東日本大震災から11日で13年。被災者の感謝の気持ちを映像で伝えるアーティスト、教訓を胸に災害に備える子どもたち-。それぞれが、あの日の記憶を受け継いでいる。(小形佳奈)
東日本大震災の被災者が支援への感謝を伝えるミュージカル「100通りのありがとう」の第2弾が映像化され、11日に東京都荒川区内で上映される。
ミュージカルは、区内にアトリエを構えるアーティスト寺本建雄さん(77)が被災地での聞き取りなどをもとに創作し、2012年に都内で初演した。今回映像化されたのは、震災から12年を経た被災者の思いを盛り込んで内容を刷新し、昨年3月と6月に宮城県内で上演された作品だ。
映像の編集作業中だった元日に能登半島地震が起きた。寺本さんは「被災者のために、今東京からできることを」と、急ピッチで作業を進め、大震災から13年となる11日の上映会に間に合わせたという。
上映会は午後6時半から、荒川1のサンパール荒川・小ホールで。入場無料。能登支援の募金箱を設置する。問い合わせは事務局=メールthanks100arigatou2@gmail.com=へ。
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