被災者のホテルへの受け入れを加速させるため、石川県の要請を受け、旅行業界が被災者とホテルの調整にあたることが関係者への取材で分かりました。今回の地震では断水や停電などライフラインの復旧に時間がかかっ…
全国駅伝へ意気込む大村蘭月さん＝入善町役場で
広島県で２１日に開かれる全国都道府県対抗男子駅伝競走大会に、入善町入善中学校の３年生３人が出る。９日に町役場で激励会があり、大村蘭月さんが「県の代表としてチームに貢献できる走りをしてきます」と抱負を述べた。
小坂玲央さんと米沢剛喜さんは体調不良で欠席した。３人は昨年１２月の全国中学校駅伝に出場した入善中の主力選手。
大村さんは能登半島地震にも触れ、「家に被害はなかったけど怖かった。地震のさなかに走ることができるのは幸せ。自分が良い走りを見せれば、県内で被災した方々も笑顔になってくれると思う」と述べた。同席した母真子さん（４２）も「被災して苦労している方々のためにも良い走りを」と願った。（島崎勝弘）
＜ユースクが調べます！＞ 北陸中日新聞「Your Scoop（ユースク）～みんなの取材班」は、無料通信アプリLINE（ライン）でつながった皆さんからの暮らしの疑問や困りごとを記者がとことん掘り下げ、疑問の解消や社会・地域課題の解決を目指します。事件事故などの情報や写真・映像の提供、不正の告発も受け付けています。秘密は厳守します。LINEで友だち登録し、ご投稿ください。
＜ユースクが調べます！＞ 北陸中日新聞「Your Scoop（ユースク）～みんなの取材班」は、無料通信アプリLINE（ライン）でつながった皆さんからの暮らしの疑問や困りごとを記者がとことん掘り下げ、疑問の解消や社会・地域課題の解決を目指します。事件事故などの情報や写真・映像の提供、不正の告発も受け付けています。秘密は厳守します。LINEで友だち登録し、ご投稿ください。
関連キーワード
おすすめ情報
氷見市は９日、能登半島地震の被災者支援策を発表した。災害見舞金として全壊世帯に１０万円を支給するほか、生活再建に必要な資金を貸し付け、市税を減免するなどの内容。林正之市長は同日の定例会見で「市民生活に寄り添いながら、一日も早い復旧に向けた対応を取っていく」と述べた。
支援策は実施中を含めて３０項目。見舞金は県の支援に市独自で上乗せし、全壊世帯に１０万円、半壊世帯に５万円、一部損壊世帯に２万円を支給する。被災で心身に重度の障害を受けた生計維持者に２５０万円を支給するメニューも設けた。
災害援護資金は被害世帯の世帯主を対象に、生活の立て直しに必要な資金１５０万～３５０万円を無利子などで貸し付ける。
倒壊ブロック塀の撤去・建て替えや地域コミュニティセンターの復旧経費の一部も補助する。固定資産税や保育料などを減免する。
県行政書士会と連携し、申請が困難な高齢者世帯を対象に、各種補助金の申請書の作成に無料で対応する。
道路や学校など公共施設の修繕などを含めた事業費として２０２３年度一般会計１月補正予算１０億円、水道管や下水道管の緊急修繕経費として水道と下水道両事業会計の各５千万円を９日に専決処分した。
能登半島地震の発生により、被災した多くの方々が不自由な避難生活を余儀なくされている。いまだ安否不明者も多いなか、大学生時代に東日本大震災を経験したササミ（@sasamichan625）さんがX（旧Twitter）に投稿した一連のポストに大きな注目が集まった。
続きを読む能登半島地震の発生により、被災した多くの方々が不自由な避難生活を余儀なくされている。いまだ安否不明者も多いなか、大学生時代に東日本大震災を経験したササミ（@sasamichan625）さんがX（旧Twitter）に投稿した一連のポストに大きな注目が集まった。
続きを読む
7日から行われる王将戦七番勝負を前に、藤井聡太八冠が能登半島地震の被災者へお見舞いの言葉を述べた。
藤井聡太八冠「亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、被災された方にお見舞いを申し上げます」、「そうした中で対局をさせていただけることに感謝するとともに、面白い将棋が指せるよう全力を尽くしたい」
王将戦第1局が行われる栃木・大田原市で開かれた6日の前夜祭では、藤井八冠や挑戦者の菅井竜也八段のほか、羽生善治九段などが出席し、能登半島地震の犠牲者への黙とうが捧げられた。
2024年初のタイトル防衛戦となる藤井八冠は、「いよいよこれから1年の戦いが始まっていくんだなということを感じています」と語った。
第1局は、7日午前9時から2日間かけて行われる。
断水が続く石川県
ユーフォリアは温泉をくみ上げるポンプに地震の影響を受けなかった。市の要請もあり、１人４０分制で受け入れ可能な人数の上限まで無料開放することにした。万沢正俊支配人は（４９）は「多くの人に『気持ちよい』を届けたい」と話す。
市内から訪れた無職の女性（８０）は、被災後初めて湯船につかった。「昨日は午後３時頃にきたらすでに整理券が終わっていてあきらめた。久しぶりに入って気持ちよかった」と笑顔を見せた。
一方、輪島市から車で２時間ほどかけて来たという無職の男性（７７）と妻（７６）は配布に間に合わなかった。女性は「せっかくここまできたのに」とがっかりしていた。
