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間寛平「まさか来てくれるとは…」 大嫌いな飛行機乗り継ぎトルコまで激励に訪れた仁鶴さん思いだし涙 - スポニチアネックス Sponichi Annex
taritkar.blogspot.com17日に84歳で亡くなった落語家・笑福亭仁鶴さんの読売テレビ追悼番組「大阪ほんわかテレビ特別企画 仁鶴師匠ありがとうございましたスペシャル」が27日、放送され、ありし日の仁鶴さんの懐かし映像に番組メンバーから笑いがこぼれ、涙を誘うシーンも見られた。
司会を務めた桂南光(69)は冒頭で「明るく偲んで行きましょう」とスタート。93年6月の番組開始から共演した間寛平(72)は、仁鶴さんが亡くなる半年ほど前に電話で話をしたそうで「食事しましょうとか、ゴルフ、いつでもお供しますと言ったんです。『また、電話するわ』と言ってたんですが」と再会が叶わずガックリ。月亭方正(53)は「大師匠と一緒の空間にいれて幸せでした。思っていた通りの温かい人でした」と偲んだ。
仁鶴さんがグラススキーを体験する衝撃シーンの映像では、100メートルほどの斜面を高速で滑って、最後に転倒した後に得意のギャグを交えた「むちゃくちゃでござりまするわ。今年、57歳やで」というセリフが流れ、爆笑を誘った。80歳の誕生日の日にロシア民謡「行商人」を歌う貴重なシーンも。南光は「噺家でないタレントという形を残された」と語った。
また、4年前に亡くなった最愛の隆子夫人と共演した83年の「面白旧婚旅行」のVTRや、特番で実現した明石家さんま(66)との爆笑対談シーンも。さんまが「今の僕があるのは本当は仁鶴師匠のおかげ」と読売テレビ「笑福亭仁鶴の爆笑三段跳び」(1976年~79年)の前説で吉本に認められ、スター街道を駆け上がっていくキッカケとなった逸話が明かされた。
2010年の特番で「アースマラソン」挑戦中に前立腺がんが発覚した寛平を励ますため、仁鶴さんが大嫌いな飛行機を乗り継いではるばるトルコを訪ねた涙の名シーンも公開。映像を見て「まさか来てくれるとは思わなかった」と思わず感極まった寛平。エンディングでも涙ながらに感謝の気持ちを述べた。阪神淡路大震災で被災した際、避難していた仮設住宅を隆子夫人と一緒に訪れて励ましてもらったこと、アースマラソンでの激励を振り返り「大好きな隆子姫と会いましたか?2人仲良くそっちで過ごしてください。ホントにありがとうございました」とメンバーを代表してメッセージを贈った。
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