先週ハワイ州マウイ島で発生した山火事。8月13日時点で93人が亡くなったことが確認され、その数はまだ増加すると見られている。アメリカの山火事としてはこの100年で最多の死者数であり、ハワイ州の自然災害としては史上最悪だと報じられている。
そんな中セレブたちが支援の動きを見せている。ハワイ州出身のジェイソン・モモアはいち早く声明を発表。「マウイ島全土で発生した壊滅的な火災の被害に遭ったすべての人にお見舞いの気持ちを伝えたい。このようなときこそ私たちはオハナ-家族-として互いに協力し支え合います」「これらの火災がもたらした被害に心を痛めています。でも私たちのコミュニティの回復力と強さは輝きを放つでしょう」。またバカンスであってもボランティアであっても今はマウイ島を訪れないでほしいとも。「これ以上の延焼を防ぐため、私たちの家や自然という宝を守るために不眠不急で働いている最前線の人を助けるため、みんなが自分の役割を果たしましょう」。インスタグラムでもフォロワーたちに「島に行かないでほしい。今、マウイ島はバカンスの場所ではない」とアピール。現地に行かなくてもできる支援方法として寄付を呼びかけている。
Amazonの設立者でマウイ島に土地を持っているジェフ・ベゾスも寄付をすでに表明している。婚約者のローレン・サンチェスがインスタグラムで声明を発表した。「ジェフと私はマウイで起きていることに心を痛めています。多くのものを失ったすべての家族と壊滅的な打撃を受けたコミュニティのことを考えています。当面のニーズも大切ですが、人々の注目が他に移ってからも長期的に進めなくてはいけない再建も重要です」。2人でマウイ基金を立ち上げ「復興のために1億ドル(約145億円)を捧げる」と明らかにした。
同じくマウイ島に家を持っているオプラ・ウィンフリーは現地で支援を始めている。すでに避難所になっているウォー・メモリアル・スタジアムで避難民たちに支援物資を配布している姿が目撃されている。オプラは放送局「BBC」に「少し打ちのめされている。でもたくさんの人が応援し、それぞれができることをし、持ち寄れるものを提供してくれて本当に嬉しい」とコメントしている。スポークスパーソンによるとオプラは避難所を訪問、避難していた人に必要なものを聞いてから地元のウォルマートやコストコへ。リクエストされた寝具や、シャンプーやおむつなどのサニタリー用品を買って避難所に運んだ。さらにスポークスパーソンは「どういった資金が短期的、長期的な再建に最も役立つかが判明したら、オプラはさらに支援していく予定だ」と話している。日本でもバカンス先として愛されているマウイ島。1日も早く住民たちが元の生活に戻れることを祈りつつ、回復を支援したい。
からの記事と詳細 ( ジェフ・ベゾスやオプラ・ウィンフリーらがマウイ島山火事の被災者を支援 - ELLE JAPAN )
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