櫻井和寿と音楽プロデューサーの
小林武史氏が29日、宮城・石巻市に今春オープンしたマルホンまきあーとテラス 石巻市芸術文化センター大ホールで行われた音楽イベント『ワン・バイ・ワン・プラス〜10年目のフレームより〜』に出演した。
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同イベントは、宮城県石巻市、牡鹿半島、女川で開催されているアート・音楽・食の総合芸術祭『Reborn-Art Festival 2021-22』(8月11日〜9月26日)の一環。緊急事態宣言下の宮城県による収容人数制限、営業時間短縮、追跡対策など、各種要請やガイドラインを遵守し、新型コロナウイルス感染症対策を徹底したうえで実施。ライブ生配信も行われ、約7000人がリアルタイム視聴した。
櫻井と小林氏は、ゲストにSalyu、沖祥子(バイオリン)、四家卯大(チェロ)を迎え、Bank Bandの楽曲「forgive」「to U」や、Mr.Childrenの楽曲「花の匂い」など全15曲を披露。小林氏は「本当に最高のライブをお届けできたと思います。シンプルだからこそ生まれる自由な音楽の波動が、僕も含めて誰の中にも生まれる分断や迷いを、少しでも癒したり繋いだり埋められたら」と演奏に込めた思いを明かした。
このライブの模様は、U-NEXTで9月1日午後11時59分までアーカイブ視聴できる。
■小林武史氏コメント
震災直後にap bankのボランティア拠点を専修大学に置かせて頂いたことから始まり、プレイベントも含めると、2016年から「Reborn-Art Festival」の活動を通していろんなご縁があって今回、震災から10年の石巻からライブを行うことになりました。
今日は、本当に最高のライブをお届けできたと思います。シンプルだからこそ生まれる自由な音楽の波動が、僕も含めて誰の中にも生まれる分断や迷いを、少しでも癒したり繋いだり埋められたらと思って、これまでもずっと一緒にBank Bandとしても、ap bankとしての活動も共有してくれている櫻井和寿くん、Salyu、バイオリン沖祥子さん、チェロ四家卯大くんと一緒にお届けしました。