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Judul : 県、被災者の住宅相談開始…死者１２人に : 社会 : ニュース - 読売新聞
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県、被災者の住宅相談開始…死者１２人に : 社会 : ニュース - 読売新聞

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　静岡県熱海市で発生した土石流災害で、市は１５日、１人の遺体が見つかったと発表した。身元はわかっていない。死者は１２人、行方不明者は１６人となった。また、県は１５日、同市役所に相談窓口を設置し、被災者の住宅ニーズの把握を始めた。すでに県は計１２０戸の公営住宅などを確保しており、希望者は早ければ来月にも新たな住まいへ移れるよう手続きを進める。

　市によると、同日現在も約５２０人の被災者が市内のホテルで避難生活を続けている。

　県などは熱海市に傾斜地が多いことから、新たに仮設住宅を建設せず、既存の公営住宅や民間賃貸住宅を活用する方針。県は相談窓口を通じて、被災者が居住を希望する地域や入居する人数などを把握する。

　この日は、前日までに予約した１０組が窓口を訪れ、県職員２人で相談を受け付けた。

　土石流で木造２階建ての自宅が押し流されたという会社員の男性（４０）は妻（３９）と一緒に、公的な各種補助制度の利用方法などについても話を聞いた。「長男が小学２年なので、新学期が始まる８月下旬までには、仮でもいいので住宅に入居したい」と話していた。

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