「舞台でやる意味があるものを作っていきたい」2.5次元の間口を広げる演出家・吉谷光太郎 後編 - 2.5ジゲン!!

「舞台でやる意味があるものを作っていきたい」2.5次元の間口を広げる演出家・吉谷光太郎 後編 - 2.5ジゲン!!

15.37

時に華やかに、時にエモーショナルに。観客が求める「楽しい!」を常にベストなものに仕上げ、見せてくれる演出家・吉谷光太郎。

2.5ジゲン!!は、2月20日に開幕する「カレイドスコープ」の稽古場にお邪魔し、インタビューをおこなった。

浮かび上がってきたのは、2.5次元舞台の世界の現状、そして未来。

人気作品の演出裏話の他、消費されるコンテンツにならないためにやりたいことや危機感などについてもたっぷり語った貴重なインタビュー後編をお届けする。

吉谷舞台の世界表現に欠かせないアンサンブル。”スーパー”と呼ばれる彼らの担う役割とは

――吉谷さんの舞台は布を使ったり、アンサンブルさんが多くの役割で活躍したりなど、アナログ的な「マンパワー」を強く感じます。

アンサンブルの彼らには、まずは世界観作りとその世界の「動き」を表現する役割を持ってもらっています。

舞台は映像と違ってカット割りができません。そのため、アンサンブルの彼らがその場面でどう存在しているかで、世界と世界観に動きをつけているんです。

例えば先日の舞台「文豪とアルケミスト 異端者ノ円舞(ワルツ)」では、侵蝕者の他にも、場面変換をする上で大きな役割がありました。

図書館から本の中の世界へ行くためには、美術もエフェクトも変えなければいけない。場面が変わっている動き、そして変わったことを伝えるためは、アンサンブルの彼らが必要だったんです。

ただ本の中の敵であるという一面的な見せ方だけにしてしまうと、図書館には存在しなくなってしまいますから。彼らの表現で、世界が図書館から本の中へと変わります。

文豪たちにとっての自分に迫りくるモヤモヤとした感情なども、彼らが表現しています。彼らが文豪たちに実際にまとわりついていると、見た目的な絵でも重さや気持ち悪さがありますよね。

――殺陣もありダンスもあり、周りを彩るなと、本当に多くのことを担当されていました。

そうですね。いつもアンサンブルはすごく大変です(笑)。身体的なこともなのですが、特に大変なのは、気持ちの置き所です。

――気持ちの置き所、ですか。

アンサンブルの大変さは、気持ちの切り替えのスピードと瞬発力です。次の瞬間、数秒後には、別の誰かや何か違う存在のものになっていないといけない。その気持ちができてないと薄くなってしまうし、パフォーマンスも全然違うものになってしまいます。

身体を変え、精神を変える。彼らがそういうところも含めてパフォーマンスをしている、と言うことを知ると、より舞台が面白く見えてくると思います。

――先ほど話に出た中での、アンサンブルさんが実際にまとわりついての重さ。この演出効果について教えていただけますか?

見た目の「絵」的な気持ち悪さもそうなのですが、演じているキャストへ物理的な加重をかけることでストレスを与えています。そこに無いものとして演技をするよりも、実際にある方が「気持ち悪さ」や「重さ」を感じますよね。

僕はそういう負荷をかけた演技者の言葉が好きで、演技にいっそうリアリティを生むものだと思っています。

――吉谷さんの舞台では、サプライズ的なことも多く感じます。例えば自転車の登場。あれはどのように決まったのですか?

まず、この物語の中で、何を最終的に見せなければいけないか、という目標を立てます。そこに向かってどういう絵を見せていくか、脚本のなるせゆうせいさんが話を作っていくんですね。

今回であれば志賀と武者小路、白樺派の2人の「一緒に自転車に乗っていてもおかしくないザ・青春」。その着地点に向けて、2人の関係性を描いて作り上げていく。

途中、国木田が一度自転車で横切ります。その瞬間は、ギャグとしてお客さんたちはとらえますよね。でも実はあれは、演出上重要な伏線なんです。

――観客の頭の中に「自転車」の存在を植え付けておくんですね。

そう、一度自転車を本来の「乗り物の自転車」として具体的に出しておくことで、下地を作っておく。そういうステップを作ってラストへ持って行く、実は計算だったんです。

事前におこなった会議では「本当に出すの、大丈夫!?」なんて話していたんですけれどもね(笑)。

消費されるコンテンツにならないために……長く愛される作品を作りたい

――原作物では演出される作品ごとに世界観が変わりますが、世界観や色合いについてはどのように変化をつけられていますか?

劇場や作品の規模にもよるのですが、例えばミュージカル「スタミュ」。スタミュミュのシリーズは、誰が見ても楽しいものにしたいですよね。昨年夏に公演した本公演3作目の「3rdシーズン」は「アトラクションにしよう」というのがありました。だから、セットが遊園地のイメージだったんです。回ったり、スライドしたり。

でもそれは、「文アル」にはイメージが合わない。泥臭いものにしたい。そう思って作っています。

――同じ原作の作品で、シリーズが続いていく中で演出を変えてみる、ということはありますか。

1作目は無印として「ザ・原作のその作品」というようなものを手さぐりで作っているという感じです。

2作目は、もう下地ができているアドバンテージがある半面、実はとてもしんどいです(笑)。続いていけば、そこにさまざまな欲求が出てきます。でも、ハードルが高くなればなるほど面白いものができるし、一度やっているから、やりたいことをやれる時間が取れます。

――新しい作品の舞台もたくさん観たいですが、同じシリーズの舞台も続けて観ていけたらと思っています。

僕たちも実はそう思っています。目標としているのは「その舞台が、舞台として求められている」こと。

舞台としてやっている価値がある、と思ってもらえれば継続していくのでしょうけれど、演劇的な価値というのは、なかなか見いだされにくいんですよね。

原作を知らない人、キャストのファンというわけではない人。そういう人たちが見に来てくれるものを作っていかなければいけないと思うんです。

連れて行かれて観に行ったら面白かった、とかね。後世に残っていくのは、そういうものですよね。

新しいものをやっていく新陳代謝も必要なのですが、成熟した役者たちがじっくりと演じる。消費されていく流れに乗ってしまわないように、という危機感はいつも感じています。

寿命の長いものを作るには、継続してやっていくからこそできる技のような、成熟した価値が必要です。

「間口を狭めてはいけない」ブームの盛り上がりにあぐらをかかず、先を見据える

――シリーズものと同時に、ロングラン公演のような、長い期間での公演もあったらいいのですが、なかなか現状難しいですね。

本当にそう思います。まずね、困ったことに都内に劇場が少ないんです。劇場が取れないから公演ができない。エンターテイメントの価値や、需要を伝えていかなければいけないと思っています。

東京であっても、何も都の中心部にこだわらなくていいので。目下の課題としてはまず、舞台を上演できる劇場の数についてが、ひとつ。

ふたつめが、世界を狭めているのではないかという危機感です。

――その危機感について、詳しく聞かせてください。

「好きなものを好きな人だけが観る」という文化の間口の狭さです。原作つきの舞台の文化が盛り上がれば盛り上がるほど、逆に、原作やキャストを知らない人に「それを知らない自分が観て楽しめるだろうか?」と思わせてしまっているのではないか、と感じています。

原作を知らない人やキャストのファンではない人も楽しめるのか、ということが常に頭にあります。原作付きの舞台の世界を囲わないようにすることが大事じゃないかと。

今は、それを好きな方が熱狂してくださっている。でも、そこにあぐらをかいていてはいけないんです。クローズにせずに、間口を広げていかないと。

人気の原作のものを舞台化する。それはビジネスとしては正しいのかもしれないけれど、僕たちは若い役者たちとも共存していくので、彼らが長く活躍できる場を作らないといけない。

彼らが技をつけて育ったときに、キャラクターに紐づいたところでしか活躍できないステージしかないのであれば、その先には行けない。

――成熟した役者さんたちが、キャラクターとして以外にも活躍できる場を。

制作会社にいる演出家としては、もちろん売りたいし満席にしたいです。けれども、ビジネス的な考えだけではできないです。役者たちが長く活躍できるようにするために、長く残る作品を作っていきたいですね。

よく、舞台は刹那的で、なくなってしまうから美しい、って言われるけれど、僕はそうは思っていません。せっかく作ったのだから長く続いていってほしい。

原作付きの舞台でもオリジナルの舞台でも、アプローチの仕方は変わりません。「どうやったら面白くなるだろう?」そこに尽きます。

原作付きの舞台は確かに興味を惹くものですし、ファンの期待に応えられたときの快感はとても大きなものがあります。

――原作ファンの期待に応える。2.5次元舞台の演出ならではの楽しさと喜びですね。

しかし楽しさの反面、難しいなと思うこともあります。

原作付きの場合は、原作の確固たる面白さが前提にあるので、演劇・舞台そのものとしての評価が受けづらくなります。

原作の力を借りて作っている。そこに完全に乗っかってしまうと、僕自身も、先ほども言った「消費の一部」になってしまいます。

役者にしても、原作付きの舞台の場合、「似ていた」というところで評価を受けますよね。それも、原作付きの舞台である以上は評価のひとつではあるけれど、そこだけではなくて、役者そのものの演技もぜひ観てほしいです。

――原作付きの舞台では、キャラクターというフィルターを通して見てしまいがちになります。

やはりどうしてもそうなってしまうとは思います。役者そのものの演技を観るには、オリジナルの舞台が、より分かりやすいです。

キャラクターというフィルターがかかっていないから、役者の演技そのものを観ることができます。これまでと変わらず原作つきのものもやりながら、今後はオリジナルものも企画していきたいと思っています。

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新潟県内にない小児集中治療室を議論 ニーズ試算基に 県庁で検討会 - 新潟日報

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14.33

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新潟県内にない小児集中治療室を議論 ニーズ試算基に 県庁で検討会  新潟日報

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Ahok akan Luncurkan Buku, PA 212 Ngomel-ngomel Sindir Jokowi

13.52

Beritaterheboh.com - Komisaris PT Pertamina (Persero) Basuki Tjahaja Purnama (BTP) alias Ahok akan kembali meluncurkan buku terbarunya. Buku tersebut berjudul 'Panggil Saya BTP: Perjalanan Psikologi Ahok Selama di Mako Brimob'.

Ketua Media Center Persaudaraan Alumni atau PA 212 Novel Bamukmin berpendapat, kisah Ahok dalam penjara tidak layak untuk dibukukan. Artinya, pemerintah memberi ruang bagi penista agama.

"Membuat buku kisah Ahok sama juga memberikan bukti pemerintah rezim
Jokowi adalah jelas pembelaannya terhadap penista agama sampai di demo oleh umat Islam berjilid-jilid sampai 7 juta orang pada 2 Desember 2016," kata Novel kepada Suara.com, Jumat (14/2/2020).

Dengan Ahok yang menulis sendiri kisahknya, Novel juga memandang ada ruang bagi seorang penista agama di Indonesia. Dengan dalih mengaku Pancasila, maka Ahok dinilai Novel sedang dikondisikan oleh rezim.

"Jadi jelas dengan kisah Ahok yang ditulisnya sendiri ini memberikan bukti bahwa seorang penista agama mempunyai tempat di negara yang berpancasila ini," sambungnya.

"Yang ada kelompok mengaku " saya Indonesia saya pancasila", ternyata pendukung penista agama yang sama juga itu menjadi penghina Pancasila, namun dikondisikan di rezim ini sebagai pahlawan yang dipuji-puji dan diberikan jabatan," ucap Novel.

Dalam unggahan akun @timbtp menyebutkan buku tersebut ditulis langsung oleh BTP selama berada di Mako Brimob. Dalam buku tersebut juga akan menjawab mengenai alasan Ahok meminta dipanggil BTP.

Kabar peluncuran buku Ahok tersebut mendapatkan respons positif dari publik. Banyak warganet yang antusias dan penasaran dengan buku terbaru Ahok.(suara.com)

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日通/長野支店が台風19号の被災者支援で感謝状授与 - LNEWS

日通/長野支店が台風19号の被災者支援で感謝状授与 - LNEWS

13.33

日本通運は2月14日、2019年の台風19号による豪雨被害の被災者支援に貢献したとして、長野支店が北陸信越運輸局長から感謝状を授与されたと発表した。

<感謝状を受け取る長野支店の松本支店長>

長野県では、台風19号によって千曲川が決壊し、土砂災害等により甚大な被害が発生。これを受けて、県として初の広域物流輸送拠点が設置された。

長野支店は、長野県トラック協会を通じて県から物流専門家の派遣と拠点運営の要請を受け、県の指揮のもと広域物資輸送拠点の運営を担当。

屋内運動場を物流施設向けにレイアウト・設営することにはじまり、長野市を中心に須坂市や千曲市、小布施町など20数か所に及ぶ避難所向け物資の在庫管理・配車計画、入出庫・仕分け、各種調整作業などを実施した。

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Publik Arab Saudi Bersiap Rayakan Valentine

12.22

Beritaterheboh.com - Publik di Arab Saudi bersiap merayakan hari Valentine yang jatuh pada hari ini (14/2/2020), di mana perayaan ini sudah dilegalkan sejak 2018.. 

Dulu, sebelum perayaan ini diizinkan, para pengusaha toko bunga dan suvenir Valentine melakukan penjualan secara tersembunyi. 

Mereka khawatir kena tangkap Komisi Pencegahan Kejahatan (CPVPV). Komisi ini bahkan tidak segan melarang pesta perayaan ulang tahun atau perayaan lainnya dengan ancaman penjara atau penutupan toko.

Namun, perayaan Valentine mulai diperbolehkan sejak mantan Presiden CPVPV Mekkah, Syeh Ahmed Qasim Al-Ghamdi, menyebutnya tidak bertentangan dengan ajaran dan doktrin Islam. 

Dia meyakini bahwa merayakan makna cinta adalah sesuatu yang bersifat universal dan tidak terbatas untuk non-muslim saja. 

Legalisasi perayaan publik untuk hari Valentine ini terjadi di tengah suasana liberal konvensi sosial-tradisional kerajaan Saudi belakangan.  

Tindakan ini merupakan reformasi yang dilakukan Putra Mahkota Mohammed bin Salman dengan tujuan memodernisasikan negaranya. 

Dilansir dari Arab News, berbagai paket makan malam dan hadiah juga banyak dijual secara daring ditujukan bagi mereka yang ingin mendapatkan suasana spesial hari Valentine. 

Hari Valentine itu sendiri merupakan tradisi yang berakar dari festival Roman Pagan dan untuk merayakan serta menghormati kesuburan.

Artikel ini telah tayang di Kompas.com dengan judul "Publik Arab Saudi Bersiap Rayakan Valentine"

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カップルで観ると別れる? 衝撃の結末が議論を巻き起こすラブストーリー5選 - cinemacafe.net

カップルで観ると別れる? 衝撃の結末が議論を巻き起こすラブストーリー5選 - cinemacafe.net

12.03
白夜に開かれる狂気の祝祭を舞台にした“フェスティバルスリラー”『ミッドサマー』。だが、先日、来日したアリ・アスター監督は「これはホラーではなく失恋映画」と断言、自身の失恋体験から製作したことを明かしている。実際に北米公開時には「カップルで観ると別れる」と噂になり、鑑賞後に無料セラピーが行われたこともあるほど。

今回はそんな本作にちなみ、愛が深まるか、それとも亀裂を生むか、カップルで意見が割れたり、お互いのことを見つめ直したり、本当の愛が試されることになる一風変わった“恋愛”映画をピックアップ。

『ミッドサマー』(2019)監督の失恋体験から生み出された爽快スリラー


監督:アリ・アスター

『ミッドサマー』(C) 2019 A24 FILMS LLC. All Rights Reserved.
スウェーデンの奥地の村に友人と一緒に訪れた大学生のダニー(フローレンス・ピュー)。そこでは白夜の中、90年に1度の祝祭が行われていた。しかし、楽園のように見えた祭りは、悪夢のはじまりだった…。

『ミッドサマー』(C) 2019 A24 FILMS LLC. All Rights Reserved.
関係が冷え切った主人公カップルは、現代社会の常識とはかけ離れた恐るべき状況の中で、次第にその関係にほころびが見え始めていく。「カップルで観ると別れる」と北米で大きな話題になった本作。失恋したばかりの人にとっては最高に爽快な(?)映画になるはず。

『バタフライ・エフェクト』(2005)愛か、エゴか? 現実を受け入れられない彼氏のタイムトラベル葛藤劇


監督:エリック・ブレス、J・マッキー・グルーバー

『バタフライ・エフェクト』(C) APOLLO
過去に戻って現在、未来の出来事を変えることができる青年(アシュトン・カッチャー)を主人公にしたSFスリラー。息をつく間もないストーリー展開と、ラストが切なくも衝撃。

『バタフライ・エフェクト』(C) APOLLO
「過去に戻ってやり直す」誰しも一度は考えたことのある夢のような話だが、果たしてそれは本当に良いことなのだろうか。カップルで一緒に観ると主人公の行動に対する賛否が分かれるかもしれない。そして、それぞれのやり直したい過去を思わず話したくなること間違いなし。2人の間に起きた過去の喧嘩や失敗を掘り返して、また衝突することのないよう注意が必要かも。

『ブルーバレンタイン』(2010)終わる恋のはじまりを描く…


監督:デレク・シアンフランス

『ブルーバレンタイン』 -(C) 2010 HAMILTON FILM PRODUCTIONS, LLC ALL RIGHTS RESERVED
ライアン・ゴズリング&ミシェル・ウィリアムズが演じる、あるカップルの出会いから結婚、そして破局までを描いたラブストーリー。愛が終わる痛みを、2人が出会った頃と交互に見せるという演出で紡いだ切ないストーリーは、世界各地の映画祭、映画賞で絶賛された。

『ブルーバレンタイン』 -(C) 2010 HAMILTON FILM PRODUCTIONS, LLC ALL RIGHTS RESERVED
どんな形で終わっていく恋にも、きらきらと輝く時期は必ずあったはず。カップルで観るときには、感傷に浸るあまり、過去の恋を語り過ぎてしまうことのないように注意が必要。そして倦怠期のカップルにとっては、出会った頃のただただ楽しかった頃を思い出し、関係修復の刺激となるかも!?

『エターナル・サンシャイン』(2004)別れを決意した彼女と、受け入れられない彼氏


監督:ミシェル・ゴンドリー

『エターナル・サンシャイン』 (C) APOLLO
主人公のジョエル(ジム・キャリー)が、別れた恋人・クレメンタイン(ケイト・ウィンスレット)が自分との思い出を消す“記憶除去”手術をしたという事実を知り、自分もその手術を試す、という一見突飛な純愛ストーリー。

『エターナル・サンシャイン』 (C) APOLLO
一度崩れた関係が、元に戻るには大きなハードルがあるというのが世の常。主人公は相手が別れるという選択をし、自分も一度は決断したものの、徐々に消えゆく輝いた思い出を前に後悔の念に苛まれることに。そんな本作に対する共感度が、お互いに気になるかもしれない。

『ゴーン・ガール』(2014)ラブストーリーか、スリラーか。捉え方次第でジャンルが変わる?


監督:デヴィッド・フィンチャー

『ゴーン・ガール』(C)2014 Twentieth Century Fox
結婚5周年に突然姿を消した妻(ロザムンド・パイク)を捜す主人公(ベン・アフレック)が警察やメディアに追い込まれ、さらには妻を殺害した疑いまで掛けられてしまうスリラー。

『ゴーン・ガール』(C)2014 Twentieth Century Fox
その衝撃の結末には、「気まずくなる」という人も続出。長い時間カップルで一緒にいると、思わず「相手のことは何でも分かっている」とつい過信してしまいがちだが、本作を観れば、そう簡単ではないと思い知らされるはず。

『ミッドサマー』公式サイト
『ミッドサマー』は2月21日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。

提供:ファントム・フィルム>

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Ini Surat Anies yang Klaim Dapatkan Rekomendasi TACB, Ternyata Dibantah Telak!

11.52

Beritaterheboh.com - Gubernur DKI Jakarta Anies Baswedan mengklaim telah mendapatkan rekomendasi dari Tim Ahli Cagar Budaya DKI Jakarta untuk menggelar Formula E di Monas. Klaim tersebut tertulis dalam surat Anies yang ditujukan ke Menteri Sekretaris Negara Pratikno.

Dalam salinan surat yang diterima detikcom, Jumat (14/2/2020), surat yang dibuat pada 11 Februari 2020 tersebut ditujukan ke Mensesneg selaku Ketua Komisi Pengarah Pembangunan Kawasan Medan Merdeka.

Surat itu merupakan tindak lanjut persetujuan Formula E di kawasan Monas. Dalam surat tersebut, Anies menyertakan rute lintasan yang masuk ke kawasan Monas.

Di poin kedua dalam surat tersebut, Anies menyatakan Pemerintah Provinsi DKI Jakarta sudah memperoleh rekomendasi dari Tim AHli Cagar Budaya DKI Jakarta. Rekomendasi tersebut dituangkan ke dalam surat Dinas Kebudayaan tanggal 20 Januari 2020 Nomor 93/-1.853.15 tentang penyelenggaraan Formula E.

Dia juga mengatakan penyelenggara akan menaati Undang-Undang Nomor 11 Tahun 2010 tentang Cagar Budaya sesuai dengan empat butir hal yang perlu diperhatikan dan dimuat dalam surat persetujuan tersebut.

Namun pihak TACB membantah telah mengeluarkan rekomendasi tersebut. Ketua TACB DKI Jakarta Mundardjito mengaku tak merekomendasikan pergelaran Formula E di kawasan Monas. Hal ini berbeda dengan surat dari Anies kepada Mensetneg Pratikno.

"Saya nggak tahu, kita nggak bikin, saya ketuanya kan," ucap Mundardjito saat dihubungi, Rabu (12/2).


Sementara itu, Dinas Kebudayaan (Disbud) DKI Jakarta mengakui tak melibatkan Tim Ahli Cagar Budaya (TACB) Provinsi DKI Jakarta untuk penyelenggaraan Formula E di kawasan Monas, Jakarta Pusat. Tindakan itu berbeda dengan isi dalam surat Gubernur Anies Baswedan kepada Menteri Sekretaris Negara (Mensesneg), Pratikno.


"Eh Pak Mundarjito (Ketua TACB DKI Jakarta) itu memang tidak berwenang mengeluarkan rekomendasi. Yang berwenang itu TSP (Tim Sidang Pemugaran). Jadi blast aja ke TSP. Pak Mundarjito ya memang nggak tahu," ucap Kepala Dinas Kebudayaan Iwan Henry Wardhana.(detik.com/Artikel Asli)

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