リーガロイヤルホテル東京(新宿区戸塚町1、TEL 03-5285-1121)が、理学療法士、作業療法士、鍼灸(しんきゅう)師など専門家のケアや指導により、身体の機能改善を目指すホテル滞在型リハビリプランの提供を始めた。(高田馬場経済新聞) 【写真】リーガロイヤルホテル東京外観 隣接する大隈庭園と 脳梗塞や骨折などで低下したADL(日常生活動作:日常生活を送るために最低限必要な移乗、移動、食事、更衣等を指す)や身体の機能改善を目指す人を対象に、協働するワイズ(東京都港区)が運営する脳梗塞リハビリセンターの専門的なリハビリを滞在するホテル内で提供する。理学療法士など専門家によるリハビリを組み合わせたホテル宿泊プランの提供は、先行して開始したリーガロイヤルホテル(大阪)に続く試み。 リハビリでは、カウンセリングにより現状の確認と目標設定を行い、滞在中、体のコンディションやバランスを整えるはり治療とリハビリの組み合わせで機能改善をサポート。自宅に戻った後のトレーニング指導や介助者へのアドバイスも行う。 滞在客室は、東京2020オリンピック・パラリンピックを機に改修した42平方メートルのヨーロピアンクラシック調「バリアフリールーム ジュニアスイート」で、客室内も車いすで移動できる。リハビリは、ホテル館内のリハビリルームを使用するほか、必要に応じて客室で食事や入浴などの介助指導も行う。 ワイズの早見泰弘社長は「病院でのリハビリは一定の期間に限られている。先行する大阪での取り組みで、ホテル滞在型のリハビリは世の中で求められていると実感している。当社独自のステップアップシートを活用し、個々の状態と目標によって入浴や食事など日常生活に即したパーソナルなプランをご提案する」と話す。 同ホテルの中川智子総支配人は「リハビリと共に、滞在中は隣接する大隈庭園の散歩や館内のレストランでの食事などを楽しんでいただく提案をしたい。包括的なプランで一緒に滞在する介助者の心のケアにもつながれば」と話す。 プランは、6泊7日の基本プラン「鍼灸+理学療法士・作業療法士によるリハビリ」(計2時間×5回=53万7,500円、1室2名利用、朝食付き)のほか、2泊3日のホテルステイとリハビリプランが体験できるショートプラン、1カ月の長期プランを用意する。
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