【特別寄稿】東日本大震災の被災者を追い詰める自治体-東京都・目黒区が被災者女性を提訴(中部博) - マガジン9

【特別寄稿】東日本大震災の被災者を追い詰める自治体-東京都・目黒区が被災者女性を提訴(中部博) - マガジン9

01.31
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Aさん夫妻が気仙沼で立ち上げ、震災で失った海産業のパンフレットより

 東日本大震災発生から11年。被災者の中には、被災県からほかの自治体が管理する応急仮設住宅に避難し、そのまま転居先に移住した方々もいます。1997年厚生省通知では、被災者が転居先に定住を希望する場合は、応急仮設住宅を提供した自治体が恒久住宅への移転を推進・支援することを示しています。
 ところが、東京都目黒区は、宮城県気仙沼市から区内の区民住宅に転居してきた60代の女性Aさんに対し、代替となる恒久住宅のあっせんをすることもなく、2021年に区民住宅の明け渡しと巨額の弁償金の支払いをもとめて提訴しました。被災者に寄り添い支援すべき自治体が、なぜこのような非情な対応をとるのでしょうか。区民有志が立ち上げた「めぐろ被災者を支援する会」で活動するノンフィクション作家の中部博さんに、その経緯を寄稿していただきました。

「応急仮設住宅から退去せよ」との通知が届く

 この東京都目黒区でおきた「人権蹂躙事件」を知ったとき、私は驚き、そして恐いと思い、何とかして目黒区の公権力から総攻撃をされている被災者のAさんを救援したいと思った。ひとりの人の人権が侵されたことは、すべからく私たちの人権が侵されたことだと考える。人権とはそういうものだと私は思う。
 この事件のいきさつは複雑なので、まとめて後述するが、目黒区でAさんに寄り添う市民運動「めぐろ被災者を支援する会」が活動を開始していたので、遅ればせながらその末端に連なった。
 私は目黒区(市町村に準じる東京特別区。約16万世帯で人口約28万人。今年度の予算1,152億円)で生まれ育ち、いまも暮らしているが、地域の市民運動の経験が浅いので勝手がわからない。しかし、Aさんがこれ以上ひどい目にあわないように、目黒区長と目黒区、そして目黒区議会による公権力の行使を押し返したいので、時間をみつけて「めぐろ被災者を支援する会」の活動に参加するようになった。
 この原稿で私は、Aさんの人権が蹂躙されている事件のあらましを伝えたい。そしてもうひとつ「密室の区議会」と呼びたいような、議会制民主主義の限界現実を見てしまったことも述べたい。目黒区の議会政治がこういうものだとは、ちっとも知らなかった。

 ことのおこりは2011年の東日本大震災である。
 宮城県気仙沼市で暮らしていたAさんと夫は、地震と津波によって住居兼店舗を失った。気仙沼市で被災した人びとは、気仙沼市を窓口として国や地方自治体の支援を受けて、生活の再建を開始した。Aさんと夫も応急仮設住宅での暮らしを始めていた。しかし夫は、震災前にがん手術を受けていて、その病状を悪化させていった。
 生命の危機を感じた夫へ、気仙沼市が手を差し伸べた。多くの医療インフラを失った気仙沼市から、気仙沼市の友好都市である目黒区へ転居し、東京で治療を再開する提案だった。東京に移ることを選んだのは、夫が東京都出身であり過去に夫婦で長く生活していた町でもあったからだ。
 気仙沼市と目黒区と夫の三者同意で、この提案が2011年5月に実行された。これは災害救助法にもとづいた自治体からの支援の提案で、夫は目黒区の指示どおりに区民住宅Hへ引っ越した。当然のことながら、その区民住宅Hの家賃は、国から宮城県を通じて受け入れ自治体である目黒区に全額支払われるので、夫の自己負担はない。つまり目黒区が用意した区民住宅Hは「(みなし)応急仮設住宅」(※1)であった。
 その3カ月後、気仙沼に残り生活と事業の再建活動をしていたAさんが、再建の目処が立たないとして目黒区への転居を決め、夫とともに区民住宅Hで夫婦二人の生活を始めた。
 さらに震災から5年後の2016年に、Aさん夫婦は目黒区の指示で区民住宅Mへ転居した。どういうわけか区民住宅Mは、中堅所得子育て世帯を対象にした月額19万円という高額な家賃の住宅だった(※2)。
 翌2017年になると夫の病状がさらに悪化し、別のがんが発見され、脳梗塞をおこし、歩行困難になり車椅子が必要になった。
 その頃に目黒区から通知があった。2018年3月に実施される宮城県の「応急仮設住宅打ち切り」にしたがって、区民住宅の支援も終了するので退去せよとの通告だった。打ち切り実施まで正味半年である。
 Aさんは困窮を極めていた。夫は余命宣言をうける深刻な病状になっていた。生活費は多くない年金だけが頼りだった。Aさんは公営住宅をもとめて応募するが今日まで当選できず、目黒区へ何度か生活相談をもちかけている。しかし目黒区は最初から「出ていってもらわないと困る」との回答一本槍だったとAさんは言っている

※1:大規模な災害時に被災者の住宅を確保するため、当該自治体のほか、住宅の確保で協力できる自治体が被災者を「(みなし)応急仮設住宅」で受け入れることができる。災害救助法にもとづく措置。

※2:目黒区の指示によりAさん夫妻が転居した区民住宅Mの管理状況等については、文末の「めぐろ被災者を支援する会」パンフレットの号外(1ページ目)をご参照ください。

規則をたてに聞く耳をもたない区の担当職員

 実は、東日本大震災の被災者を受け入れていた東京都は、この2017年に応急仮設住宅打ち切りの対策として、被災者が引き続き都営住宅で生活できるように、その運営規則に被災者専用枠を設ける対応策を打ち出していた。しかし目黒区はそのような対応をしていない。したがって東京都が受け入れていた被災者は、応急仮設住宅支援の続行をうけて恒久的な住宅をえるまでにこぎつけたが、目黒区は被災者へ退去を迫るだけであった(※3)。
 なぜ目黒区は、東京都のような臨機応変な施策がとれなかったのか。現在、Aさんの代理人をつとめている弁護士は、災害救助法の精神と役割、そして「(応急仮設住宅を設置した自治体が)恒久住宅への移転を推進・支援すること」という国の指針(1997年厚生省通知)を、区の担当職員が知らなかった可能性を指摘している。「責任をもって被災者を受け入れる」という自治体の主体性が感じられない対応を目黒区がとってきたからである。
 しかし、いくらなんでも目黒区の職員全員が、法律の基本的な考え方と国の方針を、そして福祉の精神を知らなかったとは私には考えられない。おそらく区民住宅を運営管理する職員たちが知らなかったか、知らないふりができたのだろう。ようするに身勝手な縦割り行政によって発生した失敗だったのではないか。失敗であるのならば取り返しがつくことなので、失敗したと認めて区役所がみずから調査をしてほしいところだ。
 この時点から目黒区は、Aさんと夫へ「退去を迫る以外の対応をしていない」とAさんは言っている。夫は二度目の脳梗塞を発症しAさんの看病で治療を続けていたが2018年10月に亡くなられた。
 その闘病生活のあいだも、Aさんは夫が移動困難にあるという診断書や治療費の支払い状況がわかる書類を区役所へ提出して、退去の猶予をもとめているが、区役所は規則をたてにして聞く耳をもたなかったそうだ。区役所がすることは退去勧告と、退去しないことから発生する弁償金の請求だけだった、と手記(※4)に書いている。
 目黒区は通告どおり2018年3月に応急仮設住宅の支援を打ち切った。6月に区はAさんと夫へ退去を勧告し、弁償金を請求する書類を送付する。その後、7月には退去し弁償金を支払わなければ、裁判をおこすという予告通知をした。区長と目黒区からすれば、目黒区の区民住宅の規則にしたがっている「正しい手続き」なのであろう。
 この「正しい手続き」は、もう一度さらに区議会で決定的な方法でおこなわれる。

※3:東日本大震災後、住居を失った被災者の中には、全国の都道府県、または市区町村が管理する「応急仮設住宅」に入居した方々も多い。東京都の場合は、宮城県が決定した応急仮設住宅利用打ち切りを受けて被災者にアンケートをとり、引き続き都内での生活を希望する被災者には、廉価な家賃の都営住宅などの特定入居をあっせんした。

※4:手記は、文末の「めぐろ被災者を支援する会」パンフレット(2ページ目)「被災者(Aさん)のメッセージ」をご参照ください。

被災者に寄り添う区議は一人もいなかった

 2019年から2020年まで、夫が亡くなった後もAさんは区民住宅Mで暮らしながら、目黒区に何度か相談をもちかけている。しかし、目黒区が歩み寄って相談をうけとめることはなく、結果的にAさんは区民住宅Mでの生活が続いていた。
 そして2021年6月になると、区長と目黒区は、Aさんの退去と弁償金支払いを求める裁判をおこすという議案を、目黒区議会へ提起する。この議案は、担当職員からの説明をうけて企画総務委員会で審査議論され、委員(区議)全員一致で可決し、区議会本会議にかける議案となり、本会議でも区議会議員の全員一致で可決されてしまった。
 区長と目黒区はただちにAさんを被告とする区民住宅からの退去と弁償金約750万円(当時、滞納とされた家賃)を求める裁判を東京地裁でおこした。
 Aさんは手記にこう書いている。
 「居座ろうと思って退去しなかったのではなく、どうすることもできず相談していたのです。それなのに、目黒区から被災者ではなく不法占拠者のように扱われ、裁判まで起こされたことが、本当に悲しいです」
 「私たちは震災ですべてを失い、目黒区のお世話になりました。そのおかげで夫は治療を受けることができました。目黒区の皆さまには本当に感謝しております。しかし、750万円はあまりにも高額で、私には支払えないです」
 Aさんは裁判で話し合いによって解決する「和解」を希望したが、目黒区側の代理人弁護士は言ったものだ。
 「和解はしない。とことん闘う。なぜなら目黒区議会で決まったことだから」
 目黒区議会には33名(定員36名)の議員がいる。自由民主党目黒区議団10名、公明党目黒区議団6名、日本共産党目黒区議団5名、立憲民主・無所属の会3名、無所属の会派である新風めぐろ3名、無所属や党派に所属するが会派を組まない無会派6名で、これらの選挙で選ばれた区議たちが全員一致で提訴に賛成したのである。区民の100%の民意が反映された決議だと裁判所は判断するにちがいない。
 議案を審査議論した委員会では、この議案を問いただす質問をしたり要望をつけくわえたりした委員(議員)はいたが、Aさんの話を聞こうとした議員は一人もいない。目黒区の担当職員からの説明だけを聞き、それを信じて全会一致の賛成決議をして、区議会本会議へ送った。そして区議会議員の全員が一致して本会議でも可決された。
 だがその決議は「人権蹂躙」としか言い様がなかった。なぜ、そんなことが、おきたのだろうか――。

「区議会の慣例」で提訴が決定してしまう

 私が最初にこの全員一致の賛成決議の事実を知ったときの驚きと憤りといったら、それは恐怖にちかいものだった。Aさんに対して目黒区の公権力が総力をあげて、このような決議をするならば、それは目黒区で生活する人びとへ、同じことをする可能性がある。
 しかし不思議だった。なぜ、こういう決議がまかり通るのか、よくわからなかった。
 Aさんから意見を聞いてから判断しようと反対した議員が一人もいないというのは、なぜなのだろう。
 目黒区役所に長年勤務して区議会に精通する人が「この程度の金額の区営住宅にまつわる議案だったら全会一致は当たり前。それが区議会の慣例なのです」と解説してくれたときは、議会制民主主義におけるリアリズムの行き着くところは、このような決議になるのかと思った。いまさら落胆したのではない。私は世間知らずだと思いつつ、考えただけである。
 「区議会の慣例」はたしかにひとつの見識だ。しかしこのAさんのケースは前例がないのだから、慣例で判断できるはずがない。だが、そのような全員一致の決議があった。朝、目の前で人が突然倒れたのに、礼儀正しく慣例通りおはようと挨拶をして素通りした、ということが起こったとしか思えない。
 Aさんの代理人である弁護士は「目黒区の議事録を読むと、区役所の説明で区議が騙されたのではないか」という見立てを述べていたが、区議全員が目黒区の担当職員からの「Aさんが対話を拒否している」などといった、Aさんの話とは異なる一方的な説明を信じたことになる。
 ようするに区議会は「慣例と良識」にしたがって全員一致の議決をしてしまった。結果的に魔が刺したという議決だろう。人の世には、思わぬ間違いがあるわけで、間違いに気づいたら謝罪や反省、さらに償いがある。だから間違いを認めれば、そこが真の解決のスタート地点になるはずだ。
 このAさんの「人権蹂躙事件」が、手痛い社会問題になっているのは、区議会が問題解決能力を失っているからだと思う。
 この決議がおこなわれたのは昨年2021年6月の区議会で、区長と目黒区がAさんを被告とした裁判をおこしたのが翌月7月だ。
 そのことが社会的な問題として表面化したのは、Aさんの窮状を知った区民有志が集い、秋になって「めぐろ被災者を支援する会」の活動を開始したからである。区民有志が「目黒区は提訴を取り下げ、Aさんと話し合いで解決すべき」と主張し、街頭行動、署名運動、議会ロビー活動などを起こすまで、目黒区の住民の生活と権利を守るはずの区議は誰一人も問題意識をもたなかったようだ。
 Aさんが裁判の被告とされて約2カ月後に、Aさんは区民住宅Mから退去した。目黒区が要求する退去がおこなわれ、裁判の争点のひとつが解消し、裁判の構成要件が大きく変化したにもかかわらず、裁判は続き、区長と目黒区は「とことん闘う」姿勢を変えていない。
 私が残念に思うのは、この全員一致の決議に賛成したことは間違いで「自分の汚点であった」と公表した目黒区議会議員は、私が知る限りたった一人だということだ。「お役所誤謬せず」は聞いたことがある日本の現実だが、「議会誤謬せず」はマジかよと思うわけである。
 この事態のなかで、区議たちには、これが「人権蹂躙事件」であることを認識し、生活者としての恐怖感を共有してほしいと願うだけだ。

この問題は区民一人ひとりの問題でもある

 すこしばかり話が飛ぶが、私は3年前に初めて区議会を傍聴した。50名以上の席がある傍聴席には、そのとき3名だけであった。もちろん、その日の区議会で何がおこなわれたのかを報道するメディアはひとつもない。目黒区の広報紙に短く掲載され、目黒区のホームページで録画と会議録が公開されて終わりである。
 これは「密室の議会」だと思った。国政の動向は毎日のように報道される。都道府県議会やおもだった市議会だって、おそらく東京の区議会よりは多くの報道がなされると思う。民主主義の議会というのは、議会での審議が報道され知らされ、社会との相互批判が発生するから成立しているのだろう。目黒区議会は社会との緊張関係が薄くなりすぎて、孤絶状態にちかいと思った。
 そのような議会で、こうした「人権蹂躙事件」がおきたのは、本当のところそれほど不思議がないのかもしれない。あるいは「間違っていました。ごめんなさい」が言えない人たちが引き起こした、そこらによくある社会問題なのかもしれない。
 「めぐろ被災者を支援する会」が活動していることだけが救いだと友人の区民は言ったが、私もそう思ってこの運動に連なった。この市民運動はとても柔軟で、街頭アピール、傍聴活動、裁判支援、陳情、議会ロビー活動、情報公開をもとめる調査活動と多彩だ。助け合うコミュニティ連合であることの救いがある。
 しかし、この8月には、Aさんが被告にされた裁判が早々に結審する可能性があると聞く。判決は目黒区の言い分が認められたものになる可能性も高いそうだ。しかし判決がどうであれ、問題の全容があきらかになっていないのだから、社会問題としては解決しないままに長期化して泥沼化するだろう。そこで掘り起こされる事実、たとえば「なぜAさんに高額家賃の区民住宅が割り当てられたのか」といった行政問題は、区長と目黒区にとって決して名誉な結果にはならないと思う。不名誉といえば全員一致の議決そのものに疑問をもった区議たちも同じだろう。
 ここまでくると、Aさんが人権を蹂躙されて生活をおびやかされているだけの事態ではない。「事件」を知った目黒区の住民全員が不安をつのらせて自治体への不信を深め、「事件」を引き起こした目黒区長と区役所職員、そして議員たちが、倫理観を問われて苦しみキャリアを傷つけられることだってありうる。誰にとっても傷つき失うことばかりの事態になってくる。
 いま目黒区長と目黒区が提訴を取り下げ、話し合いで解決すると決めれば、まだ間に合う。多くの人たちをこれ以上に傷つけず、引き返すことができるはずだ。
 来年2023年春には目黒区議会議員選挙がある。今回の「事件」を解決し、そこを出発地点として、住民の生活と権利を守るために区議選挙に立候補する現職の議員は、いったい何人いるのだろう。どうぞみなさん、ご注目ください。

●「めぐろ被災者を支援する会」は紙の署名活動のほか、オンライン署名も行っています。
●「めぐろ被災者を支援する会」パンフレットの号外はこちら
「被災者(Aさん)のメッセージ」(「めぐろ被災者を支援する会」パンフレット・2ページ目)はこちら

中部博(なかべ・ひろし) 1953年生まれ。週刊誌記者とテレビ司会者のジャーナリスト時代を経てノンフィクションの書き手となる。デビュー作は編著書『暴走族100人の疾走』(第三書館)。主な著書に『Honda F1 1000馬力のエクスタシー』(集英社)、『いのちの遺伝子 北海道大学遺伝子治療2000日』(集英社)、『正伝 本田宗一郎伝』(小学館)、『炎上-1974年富士・史上最大のレース事故』(文藝春秋)、『スーパーカブは、なぜ売れる』(集英社インターナショナル)、『プカプカ西岡恭蔵伝』(小学館)などがある。日本映画大学「人間総合研究」非常勤講師。

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被災者には「長い1年」 支援者ら、土石流被害の熱海のために祈りささげる - クリスチャントゥデイ

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01.31
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オンラインで支援者らが集まり、熱海の被災者を覚えて祈りをささげた=3日

静岡県熱海市の伊豆山(いずさん)地区を襲った大規模土石流の発生から1年を迎えた3日、発災翌日から現地で支援活動を続けるキリスト教系NGO「オペレーション・ブレッシング・ジャパン」(OBJ)が、被災地のために祈る集会をオンラインで開いた。集まった支援者らは、犠牲となった人々や遺族、今も苦しみの中にある被災者を覚えて祈りをささげた。

発災から1年たった現在も、OBJはスタッフを現地に駐在させ、地域に根ざした支援活動を続けている。現地でこの1年間、地域の子どもたちや高齢者に寄り添ってきたスタッフの南條吉輝さんは、「被害に遭われた方々には長い1年でしたし、今も心にダメージのある方がたくさんおられます。これからも、子どもたちから大人、おじいちゃん、おばあちゃんまで、年齢に関係なく、愛をシェアし、伝えていけたら」と話した。

発災直後から現場を指揮したスタッフの弓削恵則(ゆげ・しげのり)さんは、現地で知り合った高齢者の女性と、今も連絡を取り合っている。1年前、女性の住むアパートの目の前を土石流が流れた。命は取り留めたものの、コロナ禍の影響も重なって女性の生活は不安定になり、スタッフが声かけを続けてきたという。

「雨になると、またあの時の恐怖がよみがえってくるようです。特に大雨が降るときには、心配な心の思いを吐露されるメッセージが入ってきます。まずは、その思いを受け止めます。その上で、私たちが祈っていることをお伝えしています」

被災者には「長い1年」 支援者ら、土石流被害の熱海のために祈りささげる

発災当時の様子を語るスタッフの弓削恵則さん

弓削さんは、伊豆山と熱海の海を見渡せる地にクリスチャンの墓所があり、墓石にヨハネによる福音書12章24節「一粒の麦は、地に落ちて死ななければ、一粒のままである。だが、死ねば、多くの実を結ぶ」が刻まれているのを知り、現場に来た支援者に紹介してきたという。「そういった歴史もこの地域にあるのだと思いながら、支援に当たっていました。その一粒の麦がこの地に落ちて、そこに命が行き交い、本当に弱い立場に置かれた方、その一匹の羊が救われるような支援をこれからも続けていきたい」と語った。

発災3カ月後から地域の子どもたちを対象にしたキッズクラブを開いている南條さんは、当時の子どもたちの様子について、「じっと座っていられない子もいたりして、ストレスを抱えている印象を受けました」と振り返った。回を重ねるごとに、子どもたちの様子に変化が表れてきたという。「あるお母さんからは、災害が起きて以来止まらなかった男の子の歯ぎしりが、キッズクラブに通うようになって止まったと聞きました。小学校高学年の子でも、最初は走り回ってばかりいたのですが、時間がたつにつれて、自分たちのやりたい遊びを楽しめるように変わっていきました」

被災者には「長い1年」 支援者ら、土石流被害の熱海のために祈りささげる

1年の歩みを振り返るスタッフの南條吉輝さん

災害によって外出する機会が減ったり、親族との関わりが薄れたりしている高齢者のつながりを支援するために、「シニアカフェサロン」も定期的に開いてきた。地元の団体と連携し、紙芝居やクラフト、インストラクターを呼んで体操を取り入れるなど、心と体の健康づくりにも取り組んでいる。また、地域の子ども食堂とも連携し、高齢者が地元の住民と一緒に弁当作りに参加し、一人暮らしの高齢者に届けるなど、「地域が地域を支える活動」を支援してきた。

南條さんは、一人暮らしの高齢者宅を一軒一軒訪問して回っている。「行くと喜んでくれて、たまっている思いを話してくださる方がたくさんいます。聞くことしかできないですが、その時間を大切にしています」。地域と被災者の心の回復のために祈りをささげた南條さんは、「どうしようもない感情のはけ口が分からなくなっている人たちも多くいます。あなたがその方たちのために働かれ、心に平安が与えられますように。これからも、愛をもってお一人お一人と接することができますように」と神に求めた。

最後にOBJ代表のドナルド・トムソンさんが祈りをささげ、「災害の多い日本において、私たちクリスチャンが共に立ち上がり、苦しんでいる方々にイエス様の愛を示すことができるように助けてください。熱海において、毎日さまざまな不安の中で今も生活している方々がいます。私たちの働きを通して、少しでもそういった方々がイエス様の愛と平安を知ることができるようにお助けください」と願った。

OBJは、継続するプログラムを8月までに精査し、住民と話し合いながら活動を地域に引き継いでいく計画だ。ただし、高齢者の見守りを兼ねたつながり支援の活動は、今後もOBJとして継続する考えだという。

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災害ケースマネジメントとは 被災者個々に寄り添う支援を - 西日本新聞

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01.31
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新局面 災害の時代ー後悔しない備え(63) 杉本めぐみ九州大准教授

 九州では近年、7月上旬に水災害が起きています。5年前に死者・行方不明者42人が出た九州北部豪雨、4年前に同271人の西日本豪雨、3年前に同2人の九州南部豪雨、2年前は同79人の令和2年7月豪雨でした。追悼の気持ちとともに、この時季は備えもと、つい身構えます。

 これらの被災地を訪れて何より胸が痛む...

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神戸 ウクライナから避難してきた人たちと七夕の交流会|NHK 兵庫県のニュース - nhk.or.jp

神戸 ウクライナから避難してきた人たちと七夕の交流会|NHK 兵庫県のニュース - nhk.or.jp

14.50
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ウクライナから神戸市に避難してきた人たちが地域で孤立しないよう交流会が開かれ、地元の人たちといっしょに日本の料理を食べて、七夕の短冊に平和への願いを書きました。

交流会を開いたのは神戸市東灘区のNPO「ケアット」と地域でボランティアを行う市民などで、6日、ロシアの軍事侵攻を受けてウクライナから避難してきたおよそ20人が集まりました。
まず、ひとりずつ名前と好きなことばを発表し、参加したウクライナの女性は「今回の状況を受けてより一層『平和』ということばの大切さを感じるようになった」などと自己紹介していました。
そして、地元の人たちの手作りのそうめんやちらしずしを一緒に食べて、7日の七夕にあわせて、会場に用意されたささに平和への願いを書いた短冊をくくりつけました。
夫と3人の子ども、それに母親と参加したローガン・スヴィトラナさんは「料理もおいしかった。温かく迎えてもらえてとても感謝しています。感動しました」と話していました。
このNPOはことし4月から、避難してきた人たちに食料や生活物資を配るなどしていて、代表の岡本芳江さんは「ことばの壁はありますが通じ合える部分はあると信じて、平和なときが来るまで支援を続けていきたい」と話していました。

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"一緒に来る" - Google ニュース
July 06, 2022 at 01:55PM
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新シーズンに向けた記者会見 - Inter.it

新シーズンに向けた記者会見 - Inter.it

14.50
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 日本時間7日0時からインテル本社で2022-23シーズンに向けた記者会見が行われた。

「今日、象徴的に我々は新シーズンの最前線にいる。現在と未来について話す前に、我々にとってほろ苦い昨季の簡単なまとめをしたいと思う。 2つのトロフィーを獲得したが、リーグで2位。昨季、勝つことと勝てないことの違いは極僅かだった」

 さて、チャン会長に言及したい。全員にとって良いシーズンになることを祈る。昨季は監督交代という大きな発表から始まった。これは昨年の忙しい夏の後に築かれた良好な関係の成果だが、クラブ、オーナー、ファンに大きな満足をもたらした。生理学的な監督交代であったと言う人もいるかもしれない。監督はここに長く在籍するためのインテルの才能を持ち、周りでは最高の戦術家の1人になるために必要な全能力を兼ね備えていることを示した。

 この場を借りて、同僚のピエロ・アウシリオとダリオ・バッチンが競争力のあるチームを作るために一生懸命働いていることに感謝する。サッカーの基準は常に非常に高く設定されており、勝つために十分な勇気を持ち、負けることを恐れないようにする必要がある。既に競争可能である事実を示していることを頭に入れ、タイトルを獲得するつもりだ。今年の夏とパンデミック後でやや頻繁に使用された言葉、つまり財政面の安定から逸脱していけない。持続可能性は非常に重要であり、我々3人は特にクラブの舞台裏で働く全員と共に、我々の企業部門責任者アレッサンドロ・アントネッロと同様、実行していく計画と達成する目標を持っている。ただし、持続可能性は移籍市場で創造性を発揮できるため、競争力がないことを意味するものではない。移籍期間の5日目または6日目だが、異常な季節が近づいているが、まだ二ヶ月ある。シーズン前半にはリーグ戦14試合、チャンピオンズリーグ6試合の合計20試合があり、監督とスタッフの仕事量は困難を極める。これまでのサッカー界でこの様なシーズンはなかった。

 移籍のトピック:我々は監督に競争力のあるチームを与えたかったが、これまでに行った仕事はその約束の証拠だ。また常に我々を支え、このクラブのバックボーンであるファンにも感謝したいと思う。トロフィーキャビネットの数を増やすことを目指す。昨季に獲得した2つのタイトルは、経済的投資だけでなく、勤勉な文化と帰属意識によるものでもある。これは我々をトップに導くことができる2つの基本理念だ」

 スポーツCEOジュゼッペ・マロッタの発言が終わり、シモーネ・インザーギ監督がジャーナリストの質問に答えた:

通常と異なるシーズンが始まろうとしているが、どのようにアプローチするか?

「今季は三ヶ月間に20試合が行われ、その後リーグ戦が50日間中断するため、奇妙な年になるだろう。それは誰にとっても新しい挑戦であり、我々は既に取り組む方法を模索している。その50日間で準備はするが、それは全監督にとって新しい状況になるだろう」

あなたの電話についてと、ルカクが加入する可能性はいつ言われた?

「昨年、彼との良好な関係が始まり、今夏に彼を連れ戻すチャンスがあった。昨シーズンは最高の攻撃陣を擁したが、これは我々にとって大きな新加入選手だ。ロメルは強く、彼は自身のゲームの中に目標を持ち、我々に新しい解決策を与えるはずだ。しかし昨季の選手のことは忘れてはいけない。スクデットを勝点84で獲得できなかったことに後悔があったとしても、2つのタイトルを獲得した。今季が良いシーズンになることを願い、我々は再び熱意を持って進む」

目標は何?

「勝利。昨季の移籍市場で何が起こったのか分かっている。クラブのマネージャーたちは素晴らしかった。スタッフと一緒に、我々は袖をまくり上げて、初日から一生懸命働き、我々は素晴らしいサッカーをした。7月はそうではなかったが、人々はインテルが優勝候補だと言っていた。今季はACミランの背後からスタートするが、他5、6チームと一緒に最後まで戦う。困難なのは承知しているが、昨年と同じように優勝争いをしたいと思う」

もしシュクリニアルが離れたら、守備面で問題を引き起こすか?

「我々はディレクターが誰であるか、そして過去1年半に彼らが何をしたかを知っている。シュクリニアルは現在インテルの選手であり、昨季は素晴らしいシーズン過ごした。彼は我々と一緒にトレーニング合宿に参加する。次に、何が起こるかを見てみよう。我々はクラブと常に連絡を取り合っている」

昨シーズンの基準からどこでレベルを上げたいか?

「基準を上げるということは3冠を意味する、昨シーズンは僅か勝点2でリーグ優勝を逃した。昨シーズンからの多くの満足感はまだあった。最終節が終了後、スタジアム全体が歓声を上げ、2つのタイトルを獲得していたが、選手たちは3つ目のタイトルを望んでいたため涙を流した。今年もまた挑戦する。8月13日にレッチェ戦で始まる新シーズンには常に我々を支えてくれているファンが必要だ」

誰が正ゴールキーパーになるか?

「ハンダノビッチが正ゴールキーパーとしてスタートする、彼はそれを獲得するに値する素晴らしいシーズンを過ごした。オナナに何ができるかは誰もが知っている。彼は若く、未来であり、今年はチャンスを掴むだろう。我々は彼を信じている」

12ヶ月後で何を言っていると思うか?

「物事が計画通りに進んだ、と言えることを願う。昨年、私は多くの希望と願望を持っていた。昨季は私に多くの満足を与えたよ:トロフィー、チャンピオンズリーグ決勝ラウンド16到達。しかし、こだわっているのはファンとの相性だ。コッパ・イタリア決勝戦と同様に、最終節が思い浮かぶ。これらの記憶は永遠に私に残り続ける」

ディバラの最終的な加入は、更なる後押しになるか?

「我々はディバラをよく知っている。彼は多くの資質を持っているが、チームには6人のFW選手がいる。我々が言及した4人と、明るい未来を持っているピナモンティ、そしてサンチェス。だから今、他のプレイヤーについて話すのは正しくない」

契約更新後の気持ちは?

「本当に嬉しかった。私はクラブの経営陣および会長と素晴らしい関係を築いている。我々はインテルに最高のものを求めており、皆同じ方向に進んでいるよ。可能な限りすべてを整理する手助けをする人がたくさんいて、感謝している」

今季驚かせる選手はいるか?

「頭に浮かぶ名前は1つではない。彼らは皆、昨シーズン私が彼らに求めたことを実行した。高強度の試合が52あり、CL決勝ラウンド16では多くを費やしたが、上手くプレーしていた。もう一度全部をやるよ」

改善が必要だと思うことはあるか?

「昨シーズン、11年ぶりにCL決勝ラウンド16に到達したかった。常にもっと多くを出来るが、プレミアリーグチームは今のところ事実上無敵だが、我々はリヴァプール相手に良いゲームをした」

3-5-2に代わるものはあるか?

「プレシーズンにいくつかの新システムを試すが、私はこのフォーメーションが好きで、このシステムに合う完璧な選手がいる。我々には多くの選択肢があり、昨シーズン、例えばエンポリとのコッパ・イタリア・ラウンド16で、どのゲームに変化を加えられるかを目の当たりにした。ルカクとオナナについては多くの話し合いがあり、クラブが前に出て2人の才能のある若い選手を獲得した。私が常に好んでいて、チームとしてスイッチを入れる手助けをするムヒタリアンも当然いる」

あなたにとってどの大会でも最大限の力でプレーするのは大事だ:このチームはより競争的か?

「クラブは複数の優れた動きをした。今はラノッキアの退団の穴埋めをする必要があり、それに取り組んでいるよ。今季の狙う位はフィールド選手20名、良いレベルで二つの役割を担える選手、何故なら開幕戦から11月まで20試合あり、選手変更が必要となるからだ。そしてGK選手3名。さらにプリマヴェーラから3選手、我々のユースシステムは多くの才能を生み出している。ヴァレンティン・カルボーニと多くの信頼を寄せているカサデイを加えたい。ザノッティは昨季デビューを果たし、今季は複数人がデビューするのを願う。インテルでのし上がるのは困難だと知っているが、複数の選手をデビューさせられたらいいね。我々の若手選手を評価しているんだ。

インテルはルカクと共に多くの時間をプレーした。どう彼を最大限に活用するか??

「言うのは時期尚早だが、複数のアイディアがある。昨季はピッチの高い位置でボール奪取や、深いエリアでボールを奪うことを交互に行った。ロメルが少し違う何かを与えてくれるのは明白だ。ボールを奪取する場所が高いほど、得点のために走る必要が少なくなる。彼と既に良い結果を残した他FW選手との解決策は更に増えるだろう」

アスラニはどのような印象を与えたか?

「彼は若い選手で、年上に見える。彼はインテルで素晴らしい実績を残している選手が彼の前にいることを理解している。彼は過去半年で指数関数的に成長しており、我々はとても彼を信じているよ。」

今回の移籍市場は、試合中により変化を加えるための選択肢を導入することに関するものか?

「これまでの取り組みに誇りを持っており、今季は更なる改善に努める。簡単なことではないが、我々はインテルであり、勝つ必要があるんだ」

今は違う雰囲気があるか?冷静に基準を上げることに何が役立つか?

「私は幸運にもプレッシャーに対処できた。我々のコーチは毎日プレッシャーにさらされている - 私はそれがどの程度か分かっているよ。私には多大な責任があるが、私を成長させる。我々は何を成し遂げたかを知っており、今シーズンは何が起こるかを見ることになる。これまでにいくつかの素晴らしい仕事をしたことを知っているよ」

今回の移籍市場に何を期待しるか?カサデイは現在移籍市場に出ていないのか?

「カサデイはU19欧州選手権に参加した。彼は我々のチームに所属しており、決断はクラブ次第だ。昨年の記者会見では、ハキミが唯一の退団であると言われたが、移籍市場は予測不可能だ。私が保証できるのは8月13日、インテルは勝利欲を持った競争力のあるチームになるということ」

インテルのフォワード間にヒエアルキーはあるか?

「私は得点を多く奪うチームが好きだ。昨シーズン、リーグ最高の攻撃をした。今季は選手の1人がゴールデンブーツを獲得するのを願っている」

数値的に言えば、4人のストライカーがいると予想できますか?

「試合日程が過密で、5人目のアタッカーが必要なのは分かっている。それは若い選手になる。ピナモンティは多くのオファーを受けている確立された選手だ。 何が起こるか見ていく。彼は合宿のチームにいて、我々と一緒に来るだろうがしかし、通常チーム5番目のストライカーは若手選手だ」

ブレーマーの移籍は可能か?

「他チームの選手については話さない」

ルカクの加入後、ジェコと話をしたか?

「我々は代表期間のブレイク後、彼の気持ちについて話した。彼が去年どれほど重要だったか知っている。彼は上手くプレーして30得点を決めて、再び我々の更なる武器になるだろう」


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キアヌ・リーブス、“いい人伝説”を更新!空港で少年から質問攻めにあうも丁寧に回答 | cinemacafe.net - シネマカフェ

キアヌ・リーブス、“いい人伝説”を更新!空港で少年から質問攻めにあうも丁寧に回答 | cinemacafe.net - シネマカフェ

12.15

「ハリウッドを代表する“いい人”」として知られるキアヌ・リーブスが、空港でファンの少年から質問攻めにあうも、一問一問に丁寧に答える姿が目撃された。ツイッターで拡散され「やっぱりいい人!」とファンを感動させている。

キアヌと同じロンドンからニューヨークへの便に乗っていたというTVプロデューサーのアンドリュー・キンメルが、「キアヌが手荷物受取所で、少年にサインを求められて応じた。すると、その子は矢継ぎ早に質問を投げかけ始めたんだ。キアヌはそのひとつひとつに、うれしそうに答えていたよ」とツイート。サインをしているキアヌの画像と、キアヌと少年の会話を掲載している。

アンドリューによると、少年はキアヌに「なんでロンドンにいたの?」「オンラインであなたがグランプリ(F1)にいるのを見たよ!」「運転するの?」「ニューヨークに住んでるの?」「ニューヨークには何日間滞在するの?」「なんでニューヨークに?」「ブロードウェイでなにを見るの?」「ニューヨークではどこに滞在するの?」と質問。

キアヌは、「ドキュメンタリーの撮影でロンドンにいたんだ」「そうそう。F1! レーシングカー!」「F1では運転しないけれど、バイクに乗るのは好きだ」「住んでいるのはロサンゼルス」「ニューヨークには4日…いや、5日間いるよ」「ブロードウェイのショーを見に行くんだ」「『American Buffalo』と『Mamet』を見る」「ミッドタウンに滞在するよ」と答えたという。

アンドリューは、長時間のフライトの後なのに、キアヌは「これ以上ないというくらい親切に接していた」と称え、「彼は一流の人だ。このような小さな瞬間が、人々の人生に大きな違いをもたらす可能性がある。だからみんなにシェアしたかった。私たちにはもっとキアヌが必要だ」とつづった。



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ミサイルで6m吹き飛んだ私 無くなった足の感覚、体は血だらけに [ウクライナ情勢] - 朝日新聞デジタル

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12.15
【動画】がれきの下から救出 ウクライナ東部からの避難民=矢木隆晴撮影

 多くの避難民が滞在するウクライナ中部の工業都市ドニプロには、激戦が続く東部ルハンスク、ドネツク両州から多くの人たちが逃れている。余力がなく最後まで故郷にとどまった人や、脱出ルートが途絶える直前に逃げた人もいた。

 ロシアが7月3日に制圧したとしたルハンスク州リシチャンスク。ロシア軍による激しい攻撃が続いていた6月2日午前5時ごろ、ライサ・グリダさん(76)はアパート5階にある自室のバルコニーに出た。直後、「体が飛び上がるような大きな音」が聞こえた。ミサイルか何かが近くに着弾したようだった。爆発が連続し、アパートの一部が崩れて気を失った。

階下の女性は体が引き裂かれ・・・

 木の棚の下敷きになっていた…

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