鹿児島県は23日、九州電力川内原発の安全性を検証する専門委員会を開き、九電が最長20年の運転延長に必要な特別点検を始めたことを受けて、運転延長を集中的に議論する分科会を新設した。
分科会は、既存の委員2人に加え、新たに材料工学などを専門とする大学教授ら4人の特別委員を選任して計6人で構成。特別点検の結果や原発の劣化状況などを検証する。年明けに初会合を開く。
塩田康一知事は昨年7月の知事選で、原子力政策に批判的な識者を専門委に加えることを公約にしていた。4人の特別委員について、知事は過去の発言などから批判的と判断した識者が複数いるとしたが、誰なのかは明かさなかった。
県は検証内容を踏まえ、九電が運転延長を申請した場合には、九電や原子力規制委員会に必要な対応を要請する。委員会後、塩田知事は分科会について「九電の延長申請を先取りする形でしっかり検証してほしい」と話した。（片岡寛）
「10月ごろからイギリスに行っていた。12月19日に羽田に帰ってきて検疫指定のホテルで宿泊していたが、濃厚接触者の可能性があるという メッセージを入国者管理センターからもらった」
(濃厚接触者)
12月19日にイギリスから帰国した愛知県在住の20代の女性。隔離期間中の22日、東京にある政府指定のホテルに滞在していたところ、登録していたアプリにメッセージが届きました。
「同じ飛行機に陽性者がいると書いてあった。イギリスから帰国した場合は、6日間政府が指定するホテルに滞在する。そのあとは公共交通機関を使わず自宅まで帰って自宅待機。濃厚接触者の可能性があるので、14日目まで(ホテルに)いることができず、その後、愛知県が指定する施設に移動する」
(濃厚接触者)
しかし、女性は愛知まで公共交通機関を使うことが許されないため、大きな問題が。
「私の場合は、父が車を持ってきて父はそのまま新幹線で帰る。私が1人で車を運転して愛知県まで帰る」
(濃厚接触者)
女性の場合は、25日午後２時以降に都内のホテルを出て、羽田空港まで指定のバスで移動。その後、自家用車で愛知県まで自分で運転して帰らなければいけません。さらに。
「県指定のホテルにすぐ行けるかどうかはまだわかっていなくて、人数や時間の関係で、一度家に帰って県から連絡がくるの待つ。本来であれば家に帰らず、県の施設に直接行ければ、家族に心配かけることはない。 家族が私に会わないようにするために、家族がホテルに行く話をしている」
(濃厚接触者)
帰りの父親の新幹線代やホテル代も自費とのこと。せめて県指定のホテルには早く入りたいと訴えます。
「地元に帰ったときにすぐに施設に入ることができれば、家族に迷惑をかけないかなと思います」
(濃厚接触者)
日本海側の平野部でも大雪となるおそれがあるため、雪への備えを急いでください。
この大雪や暴風によって、電車の運転見合わせ、高速道路では通行止めや速度規制などが生じるおそれがあります。飛行機での帰省などにも大きな影響の出ることも考えられるため、移動の際は最新の情報確認が欠かせません。
また、全国的に厳しい寒さとなるため、路面凍結や水道管の凍結などにも注意が必要です。
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新型コロナウイルスの３回目のワクチン接種をめぐり、新潟市は来月から６５歳以上の高齢者に順次、接種券を発送したうえで、来年２月から接種を始めることになりました。
また、１回目の接種にあたって混乱が生じたことも踏まえ、日時と会場を市が指定して案内することにしています。
新潟市の中原市長は２３日記者会見し、３回目のワクチン接種の具体的な日程を明らかにしました。
それによりますと、６５歳以上の高齢者に来月１３日から順次、接種券を発送したうえで、２回目の接種から８か月以上たった人を対象に来年２月５日から接種を始めます。
集団接種については、日時と会場を市が指定して案内することにしています。
ただ、２回目の接種から７か月以上たった人は接種の時期を前倒すことも可能で、その場合、日時や会場の予約を取り直す必要があります。
一方、１８歳から６４歳までは来年２月から順次、接種券を発送したうえで、２回目の接種から８か月以上たった人に接種を進めます。
そして、集団接種を受ける場合はインターネットや電話などで日時や会場を予約してもらうほか、個別接種の場合は原則として２回目と同じ医療機関で予約してもらうことにしています。
中原市長は「『オミクロン株』の流行が懸念されるなか、基本的な感染対策をとるとともに、積極的なワクチン接種をお願いしたい」と呼びかけました。
来年３月末までに使われるおよそ２５万３０００回分のワクチンの内訳は、ファイザーがおよそ１４万９０００回分、モデルナがおよそ１０万４０００回分で、新潟市は異なるメーカーのワクチンを組み合わせる「交互接種」を実施します。
集団接種では年齢にかかわらず、全員、モデルナのワクチンが投与されます。
個別接種では、４４の病院すべてでモデルナのワクチンが用いられ、診療所ではファイザーが使われるということです。
「交互接種」について厚生労働省はホームページで、「これまでに用いたワクチンの種類にかかわらず、ファイザーかモデルナのワクチンを用いることが適当だ。『交互接種』を認めている国はアメリカをはじめ、複数ある」と説明しています。
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国内
これまで「原付バイク」と同じ扱いだった電動キックボードについて、警察庁は、時速20km以下のものなら、16歳以上が乗れて、運転免許は不要とする方針を固めた。
有識者委員会の報告書をふまえて、警察庁は、大きさが自転車と同じくらいで、最高速度が時速20km以下の電動キックボードについては、16歳以上であれば運転免許がなくても乗れて、原則として車道通行とする方針。
また、ヘルメットの着用は努力義務とし、2022年の通常国会に道路交通法改正案が提出される見通し。
電動キックボードは、これまで「原付バイク」と同じ扱いだったが、警察庁は、自転車の速度調査をふまえ、同等のスピードで走る電動キックボードの利便性と安全性を検討した結果としている。
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