日本航空石川がある石川県輪島市では、能登半島地震の被災者らがテレビ中継越しに声援を送った。
80人以上が身を寄せている同市立大屋小学校の体育館には大型テレビが設置され、避難生活を送る高齢者らが試合を見守った。市内の自宅が全壊し、妻と2人で避難している男性(73)は「今日の試合を楽しみにしていた。こんなときにわくわくさせてくれる、球児の姿は地域の希望です」と話した。
同市西脇町の河原田公民館でも住民らがテレビの前で応援し、「いいボール」「よく抑えた」などと歓声が上がった。日本航空石川はあと一歩及ばなかったが、館長で同校の理事長補佐も務める古谷裕さん(66)は「県外への移動など困難な状況の中で、元気はつらつとプレーしてくれる姿が頼もしい。よくやったと言ってあげたい」とねぎらった。
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