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Judul : 土石流 熱海 支援物資あふれ…ホテルの被災者 食料は確保 : 社会 : ニュース - 読売新聞
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土石流 熱海 支援物資あふれ…ホテルの被災者 食料は確保 : 社会 : ニュース - 読売新聞

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　土石流に見舞われた静岡県熱海市に、全国から大量の支援物資が届いており、市側が取り扱いに頭を悩ませている。物資の仕分けや管理、配布に手が回らないうえ、観光ホテルに身を寄せた被災者は食料を確保できているためだ。市の担当者は「大変ありがたいが、物資より義援金を」と呼びかけている。

　９日午前、市役所にコメ１００袋や、飲料水入りのダンボール２００箱を積んだトラックが到着した。「支援物資を届けに来た」という男性に対し、市の担当者は「いまは受け入れられない。いったんお待ちください」と申し訳なさそうに頭を下げた。

　市は現在、届いた支援物資を市役所の会議室など２か所に収容しており、会議室には、飲料水、生理用品、大人用おむつ、マスクなどのダンボールが山積みにされている。常時１０人ほどの職員が仕分け作業などに追われて、息つく暇もない状態だ。

　被災した住民らは当初、近隣の学校などに避難したが、現在は６００人近くが市内の観光ホテル２か所に集まって身を寄せている。食事や最低限の生活必需品は提供されているという。

　市は、届いた支援物資を避難者へ配布する作業も中断せざるを得ず、市への受け入れ自体も一時ストップさせた。担当者は「支援物資のミスマッチも起きている。被災家屋の片付けが始まるなど、次の局面になった段階で、改めて必要なものをお願いさせてほしい」と話している。

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