能登半島地震で自宅が半壊以上の被害を受けていて、高齢者がいる世帯などを対象とする石川県の給付金の受け付けが始まり、多くの被災者が申請に訪れています。
「石川県地域福祉推進支援臨時特例給付金」という、この給付金は、被災地での住宅再建などを後押ししたいと、県が支給するもので、対象となるのは、七尾市、輪島市、珠洲市、志賀町、穴水町、それに能登町の6つの地域で、自宅が半壊以上の被害を受けた世帯のうち、高齢者や障がい者がいたり、一定のローン残高があったりする世帯です。
対象世帯には、住宅の再建のために最大で200万円、家財や自動車の取得のためにそれぞれ50万円が支給されます。
県庁や対象地域では、6月3日から窓口での申請の受付が始まり、このうち能登町では13日、多くの人が役場を訪れ、職員に給付金について相談したり、申請を行ったりしていました。
県によりますと、申請はオンラインや郵送でも受け付けていて、受け付けのあと、給付までに1か月から2か月ほどかかる見込みだということです。
石川県生活再建支援課の誉田純一さんは「窓口を開設してから多くの方にご来場いただいています。被災された方々の生活再建に少しでも役立ててもらいたいです」と話していました。
からの記事と詳細 ( 半壊以上の被害で高齢者いる世帯など対象の臨時給付金申請進む|NHK 石川県のニュース - nhk.or.jp )
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