【世界バレー】日本男子がキューバに勝利!グループ2位で決勝トーナメント進出決定/ライブ詳細 - スポーツ - ニッカンスポーツ

【世界バレー】日本男子がキューバに勝利!グループ2位で決勝トーナメント進出決定/ライブ詳細 - スポーツ - ニッカンスポーツ

03.16
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<バレーボール男子世界選手権:日本-キューバ>◇30日◇スロベニア・リュブリャナ

バレーボール男子の日本代表が世界選手権でキューバと対戦。

日本が3-1で見事に勝利を収め、グループ2位で決勝トーナメント進出を決定させた。

試合終了時、日本は歓喜の輪をつくった。

日本 25-18
21-25
25-15
25-19
キューバ

第4セット

セットを取れば決勝トーナメントが決まる第4セット、日本はメンバーを変えずに臨む。

日本は序盤、波に乗れない。キューバの展開の速い攻撃に苦しみ、2-6となってタイムアウトを取る。

西田のスパイクなどで得点を重ねるも、なかなか点差を詰められない。9-12。

10-12となり、石川に代わって大塚が入る。その大塚の好サーブで崩して11-12と詰め寄る。

13-13で同点に追いつくと、キューバがタイムアウトを取る。

15-14で日本が遂に逆転する。長いラリーをものにして、17-15と点差を広げる。

正念場ながら、途中出場の大塚が安定感のあるプレーを披露。セッター関田の配球も光り、日本が先に20点台に到達する。20-16。

高橋のバックアタックで着実に加点し、勝利に近づく。22-17。

最後はキューバのスパイクが外れて、25-19で試合終了。日本は歓喜の輪をつくった。

3-1で見事に勝利を収めた日本は、グループ2位で決勝トーナメント進出を決定させた。


第3セット

第2セットを終えて、日本のフィリップ・ブラン監督は中継インタビューで「スパイク、サーブでうまく得点したい」と修正を期す。

メンバー変わらず第3セットに臨んだ日本は、小野寺の連続ブロックなどで幸先よく滑り出し、8-5となってキューバが早めのタイムアウトを取る。

西田のブロックアウト、石川のサービスエースなどで13-9とリードを保つ。

高橋のサービスエースで19-13となり、キューバがタイムアウトを取る。

長いラリーを最後は西田のスパイクで制し、21-13。

最後は相手のスパイクがアウトとなり、25-15で日本が第3セットを取った。


第2セット

日本のサーブから始まり、キューバが連続得点で0-2となるも、高橋のバックアタックなどで対抗。

関田-山内の同学年2人も息のあったコンビネーションを見せる。両チーム得点を重ね、5-5と拮抗した序盤戦になる。

キューバのチャレンジ失敗、西田のブロックで連続得点。互いに点差を広げられず、13-13。

キューバのパワーに押されつつも、日本は関田の巧みなセットアップで対抗する。レセプションを崩され、18-19とブレイクされる。

20-22となり日本はタイムアウトを選択して間を取ったが、3連続得点となる23点目を許して再びタイムアウト。

最後はサービスエースで21-25と第2セットを取られ、1-1のタイになる。


第1セット

決勝トーナメント進出に向けて、今大会3戦目にして日本は石川を初めて先発で起用する。

試合開始から関田は石川に2本連続でボールを集めて、高橋や山内も機能。7-4とリードする。

サウスポー西田の強烈なスパイク、小野寺のフェイントなどで着実に加点するも、キューバも攻撃力で応戦。

一進一退の攻防となったが、日本が先に2桁得点に到達する。10-7。

12-7と点差が開いたところでキューバが最初のタイムアウトを取るも、日本は流れを譲らない。キューバの高さに苦しみながら、西田が効果的にリバウンドを取って好機を待つなど、丁寧な攻撃が光る。17-10。

相手のミス、日本のブロックで点差は20―11と開く。キューバは2回目のタイムアウトを取って修正を図る。

サービスエースなどでキューバに3連続ポイントを許し、20―14で日本は初めてのタイムアウトを取る。

リベロ山本の好守、ブロックの間を射貫く石川のスパイクなどで、日本は効果的に加点。25-18で第1セットを先取した。


日本スタメン

セッター 8 関田誠大

オポジット 1 西田有志

アウトサイドヒッター 12 高橋藍

アウトサイドヒッター 14 石川祐希

ミドルブロッカー 2 小野寺太志

ミドルブロッカー 6 山内晶大

リベロ 20 山本智大


男子日本代表登録メンバー

<オポジット>

1 西田有志(22=ジェイテクトSTINGS、187センチ)

16 宮浦健人(23=スタル・ニサ、190センチ)

<ミドルブロッカー>

2 小野寺太志(26=JTサンダーズ広島、2メートル)

6 山内晶大(28=パナソニックパンサーズ、204センチ)

23 佐藤駿一郎(22=東海大4年、205センチ)

26 村山豪(24=ジェイテクトSTINGS、192センチ)

<アウトサイドヒッター>

5 大塚達宣(21=早大4年、194センチ)

7 高梨健太(25=ウルフドッグス名古屋、190センチ)

12 高橋藍(20=日体大3年、188センチ)

14 石川祐希(26=パワーバレー・ミラノ、192センチ)

<セッター>

8 関田誠大(28=ジェイテクトSTINGS、175センチ)

9 大宅真樹(27=サントリーサンバーズ、178センチ)

<リベロ>

13 小川智大(26=ウルフドッグス名古屋、176センチ)

20 山本智大(27=堺ブレイザーズ、171センチ)

(※背番号、名前、年齢、所属、身長)

フィリップ・ブラン監督

【イラスト】男子バレー世界選手権代表メンバー
【イラスト】男子バレー世界選手権代表メンバー

順位・今後の日程

※6組のうち各組上位2カ国と3位の上位4カ国の計16カ国が決勝トーナメント進出。


日本の1次リーグB組日程

☆26日 日本3-0カタール 

(25-20、25-18、25-15)

☆28日 日本0-3ブラジル

(21-25、18-25、16-25)

☆30日 日本3-1キューバ

(25-18、21-25、25-15、25-19)

(※全て、動画配信サービス「Paravi」で生中継)


世界選手権

オリンピック(五輪)、ワールドカップ(W杯)とともにバレーボール3大大会の1つで4年に1度開催される。今大会はスロベニアとポーランドが共催。24カ国が6組に分かれて1次リーグを戦い、各組上位2チームと3位の中から成績上位4カ国の計16カ国が決勝トーナメントに進出。決勝は9月11日。競技方式はテクニカルタイムアウトなし、リクエストできるタイムアウトは1セット2回まで。日本男子の最高成績は70、74年の3位で82年は4位。98、06年は日本開催。前回大会(18年)はポーランドが大会2連覇を達成し、ブラジルが2大会連続で2位になった。

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スポーツ
防衛費めぐり有識者会議 「国民的議論が重要」―鈴木財務相 - 時事通信ニュース

防衛費めぐり有識者会議 「国民的議論が重要」―鈴木財務相 - 時事通信ニュース

01.15

2022年08月30日17時43分

 鈴木俊一財務相は30日の閣議後記者会見で、2023年度予算編成の焦点となる防衛費をめぐり、増額や財源を議論する有識者会議の新設を検討していると明らかにした。鈴木氏は「国民的な議論をしっかりと積み上げ、理解と納得を得ていくことが極めて重要だ」と強調した。

有識者聴取、反撃能力で賛否 「防御に限界」「MD優先」―近く公表、安保戦略改定へ参考

 また、来年の先進7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議の開催地を新潟市とした理由について、「多くの国際会議の経験があり、江戸時代は北前船による東西日本の交流、明治期は国際交流の拠点としての歴史、文化がある」と説明した。

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資産形成・新興育成促す NISA恒久化議論へ、税制要望 - 日本経済新聞

資産形成・新興育成促す NISA恒久化議論へ、税制要望 - 日本経済新聞

01.15

2023年度の税制改正要望が31日出そろう。岸田文雄首相が掲げる「資産所得倍増」やスタートアップの育成に向けて個人や企業の負担を軽減する要望が目立つ。年末にかけて与党税制調査会での調整も含め、脱炭素や防衛力強化などの国策を裏打ちする税財源をどう確保するかも問われる。

金融庁は少額投資非課税制度(NISA)の拡充をめざす。時限的な今の措置の恒久化と、非課税枠の拡大を求める。

今のNISAは3種類あ...

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東方神起チャンミンらAdo「阿修羅ちゃん」カバー SHINee、EXOは完全体での再会を約束:山陽新聞デジタル|さんデジ - 山陽新聞デジタル

東方神起チャンミンらAdo「阿修羅ちゃん」カバー SHINee、EXOは完全体での再会を約束:山陽新聞デジタル|さんデジ - 山陽新聞デジタル

11.00
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Ado「阿修羅ちゃん」をカバーした(左から)キュヒョン、チャンミン、ミンホ=『SMTOWN LIVE 2022 SMCU EXPRESS @TOKYO』

Ado「阿修羅ちゃん」をカバーした(左から)キュヒョン、チャンミン、ミンホ=『SMTOWN LIVE 2022 SMCU EXPRESS @TOKYO』

 東方神起、少女時代らが所属する韓国の大手芸能事務所・SMエンターテインメントのアーティストが集結するライブイベント『SMTOWN LIVE 2022 : SMCU EXPRESS@TOKYO』3daysの最終公演が29日、東京ドームで開催され、16組54人のアーティストが3時間半にわたって全43曲を披露した。

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 2008年からスタートした同イベントが行われるのは3年ぶり。東方神起、SHINee、EXOは新型コロナウイルスの影響や兵役などでメンバー全員がそろわず、今回はソロやユニット、デュエットでファンを魅了した。

 東方神起のチャンミンは、SUPER JUNIORのキュヒョン、SHINeeのミンホと3人でAdoの「阿修羅ちゃん」をコミカルにカバー。スピーディーな日本語曲をノリノリで歌った3人は、決めポーズで満面の笑みを浮かべた。チャンミンはこのほか、「Devil」「Fever」をソロで披露すると、「次回は絶対、東方神起のライブとして皆さんに会いに行けるように頑張ります」と語った。

 SHINeeは、末っ子のテミンが兵役中。リーダーのオンユはaespaのニンニンと「Way」をデュエットし、ソロでは「DICE」を歌唱。キーはソロで「Bad Love」「Gasoline」を、ミンホは前出の「阿修羅ちゃん」のほか、ソロで「Heartbreak」を歌った。

 3人がそろったところで、流ちょうな日本語でわちゃわちゃトーク。キーが「皆さんこんばんは、SHINeeの末っ子、キーです」とあいさつすると、オンユは爆笑。キーは「1回くらいは年下になりたい」と笑った。

 キーは「SHINeeのライブでも、来年くらいにはぜひ、ここに立つことができるように。毎年ここに立たせていただいていたんですけど、来年できればSHINeeでもここで歌えるように頑張ります」と宣言。オンユは「テミンくんも同じ気持ちだと思います」と語り、復帰を心待ちにしていた。

 EXOは、同じキム姓のスホ、チェン、カイ、シウミンの“キム4兄弟”が出演した。チェンはバラード「Beautiful goodbye」を歌いあげ、スホはクラウチングスタートのポーズを取ると、花道を猛ダッシュしセンターステージで「Hurdle」を熱唱。カイが「Peaches」を、シウミンが「Shake」を歌うと4人が集合した。

 「キラキラリーダー、イケメンリーダー」と自己紹介したスホは「ここにいるメンバーだけではなく、今回一緒に来ることができなかったメンバーも会いたがっています。もう少しだけ待っていてくだされば、EXOは完全体で、そして完璧に、ステージに戻ってきます」と誓っていた。

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August 30, 2022 at 04:15AM
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畑岡奈紗9位キープ 稲見萌寧は日本勢3番手に/女子世界ランク - ゴルフダイジェスト・オンライン

畑岡奈紗9位キープ 稲見萌寧は日本勢3番手に/女子世界ランク - ゴルフダイジェスト・オンライン

10.23
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女子ゴルフの29日付世界ランキングが発表され、国内女子ツアー「ニトリレディス」で今季2勝目を挙げた稲見萌寧は22位で変わらなかった。同大会予選落ちで2ランク下げて23位に後退した西郷真央に代わって日本勢3番手に上がった。

米国女子ツアー「CP女子オープン」を13位で終えた畑岡奈紗は9位をキープして日本勢最上位。同大会45位だった古江彩佳は2ランクダウンの21位となった。

<< 下に続く >>

渋野日向子が1ランク上げて29位、笹生優花が1ランク下げて30位と入れ替わった。「ニトリ-」でともに2位だった西村優菜が2ランク上げて36位、山下美夢有は3ランク上げて36位で続く。

「CP女子-」でツアー初優勝したポーラ・レト(南アフリカ)が142位から86ランクアップ、自己最高の56位と大きく飛躍した。

トップ3は、1位がコ・ジンヨン(韓国)のままで、ネリー・コルダが1つ上げて2位、入れ替わりでミンジー・リー(オーストラリア)が3位となった。

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【連載】インカレ直前対談「101%」 第10回 須田悠介×田中大寛×原空輝 - wasedasports.com

【連載】インカレ直前対談「101%」 第10回 須田悠介×田中大寛×原空輝 - wasedasports.com

09.56
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 この日登場したのは、須田悠介(スポ3=湘南工大)、田中大寛(スポ3=大分・別府翔青)、原空輝(スポ1=東福岡)の3人だ。3人は自由形を専門としており、特に須田と田中はそれぞれ50メートルと200メートルの優勝候補の一人である。原もルーキーながらも得点獲得に期待がかかっている。

※この取材は8月24日に行われたものです。掲載が遅れて大変申し訳ございませんでした。

夏はとても良い強化ができた(須田)

50mで学生No. 1のタイムを残している須田

――まずは須田選手の他己紹介をお願いします

田中 3年生の須田悠介は、僕と同じ種目の自由型をやっていて、僕は100、200メートルなのですが、悠介は50、100メートルで、主に短いスプリンターを専門としています。今年のインカレも優勝候補ですし、100メートルに関しては、二人でワンツーができたら良いなと思っています。普段から切磋琢磨して、一緒に試合でも同じところを目指して頑張る存在なので、戦友みたいな感じで良い刺激をもらっています。

 須田さんは泳ぎの面だけでなく精神的な面も色々教えていただける様な先輩だと思います。あと、スタートがとても早いという武器を持っている先輩です。

――次に田中選手についてお願いします。

須田 学年は僕と同じ3年生です。種目は自由型をやっていて、主に中距離と短距離に出ています。あとはバタフライも泳げるので、マルチな選手だと思っています。彼はお調子者なので、あまり褒めてしまうと調子に乗ってしまいます(笑)。元気もありますし、1年生の時はインカレを優勝しているので、エースとしても頼もしいです。同期として切磋琢磨してやっているので、お互い影響し合いながら、チームとしても良い振る舞いをしていると思います。

 僕は九州出身で、大寛さんは大分出身なので、同じ九州の人で、高校の時からよく名前は知っていて、フリーと言えば田中大寛みたいなところがあったので、中学・高校からトップレベルを走り続けてきた選手だと思います。田中選手もスタートが早く、一番の持ち味がキックだと思いますが、僕はキックが弱いので、そこを色々教えてもらっています。

――原選手についてお願いします。

田中 1年生の原空輝は、先ほど空輝も言っていた様に、大分と福岡出身で、中学生・高校生から、九州大会でしょっちゅう会うような関係でした。試合を重ねていくごとに喋るようになっていって、空輝が大学入る時にはもう仲良く喋る関係性でした。一緒に練習する時期も少しだけ被っていて、キックが弱いと言っていましたが、逆に言えば空輝はプルが強くて、僕も全然勝てないようなプルの強さを持っています。空輝には空輝の良い部分がありますし、スピードもあるので、100と200メートルで専門が同じで、これから同じ種目、同じ舞台で一緒に戦っていけたらなと思っています。

須田 僕からの印象としては、水泳には真面目に取り組む子というふうに思っています。多分ポテンシャルがすごく高くて、大学に入って、吸収できることがたくさんある選手だと思っています。教える人がたくさんいて、彼自身がたくさん吸収できればその分だけ伸びると思うので、今後とても期待ができる選手です。

――オフの日はどの様にして過ごされていますか

田中 試合が無い期間はお昼ご飯の前まで寝て、寝起きで誰かとご飯を食べに行って、午後は予定が無ければ部屋でゴロゴロしています。寮生活で、みんなが普段から一緒にいるので、たとえば映画を見に行こうとか何かしら予定は立ちます。

須田 割とゆっくり過ごせる期間は、原と一緒に外でキャッチボールをしたりとか、野球やバレーボールをしたりと、僕自身水泳以外のスポーツをすることが好きなので、ワイワイ遊んでいます。

 僕は大寛さんと一緒で、朝10時くらいに起きて、朝ご飯はあまり食べないです。僕の部屋は人が結構集まるので、来た人と一緒にゲームをして、ずっとゴロゴロしている感じです。

――夏の練習を振り返っていかがですか

須田 僕の強みと弱みを分けた時に、飛び込みから水中動作、浮き上がり局面というのが僕の一番の強みなのですが、逆に弱点は後半のフォームが崩れてしまうことなど実際に泳ぐ局面だと思うので、そうした弱点を重点的にやりました。具体的には、水中練習でたくさん距離や本数を泳ぐという練習方法を取っていて、僕は短距離選手なので、普段から練習量は多くは求められないのですが、自分自身泳ぎが必要だと思っているので、中距離の田中と練習したり、たまに長距離の選手と練習したりして、泳力を高めるということを中心的にやっていました。

田中 僕は3月の国際大会代表選考会が終わって、一度指導者を変えて、新たな取り組みを入れて練習していました。ユニバーシアードの代表になって、6月はそれがあると思って練習をしていましたが、延期になってしまって、自分が立てていた計画とは少しだけずれてしまったのはありました。その後は、インカレもありますし、そこのモチベーションを落とさずにずっと良い練習ができていました。しかし、足首の故障が長くあって、1ヶ月くらいは練習できない時期がありました。通院して、痛みに耐えながらでした。僕自身課題は明確で、後半は少しまだ上の選手に比べると弱いところがあるので、持久力強化を中心に行なっています。その手応えも感じているので、夏はとても良い強化ができたと思います。

 前にも述べたように、キックが苦手で、足首を故障したことによって1ヶ月くらいキックができなくなってしまったので、キックの持久力を戻す練習をしました。あとは、プルが長い距離になってくるとあまり強くないので、その二つを強化しています。キック力はスピード的には早くなったと言えないのですが、持久力は上がったかなと思います。プルに関しては、スピードも少し向上して、持久力も向上でき、良い練習ができています。

――ここからは須田選手にお伺いします。今シーズン振り返ってみるといかがですか

須田 出た試合が日本選手権と早慶戦の二つだけで、大きな山を二つ作って、かなり集中して試合に臨めるような状況を作りました。その二つの試合は、僕の主要種目の50メートル自由型と100メートル自由型に出場し、その2種目が全ての試合でベストを出すことができているので、結果としても自分の満足度としても100点に近いような記録で泳ぎ続けることができました。日本選手権でも目標にしていた決勝進出だったり、早慶戦の50メートル自由型では、今年度現役学生の学生ランキング1位のタイムを記録することができたりと、今後にインカレに向けてすごく自信に繋がりました。着実に実力が上がっているのがタイムからも自分が泳いだかんじからも感じているので、非常に良いシーズンが送れていると思います。

――今シーズンのベストレースはどのレースでしたか

須田 タイムで言うと早慶戦の50・100メートルが共に一番良く、特に50メートル自由型はかなりレベルの高いレースをすることができました。

今の大学生活が楽しいと思えるのも4年生がいたから(田中)

田中が狙うは2年ぶりの金メダルだ

――次に田中選手にお伺いします。今シーズンここまで振り返っていかがですか

田中 先ほども言ったように、今シーズンから指導者の方を変えて、新たな練習方法でやっていて、率直に言うとその練習方法がとても自分に合っていたのではないかなと思います。試合に関しては、レースの中で学んでいくことがたくさんあると思うので、試合には積極的に出るようにしています。ベストが出たレースもあったので良かったかなと思いますが、それこそ足首の故障とユニバの延期が僕には影響が少し大きかったかなと思います。それでも練習は継続できていますし、インカレに向けては今シーズン良い流れで来ることができました。

――今シーズンのベストレースはどのレースでしたか

田中 ベストレースは日本選手権の100メートル自由型の予選です。積極的に行けたというのが大きくて、そこでベストも出せたので、とても印象的なレースでした。あと200メートル自由型で出た関カレは、1分48秒というベストに近いタイムで泳げましたし、インカレに向けた課題も出たので、学びのある良いレースだったと思います。

――次に原選手にお伺いします。早稲田大学に入学したきっかけについて教えてください

 ずっと憧れていた田中大寛さんが入学したので、一番早い人と練習すれば、早くなるだろうという思いで、早稲田大学を選びました。

――実際にチームに入ってみていかがですか

 チームの雰囲気はすごく良くて、先輩からタイムで負けたりしたら良い意味で煽られます(笑)。悔しいという気持ちが湧いて、次は勝ってやろうという気持ちになるので、練習環境としてはすごく良いと思います。

――今シーズンここまで振り返っていかがですか

田中 今シーズンはなかなかタイムが出なくて、ベストから遠いタイムしか出せていませんでした。ですが、それ以上にコーチや先輩方から技術をたくさん教えていただき、色々な経験ができたので、良いシーズンを送れています。

――再び皆さんにお伺いします。インカレで引退される4年生が多いですが、4年生との思い出は何かありますか

須田  同じ寮生活をしているので、特に誰かと仲が良いというのはありませんが、特に男子選手はみなさんお兄ちゃんのような存在です。1年生の時は今住んでいる寮ではなくて、複数人で住む寮でしたが、武井凛太郎さん(スポ4=東京・早実)は同じ部屋だったので、たくさん甘えましたし、たくさん一緒に遊びました。4年生の方々にはとてもお世話になったので、今年のインカレは特に一緒に頑張りたいと思いが強いです。

 3年生の方ほど関わる機会が少ないですが、4年生の方は背中が大きく見えます。練習に対する意識も高いですし、私生活ではリラックスするところはしっかりされていて、お手本になるような4年生だと思います。

田中 4年生とは一番長く付き合う代で、3年間お世話になりました。主将の平河楓さん(スポ4=福岡・筑陽学園高)は福岡出身で、九州の時からお世話になっています。今の大学生活が楽しいと思えるのも4年生がいたからだと思うので、本当に大きい存在だと感じます。

ベストタイムを出して、チームの勢いをつけていきたい(原)

もちろん、ルーキー原の活躍もチームには欠かせない

――次にインカレについてお聞きします。出場種目と具体的な目標を教えてください

須田 出場予定の種目は、個人は50メートルと100メートの自由型で、リレーはメドレーリレーと400メートルのフリーリレーです。全て優勝することが目標です。特に50メートル自由型は今学生ランキング1位ですが、4年生の今野太介さんが同じ種目でエントリーしていて、相当早いと思っているので、ライバルとして負けないように頑張りたいです。

 出場する種目は100メートル自由型と400メートルのフリーリレーと、もしかしたら800メートルのフリーリレーです。200メートルの自由型はギリギリで出場できたので、出場できなかった人の気持ちも背負って、自己ベストを出したいと思います。400メートルのフリーリレーは、メンバーの須田さんと田中大寛さんと今野太介はとても強く、僕が早いタイムで泳げば優勝できるので、足を引っ張らないように、逆に引っ張っていけるように頑張っていきたいです

田中 出場種目は100メートルと200メートルの自由型と、リレー3つに出場予定です。1年生の時は、200メートルは優勝して、100メートルは8位という結果で、200メートルは去年2連覇を目指しましたが、3位に終わって、100メートルは予選落ちという散々な結果でした。今年は4年生に恩返しという思いもありますし、個人は2冠を目指して、リレーでは悠介が言ったように優勝を目指して頑張りたいなというふうに思っています。

――チーム内の注目選手はいますか

田中 すぐに思い浮かんだ人が2人いて、50メートルと100メートルフリーの専門である4年生の今野太介さん(スポ4=山形・羽黒)と、ずっとブレを専門でやってきて、ここに来て個人メドレーの才能を開花させている4年生の白石崇大さん(スポ4=広島・沼田)です。この二人はすごいレースをやってくれるのではないかなと思っています。

須田 僕も4年生の今野太介さんを意識しています。同じ種目なので、今野さんがどれくらいで泳ぐかというのもなんとなく分かっていますし、正直なところインカレ本番では今野さんしか敵はいないと思っていて、二人の一騎打ちになると思います。一番のライバルとして絶対早いことが分かっているので、注目選手として挙げさせてもらいます。

 4年生主将の平河楓さんです。関カレでも200メートル平泳ぎを良いタイムで泳いでいましたし、地元が一緒で、昔から応援していた選手なので、期待して応援したいと思います。

――ご自身の注目ポイントを教えてください

須田 先ほども述べましたが、飛び込みから水中動作、浮き上がり局面が得意です。50メートル自由型は特にスピードが求められる種目ですが、スピード自慢たちが集まってもかなりリードできる展開を作ることができるので、圧倒的なスタート力を見せつけたいと思います。そして必ず優勝するのでそこが注目ポイントです。

田中 注目してほしいのは、168センチが180とか170センチ後半の大きい人に勝って、優勝するというところのみです(笑)。

 僕は前半から積極的に行く勇気ある感じを見てほしいです。

――現在の調子はいかがですか

須田 非常に良い状態でインカレ4日前を迎えていると思います。疲労具合もしっかし抜けていて、今日泳いだ感じもかなりキレが出ていたので、不安は無く、楽しみや期待という思いが大きいです。

田中 インカレ前ということで調子も上がっていますし、体の状態も良いです。

 今シーズン入ってから考えると、タイムも上がってきたので、良い調子だと思います。

――では最後にインカレに向けた意気込みをお願いします

須田 50メートル自由型に関しては、学生最速を決めるレースとなるので、大学生最速を勝ち取って、良い結果で終わりたいと思います。

田中 僕は個人二冠とリレーでのメダル獲得など、今年のインカレは結果で恩返ししたいです。さっき見所でも言ったように小さい奴が大きい奴に勝つところをしっかり見てほしいです。

 タイム的にも決勝に残るのは厳しそうですが、チームを盛り上げるためにベストタイムを出して、チームの勢いをつけていきたいと思います。自分のできることを精一杯やっていきたいです。

――ありがとうございました!

(取材・編集 永留琴子・藤田珠江)

◆田中大寛(たなか・たいかん)

2001(平13)年4月25日生まれ。168センチ。大分・別府翔青高出身。スポーツ科学部3年。専門は自由形中距離。周りには常に人がいるという田中選手。インタビュー中も同学年の選手が野次を入れていました!

◆須田悠介(すだ・ゆうすけ)

2001(平13)年9月20日生まれ。179センチ。神奈川・湘南工大付出身。スポーツ科学部3年。専門は自由形短距離。早稲田大学での目標は「超大型エース」になることだという須田選手。インカレで金メダルを獲り、実力を証明して見せます!

◆原空輝(はら・たかき)

2003(平15)年8月20日生まれ。178センチ。東福岡高出身。スポーツ科学部1年。専門は自由形短距離。目標はパリ五輪だという原選手。パリに住んでいる従姉妹に活躍を見せたいそうです!

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原発政策の転換 説明と議論が欠かせない:山陽新聞デジタル|さんデジ - 山陽新聞デジタル

原発政策の転換 説明と議論が欠かせない:山陽新聞デジタル|さんデジ - 山陽新聞デジタル

09.19
 議論らしい議論もないまま、唐突に打ち出された方針転換である。

 岸田文雄首相が安全性を高めた次世代型原発の開発や建設、既存原発の運転期間延長などについて検討を進めるよう関係省庁に指示した。年末までに結論を出すという。

 2011年の東京電力福島第1原発事故の反省から、政府は原発への「依存度低減」を掲げ、新増設や建て替えは想定しないとしてきた。対して新たな方針は「原発回帰」が鮮明で、従来の姿勢を覆すものだ。

 ロシアのウクライナ侵攻によりエネルギー不安が高まっている。脱炭素化の国際潮流の中で火力発電に頼らない電力の確保策も急がれる。だが洋上風力発電など再生可能エネルギーの開発は道半ばだ。

 その点、原発は発電時に温室効果ガスを出さないため、脱炭素と電力の安定供給の両立には活用が重要との判断なのだろう。だからといって、事故の教訓をゆるがせにしてはならない。

 事故が起きれば計り知れない被害を生む原発には依然として反対の声も強い。政府は昨秋改定した国のエネルギー基本計画で、30年度の電源構成に占める原子力の割合を明示する一方、実現に必要とみられる新増設の推進などについては触れていなかった。

 首相が今回の方針を明らかにしたのは、先日出席した脱炭素を議論する「GX(グリーントランスフォーメーション)実行会議」の場だ。国民生活に深く関わるエネルギー政策の基本方針を、非公開の会合であっさり転換させる手法には疑問を禁じ得ない。

 従来の方針を転換して、原発の推進にかじを切ることの妥当性について、まずは秋に見込まれる臨時国会で丁寧に説明してもらいたい。高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の処分方法など、未解決の問題を含めた責任ある議論が求められる。

 現在、国内の原発は33基ある。事故後に策定された新規制基準に基づく原子力規制委員会の審査に17基が合格、これまで10基が再稼働した。

 政府は、東電柏崎刈羽6、7号機(新潟県)など、合格したものの地元同意が得られなかったり、安全対策工事が遅れたりして未稼働の7基について早期稼働を後押しする構えだ。首相は「国が前面に立ってあらゆる対応を取る」と強調したが、不信感をどう払拭するかが問われよう。

 運転に関しても「原則40年間、最長60年間」とする法定期間をさらに延ばすことを検討する。ただ安全確保には課題が残るとの指摘もある。

 ウクライナ侵略ではザポロジエ原発などが戦闘に巻き込まれ、原発への武力攻撃のリスクがあらわになった。どれだけ技術が進み、災害への備えや厳格な安全審査を尽くしても狭い国土で原発に依存し続けるのは危うい。目先の電力不足解消にとどまらない国民的議論が欠かせない。

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