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大雨被災住宅の取り壊し・撤去を支援へ 被災者は住まいをどうすべきか苦悩<福島・いわき市> |FNNプライム ... - FNNプライムオンライン
taritkar.blogspot.com2023年9月に福島県浜通りを中心に降った大雨。いわき市では浸水被害を受けた住宅の解体などを支援する取り組みが11月から始まる。
「なんかもう1カ所だけでも精一杯で、まだ結局何にもできてない状態」と話す、いわき市内郷白水町の磯上佳子さん。
今年9月の大雨で自宅のそばを流れる新川が氾濫し、床上1.5mほどまで水が上がりった。2ヵ月以上が経った今も状況はほとんど変わっていない…
磯上佳子さん:「これを壊して、建ててってなったら何千万ってかかるじゃないですか平屋にしたって」
いわき市では9月の大雨で1600棟以上が床上・床下浸水の被害を受け、このうち全壊は14棟、半壊は約1000棟に上っている。いわき市ごみ減量推進課・木田直之課長は「市民の皆様のご負担を少しでも軽減するため、国の補助制度を最大に活用し、大規模半壊から半壊家屋の運搬処分も対象とした制度を創設したところであり、全国で3例目東北では初の取り組みとなります」と話す。
いわき市は国の補助金を利用し、11月27日から浸水被害を受けた住宅の解体や撤去などを受け付けることを発表した。り災証明書の調査で『全壊』と判定された住宅は、解体から運搬・処分までを全て公費で。『大規模半壊』『中規模半壊』『半壊』の場合、解体は自己負担となるが、その後の運搬・処分は公費で市が行う。
り災証明書の調査で『中規模半壊』と判定された磯上さん。支援の対象となるが、解体費用は自己負担となる。
磯上佳子さん:「(解体費の)200~300万を工面しろって言われても、なかなかすぐ出てくるような金額じゃないじゃないですか。自分的には小さいころからいるので、できれば住みたいなっていうのはあるんですよ。難しいです。ずーっと本当に考えて、考えても答えでないです」
被災した住まいをこれからどうすべきか。大雨がもたらした深刻な影響は続いている。
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