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記録的大雨からまもなく1カ月。秋田市に設けられた支援拠点では、大雨の被害を受けた住宅などの対応方法が説明された。
秋田市の楢山コミュニティセンターで8日開かれた説明会には、地元の住民など約20人が参加した。
災害救援レスキューアシスト・川島浩義さん:
「細菌類・カビとかも繁殖してしまう環境が整いやすいのが、水害に遭った後の家の中。繁殖を抑えるために何が必要かというと『乾燥』。乾燥状態を維持できれば、大工さんが入ってくれるまでの間、家の中の主要な部分・部材が痛むことなく維持することができる」
被害は住宅によって異なるため、参加者は次々と質問していた。
参加者:
「水をかぶってしまった家電。まだ使えそうな微妙なものを無理して使うと、火事になったりしないかと心配」
災害救援レスキューアシスト・川島浩義さん:
「家電製品は、基本的にはにわか知識ではあまり触らない方がいい。試しに動くかどうかやってみて、駄目だったら処分するとか」
この他、水に漬かったコンセントが漏電しているかを確かめる方法が紹介された。
災害救援レスキューアシスト・川島浩義さん:
「大本のブレーカーを上げ、漏電ブレーカーを上げ、小さいブレーカーをどの順番でもいいので1つずつ上げていく。そうすると、漏電しているコンセントがあるとバチンと落ちる。すぐ落ちる。そこを落としておけば、それ以外の電源は基本的には使える」
片付けなどに追われる中、必要な情報を得られた住民は、安堵(あんど)の表情を見せていた。
参加者:
「すごくありがたい。必要な情報もいただけたので、今後の参考にしたい」
説明会は、来週以降も開かれる予定。
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