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被災者の住居確保を国に要請と石川県知事 カナロコ by 神奈川新聞からの記事と詳細 ( 被災者の住居確保を国に要請と石川県知事 - カナロコ by 神奈川新聞 )
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被災者の住居確保を国に要請と石川県知事 カナロコ by 神奈川新聞 本日14時42分頃、石川県能登地方を震源とする地震により、石川県珠洲市において最大震度6強の強い揺れが発生しました。この地震に伴い、若干の海面変動が予想されますが、津波による被害の心配はありません。また、志賀原子力発電所を始め、原子力発電所については、現時点で異常なしとの報告を受けています。人的・物的被害については、現時点、珠洲市で心肺停止者1名との情報や建物倒壊の情報が複数入っておりますが、詳細は現在確認中であります。
ライフラインについては、現時点では停電、通信障害、断水のいずれも被害情報なしとの報告を受けています。交通機関については、現時点では北陸新幹線は一部区間で運転を見合せとの報告を受けています。現在、県警、消防、自衛隊、海上保安庁のヘリ等により、被災地域の被害状況の確認を行っているところです。
総理とは先ほど電話で話をしたところですが、石川県と連携して被害状況の確認、被災者の救命・救助等に万全を期すよう改めて指示がありました。このほか、地震による被害状況及び現地の対応状況等を把握するため、石川県に内閣府調査チームを派遣することとしました。
引き続き被害状況の把握を進め、自治体と緊密に連携を図りながら、警察、消防、自衛隊、海上保安庁を中心に、救命・救助活動を最優先に災害応急対策に全力で取り組んでまいります。住民の皆様におかれては、引き続き震度6強程度の地震の発生に注意いただくとともに、揺れの強かった地域にお住いの皆様は、自治体の避難情報のほか、テレビ、ラジオ、インターネットなどの情報にも注意しつつ行動いただくようお願いいたします。私(官房長官)からは以上です。
共同通信, Kyodo
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シンガポールを訪問中の岸田文雄首相は5日、震度6強を観測した石川県の地震を受け、早急な被害状況の把握、政府一丸での災害応急対策、国民への的確な情報提供の3点を関係省庁に指示した。
松野博一官房長官は官邸での臨時記者会見で、被災状況などを把握するため、石川県に内閣府の調査チームを派遣すると表明。地震の発生に引き続き警戒するよう呼びかけた。「自治体の避難情報にも注意しつつ行動してほしい」とも語った。
政府関係者によると、首相はシンガポールを出発後、日本へ向かう政府専用機内から電話で松野氏と対応を協議し、県と連携して被災者の救命救助に万全を期すよう重ねて指示した。
【共同通信】
関西学院大学(西宮市)の金菱(かねびし)清・社会学部教授(災害社会学)とゼミ生9人が「災害の記憶を解きほぐす 阪神・淡路大震災28年の問い」(新曜社、税別2400円)を出版した。ゼミ生は震災後生まれで当時の出来事や思いを聞き取りするなどしてまとめた。【稲垣淳】
編者の金菱教授は大阪出身で震災が起きた1995年に関学大に入学。入試は震災発生から間もない2月1日で試験中も余震があったという。東日本大震災当時は東北学院大学(仙台市)に勤め、これまで東日本大震災についてのゼミ生の研究成果を5冊、編者として出版。2020年4月に関学大に教授で戻り、初めて阪神大震災をテーマにした。
今回の書籍は「愛娘の遺骨を抱いて、夢がつなぐ絆」「大きな出来事の風化と小さな記憶の発見」など9章。3月に卒業したゼミ生が2年生の秋から準備を始めて各1章を書いた。
熱海市伊豆山の大規模土石流は3日、発生から1年10カ月が経過した。市は被災地の「警戒区域」を9月1日に解除する方針だが、同日時点で避難先から帰還できる住民は一部にとどまる。被災者からは「まだ戻れない人は、いつ帰還できるのか」「ただ待つばかりでは心が折れてしまう」と嘆きの声が聞かれた。
警戒区域付近では3日、発災時刻とされる午前10時半ごろに遺族や被災者が犠牲者に黙とうをささげた。母親を亡くし、自宅が土石流で流された太田朋晃さん(57)は「うちがあった場所は道路と川になる計画だが、自宅の代替地がどうなるのか、先のことが見通せない」と不安を口にした。
市によると、警戒区域内に残っている46棟のうち、9月1日時点で32棟のライフラインが復旧する見通し。ただ、住宅跡地の造成や分譲までの道のりは長い。太田さんのように、今後の生活拠点をどこに置くか決められずに悩んでいる人は少なくない。
自宅が全壊した太田かおりさん(57)は「市は今後の見通しを逐一説明してほしい。復興計画自体に住民の意見が反映されているのかも疑問」と話した。
東日本大震災の被災地の復興事業に携わった土木設計エンジニアで、熱海土石流の問題を検証している清水浩さん(55)は「復興には行政と住民が話し合う過程が最も重要なのに、熱海市は合意形成を軽視しているように見える。技術的、法的に何が可能で、何が不可能かを住民に納得してもらうことで形が見えてくるはずだ」と指摘する。
熱海市で大規模な土石流が発生してから1年10か月となる3日、土砂が流れ下った現場近くでは、遺族や被災者が犠牲者を悼んで黙とうをささげました。
おととし7月に熱海市伊豆山地区で発生した大規模な土石流の被害では、災害関連死を含めて28人が亡くなりました。
発生から1年10か月となる3日、犠牲者の遺族や被災者5人が土砂が流れ下った現場近くに集まり、消防に最初の通報があった午前10時半ごろに黙とうをささげました。
最後の行方不明者でことし2月に死亡が確認された太田和子さん(当時80)の長男の朋晃さん(57)は「母や亡くなった人の冥福をお祈りしました。安らかに眠ってほしいです」と話していました。
また、土砂が流れ下った川の周辺を原則、立ち入り禁止にしていた「警戒区域」の指定を、熱海市がことし9月1日に解除すると発表したことについて、「ここから見える景色は全然変わらないので、このまま帰されてもどうなのかなと思います。これからどういう状態になるか楽しみでもあり心配でもあります」と話していました。
自宅が全壊する被害を受けた太田かおりさん(57)は警戒区域の解除後も地区を離れた生活が続くと不安を口にしました。
太田さんは「いつ戻れるのか確定せず漠然と待っていられません。復興に向けて一歩踏み出そうと思えることが復興の一歩なので市には住民に寄り添って街づくりに反映してほしいです」と話していました。
名古屋工業大学の教授が開発した、災害の被災地でも簡単に建てられる住宅「インスタントハウス」が、トルコ・シリア地震の被災地に建てられた。
4月17日、トルコ・アンタキヤ。名古屋工業大学の北川啓介教授らのグループが、トルコ・シリア地震の被災地を訪れていた。
2023年2月にトルコ・シリア国境付近で発生した巨大地震により、20万棟以上の建物が被害を受け、今も多くの人たちがテントやコンテナハウスでの避難生活を送っている。
被災地を支援しようと送られたのが「インスタントハウス」。建築デザインなどが専門の北川教授が開発した。
袋状のテントシートに空気を送り込み、中から断熱材を吹き付けるだけで、4時間ほどで建てられる。
夏は涼しく冬は暖かい上、風速80メートルに耐えられる強度もあることから、災害時の仮設住宅としての活用も期待されている。
北川啓介教授:
ソファとかテレビとか毛布とか絨毯とかカバンとか服とか、そういったものが挟まっちゃったまんまなんですよ。震災が起きてそのまんまの状況ですね
復旧がなかなか進まない中、少しでも快適に過ごせる空間を提供したいと、インスタントハウスの販売を担う「LIFULL」と災害支援を行うNGOが協力し、トルコで実際に設営するプロジェクトが計画された。
インスタントハウスが被災地に送られるのは初めてだ。
北川啓介教授:
現地に来てくださった大工さん、あと現地の方も早く簡易住宅ができるということで来てくださったり
現地の人たちに施工方法を伝えながら協力して建てていき、わずか1日で3棟のインスタントハウスが完成した。
現地の市役所スタッフ:
(設営は)テントを張るのと同じくらい簡単だと思いました。テントは中に空気が入らないのでとても暑くなりますが、インスタントハウスは夜も涼しく、中をより安全に保ってくれると思います
北川啓介教授:
「こんなに早くできるの?」っていうのが一番多かった声ですね。皆さんの感動した様子は本当に胸をグッと打たれてですね、作ってよかったなと思いました
北川教授は、避難生活を少しでも良いものにしようと自発的に動く、トルコの人々の前向きな姿勢に感動したという。
北川啓介教授:
インスタントハウスって現地の一般の人でも作ろうと思えば作れるような仕組みになっていますので、現地の人たちが自立をしていきやすい。家をつくるというのをもっともっとシンプルにしていくことで、被災された方々の心の持ち方でも、モチベーションがグッと上がってくるものですから、どんどん私も知見を現地に届けていきたいと思っています
LIFULLは今後も、トルコ側から要望があればインスタントハウスを建てていきたいとしている。
(東海テレビ)