケートを行い、これらの取り組みの経過をすべて町民に公開して、意見を述べることも絶えず自由であることが必要です。公表された案は原案であって、町民の意見により見直し、修正を加えて完成させることが、あらかじめ示されていなければなりません。このような取り組みこそが、住民協働のまちづくりなのです。
女川町の復興事業でも、当然のように個人カルテを作るべきだと提案しました。町役場も賛成してくれ、アンケートはすべて町の職員たちが取り組みました。
その結果、アンケートの対象世帯数2381世帯に対し、回収世帯数は2141世帯。回収率は実に90パーセントに上ったのです。
町役場の職員たちの汗で集めた町民の声です。
千通りのまちづくり
土地区画整理事業には、関連する法令が90以上あるといわれています。ですが、東日本大震災のようにすべてが壊滅的になってしまった地域の災害復興事業では、使える法令は限られています。
当然、区画整理は権利者全員との合意を前提とするため、住民との話し合いは欠かせません。逆に言えば、住民と話し合いを行わないですむまちづくりなどあろうはずもないのです。地域に住み続けるのは住民であり、その住民が納得し、子々孫々まで住み続けることがまちづくりの大前提です。
女川町でも、住民との話し合いは当然、濃密に行われました。震災から2カ月後の5月下旬から住民説明会を開き、復興方針の中間答申が出た段階で、避難所でも説明会や意見交換会が重ねられました。まちづくり計画は、町民の意見により目の前で変更が加えられ、住民たちも参加意識を持って最終的なまちづくり計画を確定することができたと思います。
住民一人一人との個別面談は常に受けつけ、町民全員の意見を聞き、100人いれば100通りの、千人いれば千通りのまちづくりをめざしたのです。
そのためのツールが、個人カルテでした。女川が「防潮堤のない町」になったのも、こうしたプロセスの結果といえるのです。
「100坪ルール」で譲り合う
「100坪ルール」。女川町の住宅高台移転にあたっては、こんな決まりを作りました。震災前、低地に5千平方メートルもの土地を持っていた人がいました。そういう人でも、東日本大震災級の津波がきても安全な「絶対安全高台」に住むのは、100坪=330平方メートルまでで我慢してください、というルールです。
高台移転は、みんなが望むのですが、充分な広さが取れない。本来の区画整理事業は、「換地」といって従前の土地と同じ面積を造成して渡さなければならない。けれど、女川ではみんなで話し合った結果、この原則をやぶって、みんな100坪までとしました。その代わり、誰もが安全な高台で、枕を高くして寝られるようになったわけです。
アルファタウリのピエール・ガスリーは、ホンダの2021年用パワーユニット(PU)”RA621H”のドライバビリティについて「完璧だ」と語った。
ガスリーは3日間のテストで連日走行し、初日は8番手、2日目は2番手、そして最終日はタイムが出にくい午前中の走行だったにも関わらず7番手と、常に上位に着ける走りを見せた。それだけではなく、レースシミュレーションもしっかりと実施している。またチームメイトの角田裕毅は、最終日午後のセッションを、トップタイムを出したマックス・フェルスタッペン(レッドブル)から僅差の2番手で終え、最高の形でテストを締め括った。
ガスリーは最終日午前中の走行を終えた後にインタビューに応じ、ホンダのPUについて好印象を感じていると語った。
「これまでのところ、僕らは本当に満足している。去年に比べて、一歩前進したよ」
ガスリーはそう語った。
「ドライバビリティ(コントロールのしやすさ)は、これまでの3日間で完璧だった。この面では、本当にポジティブだ」
「メルセデスが非常に強力なエンジン(PU)を持っているのは分かった。マクラーレンやメルセデスでも、それを見せつけていた。かなりのポテンシャルを秘めていることが分かるよ」
「でも、最初の予選を戦う前に、興奮しすぎたくない。2週間後には全体像が分かるだろう」
前述の通り、アルファタウリは3日間のテストで常に好調と言えるような走りを披露した。それについての興奮は、開幕後も具現化されると思うかと尋ねられたガスリーは、次のように語った。
「そうなると良いね。僕らもワクワクしたい」
ガスリーはそう語る。
「僕らは良いパッケージを持っている。でも2週間あれば状況は大きく変わってしまうこともあるから、簡単に結論は出したくない」
「マシンは良さそうに見えるけど、まだまだ改善が必要な部分がある。そういうやらなきゃいけない部分に取り組んでいるんだ」
「ワクワクするのに、十分な理由がある。シーズンの早い段階で、力強いパフォーマンスを発揮できるのを願っているよ。それが重要になるだろうからね」
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『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』が2021年3月8日に公開された。 先に断っておくと、私は肯定派ではない。 【写真】“本気すぎる”「エヴァ」コラボグッズ発見…! 評価順で言えば、「夏エヴァ>TV版>シンエヴァ」である。 『シン・』が良いと感じた人の気持ちを否定するつもりはまったくないが、モヤモヤしている人もいると思う。そういう人たちに向けて以下、書いてみたい。 ---------- *本記事は作品のネタバレを含むため、未鑑賞の方はご注意ください。 ----------
私は14歳でTV版の『新世紀エヴァンゲリオン』を観てドハマリし、『エヴァ』の謎本を通じて評論(家)というものの存在を認識したし、初めて買った二次創作同人誌も『エヴァ』だったし、高1のときには化学部の友達が作ったスライムを白く着色してシンジがアスカの前でオナニーして「最低だ、俺って」とつぶやくあれを再現する遊びをしたり(頭が悪すぎる……)、『夏エヴァ』(97年公開の『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』)で描かれた「現実に帰れ」という庵野秀明監督のメッセージを真に受けて悩みに悩んだあげく半年後くらいに買い溜めた『エヴァ』のビデオやフィルムブックをすべて売り払ったりしたという、いずれにしても当時何百万人かいた『エヴァ』ファンのひとりだった。 TV版の最終2話はそれまでの伏線をぶん投げてシンジの内面世界を描いていくことで賛否両論を呼んだが、筆者は「よくわからないが今まで観たことがないすごいものを観てしまった」という気持ちの方が強く、たとえその後劇場版が作られなかったとしてもよかったと思っているくらい衝撃を受けた。 夏エヴァは夏エヴァで、よくわからない部分もあったものの、やはり「今まで見たことがないとんでもないものを体験してしまった」と思いながら友達といっしょに1日で3回観た。自己完結した気持ちの良い世界ではなく、摩擦のある世界を選ぶのか? と問われてイエスと答えたシンジをアスカが「気持ち悪い」と拒絶する終わりは、肯定か否定かも判断できないくらい、ただただショックだった。 その夏エヴァで『エヴァ』は完結したものだと思っていたから2003年にPS2用ゲームで『新世紀エヴァンゲリオン2』が出たときは「ふざけんな」と憤ったし(97年7月発売のゲーム『鋼鉄のガールフレンド』も「許しがたい」と思った)、2007年に新劇場版が始まったときも「なんで今さらリメイクするんだろう」と醒めた気持ちでいた。 ただ2009年に『破』が公開されて、新劇場版制作時に制作陣が語っていた「若い世代に向けて作る」が本気の言葉だと思わせるような、単なるリメイクではない内容を見せつけられたときには一転して興奮したし、東日本大震災の混乱が色濃く刻印された2012年公開の『Q』を落ち着いて受けとめるには数年かかった。そんなわけで、なんだかんだ振り回されながらも追いかけずにはいられないのが『エヴァ』だった。 新型コロナウイルス流行に伴う1都3県に対する緊急事態宣言が延長されても公開延期の発表がされず、つまり公開日が確定してからその日を迎えるまでのあいだ、私はずっとそわそわしていた。
14日放送のTBS系「サンデー・ジャポン」(日曜・午前9時54分)では、お笑いコンビ「極楽とんぼ」の加藤浩次が、3月末で吉本興業とのエージェント契約を解消することを報じた。契約期間満了に伴い、双方の話し合いで合意し退社、独立する。コンビは解消せず、相方の山本圭壱は引き続き吉本所属となる。
加藤がMCを務める日本テレビ系「スッキリ」で共演していた演出家のテリー伊藤氏は「たぶん今日ね、加藤さんはこの番組を見てくれているんですよ。『サンジャポ』をよく見てくれていると言われているので。そんなわけで加藤さん、ぜひ『サンジャポ』の方にも来て欲しい!」と呼びかけた。
これにはMCの「爆笑問題」太田光も「それいいねー」と乗り気だった。