農水省は31日、2021年産水稲の8月15日現在の作柄概況を発表した。作況指数で106以上に相当する「良」は青森県1県。北海道、山形など5道県が「やや良」(同102~105)、新潟、秋田など20府県が「平年並み」(99~101)だった。東日本の主産地が軒並み「平年並み」以上となる一方、天候不順の影響を受けた西日本を中心に、20都府県は「やや不良」(95~98)だった。
21年産の主食用米の作付面積は、前年比最大6・5万ヘクタール減る見込みで、同省が需給均衡に必要とする転換をほぼ達成した。だが、21年産米の需給の目安となる22年6月末の民間在庫量は適正水準を上回る210万トンの見通し。作況次第では、余剰感が膨らむ可能性がある。刈り取りが始まり、作況指数を示す次回(9月25日現在)の調査結果が焦点となる。
20年産米の作付面積(21年産は未集計)で上位10道県の主産地を見ると、9位の千葉が「やや不良」となった他は、いずれも「平年並み」以上だった。2位の北海道、7位の山形、10位の岩手が「やや良」。「良」の青森は同11位。
東日本を中心に、「平年並み」以上となった産地では、出穂期まで総じて天候に恵まれた。一方、「やや不良」は東海や中国、九州が中心で、6月下旬から7月上旬の日照不足や8月上中旬の台風、大雨などの影響が出た。8月は中旬以降、全国的に長雨となったが、その影響は「次回の調査に本格的に反映される」(同省生産流通消費統計課)という。
同省は同日、西南暖地の早期栽培米などの作況指数も発表した。徳島と高知、沖縄が99、宮崎と鹿児島が101だった。
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September 01, 2021 at 03:00AM
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水稲主産地「平年並み」以上 8月15日作況 西日本「やや不良」傾向 - 日本農業新聞
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