被災者見守る生活支援相談員がゼロに 仙台市社協 - 河北新報オンライン

被災者見守る生活支援相談員がゼロに 仙台市社協 - 河北新報オンライン

07.32
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 東日本大震災の災害公営住宅に入居する被災者を戸別訪問する「生活支援相談員」の仙台市内への配置が本年度、ゼロになったことが分かった。相談員を派遣していた市社会福祉協議会は「既存の地域福祉に移行して、見守りを続ける」と説明する。ただ、一人一人が抱える課題は複雑化しており、継続した支援の重要性も指摘され…

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土砂災害発生の想定で災害救助犬使い被災者捜索訓練 大町町|NHK 佐賀県のニュース - nhk.or.jp

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12.33
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大雨や地震によって土砂災害が起きたという想定で、警察が災害救助犬とともに倒壊した家屋に取り残された人を助け出す訓練が大町町で行われました。

大町町にある災害救助犬の育成や派遣を担うNPO法人の拠点事務所で行われた訓練には、白石警察署や機動隊のほか、NPO法人のメンバーなどおよそ30人が参加しました。

訓練は、大雨や地震で土砂崩れが発生し、家屋が倒壊して2人が取り残されたという想定で進められ、はじめに警察がドローンを飛ばして被災現場の詳しい状況を確かめました。

続いて行方不明者の捜索にあたり、災害救助犬が加わると、救助犬は嗅覚を頼りに取り残された1人を見つけ出し、大きくほえて周囲に知らせて救出につなげました。

また、土砂の下敷きになった人を警察官がスコップなどを使って土砂を掘り進めて助け出していました。

白石警察署の前田将智警備課長は「災害救助犬が不明者の迅速な発見につながることを実感した。災害対策に完成形はないので、今後も危機感を持って取り組んでいきたい」と話していました。

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「困ったときはお互い様」被災者受け入れた旅館が半焼 福島・小名浜:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル

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10.33
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西堀岳路

 10日午前2時ごろ、福島県いわき市小名浜沖見の旅館「新よね」で、「建物内に煙が充満している」と宿泊客から119番通報があった。いわき東署などによると、木造一部3階建ての建物が延べ930平方メートル半焼し、約5時間後に鎮火した。宿泊客3人のうち1人が煙を吸って、病院へ搬送された。命に別条はないという。

 署によると、建物南西側の物置付近が最も激しく燃えているといい、原因を調べている。

 新よねは小名浜港近くの純和風の伝統ある旅館で、東日本大震災の津波で1階が浸水する被害に遭ったが、修復して営業を再開。昨年5月に同市で震度5弱の地震があった際には、市の臨時要請に「困ったときはお互い様」と応じ、土砂崩れで避難した近所の一家を受け入れた。

 この時、新よねに避難した河野辰弥さん(34)は「食事など、いろいろ親身に世話していただき、長男が小さかったので助かった。火事はショックで、何かお力になれることをしたい」と話した。(西堀岳路)

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小泉氏が「トモダチ作戦被曝者支援」に注いだ心血 - 東洋経済オンライン

小泉氏が「トモダチ作戦被曝者支援」に注いだ心血 - 東洋経済オンライン

09.32
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原発事故のさなかに被災者の救援活動に従事した米軍兵士たち。知られざる健康被害の実態と、小泉元首相らによる支援活動の一部始終。

インタビューを受ける小泉純一郎元首相

小泉純一郎(こいずみ・じゅんいちろう)/元首相。1942年生まれ。郵政相、厚生相、首相などを歴任。(撮影:尾形文繁)

東日本大震災で被災した住民の救援活動「トモダチ作戦」に従事した米軍の元兵士たちの間で、東京電力福島第一原子力発電所事故の放射線被曝による健康被害を訴えるケースが相次いでいる。白血病や甲状腺、消化器系のがんなどを発症した現役および元兵士・軍属は数百人に上るとみられ、これまでに20人の死亡が判明している。

日本に貢献してくれた元兵士たちを助けようと、小泉純一郎元首相らが発起人となって「トモダチ作戦被害者支援基金」(通称、「小泉基金」)を立ち上げたのは2016年7月。翌2017年3月末までに約3億円の寄付金を集め、約350人の元兵士たちに医療費名目の一時金を支給してきた。

同基金は昨年7月、「一定の役割を果たした」として、残余財産を米国赤十字社が引き継ぎ、活動を事実上終えた。

2016年5月に渡米し、米カリフォルニア州サンディエゴで「トモダチ作戦」に従軍した元兵士たちと面会、救援基金設立を主導した小泉氏に話を聞いた。

──元兵士たちから話を聞いて、どう感じましたか。

サンディエゴのホテルで12人の元兵士たちと会った。1人につき30分から1時間かけてじっくり話を聞いた。もともとは若くて頑健な兵士で、防護服も着ず放射性物質が降り注ぐ中で被災者の救援活動に励んでくれた。

そうした元兵士たちが病にかかって苦しんでいた。話を聞いた元兵士の病状は比較的軽いほうだったが、明らかに体の具合が悪い。これはたいへんなことだと思った。

──彼らはどんなことを求めていましたか。

「日本政府にしてもらいたいことはあるか」と尋ねたところ、これをしてくれ、あれをしてくれと求めることはなかった。病気を患っていながらも、後悔めいたことは何も言わない。ただ自分たちを温かく迎えてくれた、日本という国が世界中でいちばん好きだという。

この言葉を聞いて、お見舞いだけではいけない、この人たちのためにできることはないかと思った。

米国では軍を除隊すると民間の病院で治療を受けねばならない。その医療費は日本とは比べものにならないほど高い。そこで、少しでも治療に役立ててほしいという思いから、救援基金を立ち上げた。

全国行脚で脱原発訴える

──小泉さんは全国を行脚し、募金活動に尽力しました。

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被災者と高校生句会11年 世代超え共感心の復興 東松島・あおい ... - 読売新聞オンライン

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05.31
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 五・七・五のたった17音に、四季折々の古里の風景やその時の思いを乗せる。東松島市の集団移転地「あおい地区」の住民と、小牛田農林高校(美里町)の文芸部員が、俳句を通じた交流を11年間続けている。思い思いに句を詠み、世代を超えて共感し合う機会は、東日本大震災からの心の復興につながっている。(榎戸さくら)

 3月5日、同地区の西集会所で20回目の句会が開かれ、10~90歳代の約30人が集まった。この日のお題は、春の季語「 陽炎かげろう 」と「卒業」。制限時間30分で、それぞれ1句ずつ考える。作者を伏せた状態で投票し、上位3人が発表される。

 〈陽炎か/二日酔いかで/悩みます〉

 揺らいだ視覚をユーモアたっぷりに詠み、同率1位に輝いたのは元漁師の雫石良一さん(87)の句。女子部員が「情景がよくわかる」と感想を言うと、「お酒飲んだことないはずだよね」と笑いが起きた。雫石さんは、震災で自宅と多くの友人を失い、ぼう然としていた時期に、初めて句会に参加した。「一度顔を出したらやみつき。高校生から元気をもらう」と豪快に笑った。

 句会は2012年4月、部員の発案で、同市の仮設住宅で始まった。県在住の俳人・高野ムツオさんの指導を受けながら、生徒主体で年2回の活動を続ける。前顧問の高橋かおるさん(64)は当初、「つらい被災体験の作品が出たときに、ちゃんとまっすぐ受け止めることができるだろうか」という不安があった。

 〈震災の/親友を葬りて/春の風〉などと、春の穏やかさと相反する被災の悲しみを表現する住民も、もちろんいた。

 しかし、 杞憂きゆう だった。回を重ねるにつれ、住民の表情が豊かになっていく。高校生と手をたたいて笑ったり、談笑しながら肩を組んだり。句にもだんだん、新生活の喜びがあふれていった。

 〈新しき/あおいの実家/風光る〉。集団移転地に新たにできた「実家」が詠まれた句だ。

 「17文字にはき出すことで気持ちが楽になる」と、地区会長の小野竹一さん(75)は、句会の意義を語る。家族や友人を亡くした心の傷は、死ぬまでなくならない。「若い皆さんの力を借りて、心が癒やされるんです」とほほえむ。

 高校生にとっても世代を超えた交流は新鮮だ。高校2年の女子生徒(16)は「普段関わりのない世代の人と話せて楽しい。健康に良い食べ物を教えてもらいました」と笑顔を見せる。

 これまでに生まれた句は1000を超え、10年となった昨年7月には句集も刊行した。「祖父母と孫の年の差でも、俳句から浮かび上がる情景に感動するのは一緒」と前顧問の高橋さんは言う。11年かけて築いた「句の絆」は、今後も続いていく。

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「助けを」とシリア被災者 - カナロコ by 神奈川新聞

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03.32
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 シリア北西部イドリブ県で、悪天候による被害を受けた大地震の被災者用テント=3月29日(ゲッティ=共同)

 【カイロ共同】シリアは2011年から内戦が続き、2月の大地震は長引く人道危機に拍車をかけている。6日で地震から2カ月。「状況は厳しくなるばかりだ」「助けが本当に必要」。内戦で分断したアサド政権地域、反体制派地域双方の被災者が、オンラインなどの取材に苦境を訴えた。

 シリア北部の被災地は3月後半、悪天候に見舞われた。反体制派地域の北西部イドリブ県の無職ニムルさん(48)は「多くの被災者が嵐で避難用のテントを失った」と話した。

 国際支援は行き届かず、衛生環境の悪化で病気も増えているという。イスラム教のラマダン(断食月)中だが、「食べるものがなくて断食している人もいる」と嘆いた。

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熱海土石流 1年9カ月 被災者支援室が発足 市役所に復興・訴訟対応の ... - 東京新聞

熱海土石流 1年9カ月 被災者支援室が発足 市役所に復興・訴訟対応の ... - 東京新聞

00.33
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被災者の相談に乗れるよう、新年度から新たに設置された被災者支援室=熱海市役所で

被災者の相談に乗れるよう、新年度から新たに設置された被災者支援室=熱海市役所で

 静岡県熱海市伊豆山(いずさん)で発生した大規模土石流災害による被災者支援につなげるため、市は被災者支援室を新設し三日、業務をスタートさせた。ハード面で復興を進める部署や、被災者らと係争中の裁判に対応するための部署も立ち上げた。(向川原悠吾)

 被災者支援室は長寿介護課に設立。市は今夏に想定される警戒区域の解除後、帰還する被災者を対象にした引っ越しや家屋のリフォーム、清掃などに使ってもらう費用の支給などの窓口になる。生活再建にかかる各種申請を受け付けたり、生活相談に乗ったりするという。

 同室の職員は五人。小竹洋介室長は「被災者の声を丁寧に聞きながら協力していきたい。警戒区域の解除後に本格化する復旧復興の支援にしっかり取り組みたい」と語った。

 都市整備課にはライフラインや道路、宅地の復旧などを請け負う復興調整室を八人体制で設置。同課の渋谷義男復興担当専門監は市が示す復興計画に沿って進めるよう「進捗(しんちょく)のめどをしっかりと立てていきたい」と話した。

 市が被災者や遺族から提訴されている民事訴訟への対応として、土地訟務管理室もまちづくり課に職員四人の態勢で発足した。 

◆進まぬ復旧 住民ら不安視 「立ち入り禁止」継続 「早く元の生活に戻して」

被災地に向けて手を合わせる土石流災害の被災者や遺族ら=熱海市伊豆山で

被災地に向けて手を合わせる土石流災害の被災者や遺族ら=熱海市伊豆山で

 熱海市伊豆山で発生した大規模土石流災害から三日で一年九カ月を迎えた。被災現場近くでは遺族や被災者ら二十人近くが集まり、災害関連死一人を含む犠牲者二十八人に黙とうをささげた。

 市は今も被災地を立ち入り禁止の警戒区域に指定。解除の条件の一つにしている砂防えん堤は三月に完成した。もう一つの条件として、崩落した盛り土があった場所に残る不安定土砂の撤去を掲げており、作業を進める県は五月中にも終える見通しでいる。

 被災地の復旧工事は警戒区域が解除されてから本格化することになっている。そのためなかなか復旧が進まない現状を不安視する被災者もいる。母親の太田和子さんを亡くした太田朋晃さん(57)は黙とう後、「被災地の景色は全く変わっていないし、いつ戻れるようになるのか。早く元の生活に戻してほしい」と訴えていた。(向川原悠吾)

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