能登半島地震“救急患者断る場合も”被災者受け入れ病床ひっ迫 | NHK - nhk.or.jp

能登半島地震“救急患者断る場合も”被災者受け入れ病床ひっ迫 | NHK - nhk.or.jp

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各地の消防では、患者の搬送にあたって病院に4回以上照会し、現場に30分以上滞在したケースを「救急搬送困難事案」として、件数を集計しています。

金沢市消防局によりますと今回の地震が発生した先月1日から28日までの4週間の「救急搬送困難事案」は105件と、去年1月の4週間に比べて17件多くなっています。

金沢市消防局は「地震の影響で病床の空きがなくなり、搬送先の決定に時間がかかるケースが相次いでいる」としていて、救急車を本当に必要とする人のため、ふだん以上に適正に利用してほしいと呼びかけています。

一方、石川県によりますと、本来なら退院しているはずの人などがどれくらいいるかは詳しく把握できていないということですが、病床がひっ迫する医療機関から対応を求められているということです。

県では、地震で自宅を失い退院できずにいる高齢者のため新しい受け入れ施設を探したり、県外の病院への転院を調整したりしているということです。

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被災者たちに「足湯」「ユニットバス」を提供し心身を温める 能登で支援活動を行う神戸のボランティア団体『神戸の ... - 毎日放送

被災者たちに「足湯」「ユニットバス」を提供し心身を温める 能登で支援活動を行う神戸のボランティア団体『神戸の ... - 毎日放送

00.32
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 能登半島地震の発生から1か月となりましたが、今も1万4000人以上が避難生活を続けています。そうした中、避難所などで暮らす被災者に寄り添いながら支援を行う神戸市の男性がいます。

神戸から能登半島へ向かうボランティア団体

 神戸市にあるボランティアNGO「CODE海外災害援助市民センター」。この日、被災地・能登へ向かうための準備が進められていました。
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 事務局長の吉椿雅道さん。地震翌日に被災地に入り、今回で2回目です。吉椿さんは29年前の阪神・淡路大震災をきっかけに活動をはじめ、2008年の四川大地震、2023年に発生したトルコ・シリア地震など、国内海外問わず被災地での支援を続けています。

 (吉椿雅道さん)「(持っていくのは)在宅避難している人が困っているのでバッテリーとか毛布とか、あとは炊き出し用の米とかですね。僕は別に何がしたいとかはあまりなくて、被災者たちが助けあっているのを後ろからそっと支えるという感じですかね」

 NGO協働センターとともに5日間、これまでの経験を生かした支援をするつもりです。
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 今回、活動の中心となるのは能登半島の中心部に位置する七尾市。震度6強が観測され、1万棟以上の建物が被害を受け、5人が亡くなりました。
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 1月20日、訪れたのは地域の公民館。自宅に戻れない高齢者ら30人以上が避難生活を続けています。ただ、山あいに位置するため「市からの援助が十分ではない」という住民の声を受けてやってきたのです。

『足湯』につかる被災者に優しく語りかける

 到着するとすぐに、“ある準備”にとりかかります。「足湯」です。東洋医学を学んでいた吉椿さんが阪神・淡路大震災の時から29年続けている支援の1つです。
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 (吉椿雅道さん)「足湯ってお湯に足をつけるだけなんだけど、被災者の人が…僕らは『つぶやき』と呼んでいますけど、心に溜まってるものを吐き出すことに意味があると思ったので。皆さんいろんなものを(胸に)詰めている」
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 早速、80代の女性がやってきました。地震が発生した日からここで避難生活を続けています。足湯に入ってもらうと、手のマッサージも行います。そして、優しく語りかけます。

 (吉椿さん)「立派な手ですね。農業か何かやっていたの?」
 (女性)「田んぼと畑をやっていた。82歳まで田んぼして、畑は今でもやっている。食べる分だけ」
 (吉椿さん)「食べる分だけ作ってるんですね。何を作ってるの?」
 (女性)「玉ねぎとか、ほうれん草、大根や白菜、ジャガイモ」

 約10分間、女性の声に耳を傾けます。すると次第に…

 (女性)「親戚も周りにいて良かったけど、出ていってしまった。いとこもバラバラに、ここから出ていってしまった。地震の日に一緒にここに来たんやけど。子どものところに行った方がいいって言われて、行ったみたいやけど」
 (吉椿さん)「離れたくないもんですか?」
 (女性)「やっぱり近いところにいたいです」
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 (80代の女性)「どうしようどうしようとため息ばっかり出ていた。ここまで遠いところから来てくださって、足がぽかぽかして体も温まるし、ありがたいです」
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 その後も途切れることなく、人が訪れます。

 (吉椿さん)「自分でどこか逃げて?車とか?それは大変やったね」
 (女性)「びっくりやね。長いよね、余震がね」
 (吉椿さん)「そうやね、何回も余震がね。夜は眠れてます?」
 (女性)「まぁまぁ」

 (吉椿雅道さん)「足湯してると、会話は10分なんですが、いろんなことが見えてくる。ここに足湯で会話していく中で地域のことが見えてくるし、そこから僕たちができることは何か考えていきたいと思います」

「お風呂に入れていない」の声を聞き…避難所に『ユニットバス』を設置

 今回、吉椿さんにはもう1つの目的がありました。七尾市中島町にある小牧という地区を訪れることです。実は、CODEは2007年に能登半島で起きた最大震度6強の地震で支援に来て以降、高齢化の進む小牧の祭りに毎年参加することで地域の活性化を図ってきました。

 そうした繋がりから「ここにいる多くの人が被災後、1回もお風呂に入れていない」という声を聞き、この避難所にユニットバスを設置することにしたのです。
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 (吉椿雅道さん)「自宅にも帰れないし、もう自宅を諦めている方も結構多い。自衛隊のお風呂もあるが遠いし、予約券も取らないといけないし。近くですぐ入れたら喜ばれるんじゃないですかね」

 ほかのボランティア団体から熊本地震の避難所で役目を終えたユニットバスをゆずってもらい、ここまで運んできました。
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 (避難所を運営する赤坂美香さん)「すてき!わが家より快適なお風呂や。本当にまだお風呂に入っていない方がいるので」

 (吉椿雅道さん)「いろんな人たちの協力でユニットバスも提供していただいて、ありがたいですよね。やれることは大したことないけど、いろんな繋がりで少しずつやっていけたらいいかなと思う」

吉椿さん『神戸の人は被災経験者が多い。だから地震はひと事じゃない』

 1月26日、神戸市の事務所に吉椿さんの姿がありました。活動の報告をしていました。

 (吉椿雅道さん)「足湯で被災者ひとりひとりが語った言葉を発信している。今どんなふうに思って暮らしているのかが分かってくるので、それを発信して被災地のことを知ってもらう」
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 被災地支援は神戸に戻ってきてからも続きます。募金活動やSNSなどを通じて支援の輪を広げることが重要だと考えています。

 (吉椿雅道さん)「神戸の人は昔に被災した人が多いから、やっぱりひと事じゃないんですよ。『私も被災者やから能登の人の気持ちがよく分かるわ』と募金される。いつ自分が被災者と呼ばれるかもしれない。そういうことをひと事と考えるんじゃなくて、自分事として考えられるように僕らは間を繋いでいく」

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富山 住宅街に防犯カメラ設置 被災者宅の空き巣などの被害防ぐ | NHK - nhk.or.jp

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00.32
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富山県警察本部生活安全企画課の宮腰龍峰係長は「被災地域を中心に防犯カメラの設置を進めパトロールも強化しています。外出するときは家に貴重品を置かないことや戸締まりすることを心がけてもらいたい」と話していました。

警察は今月中に氷見市と高岡市にすでに設置されたものも含めて、合わせて10台の防犯カメラを設置する予定です。

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「被災者の温かい言葉が励みに」大阪府の緊急消防援助隊が活動終え報告会 地震発生当日から活動|YTV NEWS NNN - 日テレNEWS

「被災者の温かい言葉が励みに」大阪府の緊急消防援助隊が活動終え報告会 地震発生当日から活動|YTV NEWS NNN - 日テレNEWS

18.31
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 能登半島地震の後、被災地で救助活動などを行ってきた大阪府の緊急消防援助隊が2日、活動を終え、報告を行いました。

 「緊急消防援助隊 大阪府大隊、石川派遣より帰還しました!」

 能登半島地震が発生した元日から石川県輪島市に向かい、救助活動を続けてきた大阪府の緊急消防援助隊。この日午後、1月28日から被災地で安否不明者の捜索などを行った103人が大阪に戻り、のべ33日間にわたる活動を終えました。

 緊急消防援助隊 大阪府大隊 山中隆行 大隊長
「毎日、活動を見守ってくれる被災者の方のもとに行き、『申し訳ございません。きょうも発見に至ることができませんでした』と頭を下げて、報告を毎日していました。ただ、被災者の方から『どうぞ皆さんの安全を優先して活動してください』と温かい励ましの言葉をいただいたことが、我々の活動の励みとなりました」

 大阪府の緊急消防援助隊は約1500人を派遣し、137件の救助活動を行いました。余震の続く厳しい環境の中、倒壊した建物などから13人を救出しましたが、うち11人はすでに心肺が停止した状態だったということです。

 緊急消防援助隊 大阪府大隊 山中隆行 大隊長
「土砂災害の中から救出できた方もいますが、最終的には発見に至らずに帰って来たというところが非常に悔しい思いを持っております。私たちの後を引き継いだ他府県隊が引き続き捜索を続けておりますので、1日も早い発見をお願いしたいと思っています」

 このほか、ヘリコプターでのけが人の搬送や応急の手当てなど、被災地での様々な活動を行ってきた援助隊。この日で解散することになりましたが、今後は大阪市消防局が被災地からの要望に応じて、支援を続けていくということです。

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高齢被災者に最大600万円=政府支援本部が初会合―能登地震 - au Webポータル

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08.31
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政府は1日、首相官邸で「能登半島地震復旧・復興支援本部」(本部長・岸田文雄首相)の初会合を開いた。首相は被災者支援として、高齢者世帯に最大300万円の支給を検討する考えを表明。新たな制度により、高齢者がいる世帯には最大600万円の支給が可能になる。
被災者生活再建支援金は住宅の被害程度に応じて最大300万円。これに加え世帯に高齢者、障害者がいる場合、最大300万円を支給する。使途は住宅再建200万円、家財購入100万円とする方向で、対象は高齢化率が高い能登地方の6市町を中心に同様の事情を抱える石川県内の地域を検討している。
首相は会合で、「本部を司令塔に、被災者の帰還と被災地の再生まで責任を持って取り組む。政府一丸となって復旧・復興を強力に推進する」と強調。仮設住宅の建設加速を指示した。

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被災者同士「一息つける居場所」を 居酒屋やカフェ、語らいの場続々 - 毎日新聞

被災者同士「一息つける居場所」を 居酒屋やカフェ、語らいの場続々 - 毎日新聞

08.31
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避難所に設置された「語ろう亭」で乾杯する避難者たち=石川県七尾市で2024年1月27日午後8時24分、柴山雄太撮影 拡大
避難所に設置された「語ろう亭」で乾杯する避難者たち=石川県七尾市で2024年1月27日午後8時24分、柴山雄太撮影

 ともに支え合おう――。能登半島地震の被災者らを元気づけようとする場所が次々と生まれている。被災体験を語り合ったり、カフェでほっと一息ついてもらったり。「友達が増えて楽しい」との声も上がり、新たなコミュニティーが広がりつつある。

 「かんぱーい」。避難所になっている石川県七尾市の田鶴浜体育館で声が響いた。「語ろう亭」と名付けられ、小部屋に被災した人たちが集まっている。

 切り盛りするのは原島敬之(ひろゆき)さん(62)。バスケットボールBリーグ3部の金沢武士団(サムライズ)アドバイザーで、普段からこの体育館で練習してきた。

 原島さんは七尾市内の自宅アパートで被災し、翌日から体育館で炊き出しを続けている。2週間たった頃、原島さんは避難所でビールの空き缶を見かけた。チームの運営会社社長を務める中野秀光さん(65)に話すと、「みんなが語り合える場を作ろう」。

 体育館2階の小部屋が使えることになり、18日にオープン。営業は午後8時からの1時間限定だ。原島さん夫妻が炊き出しの合間に仕込んだ料理など3~4品が用意され、お酒を持ち込んだり、買ったりできる。

 常連となった吉川昇さん(89)はお茶で乾杯。「友達が増えてうれしい」と笑顔だ。27日に初めて訪れた大森秀次さん(68)は3週間ぶりのビール。「同じ被災者同士で話しやすく前向きになれる」と語った。

 原島さんは「不謹慎に思う人もいるかもしれないが、一息つける居場所は大切。せっかくできたコミュニティーなので、なるべく続けられたら」と話す。

自宅車庫に作った「復興カフェ」で友人らと語り合う大工佳子さん(左)=石川県輪島市で2024年1月27日午前11時32分、林みづき撮影 拡大
自宅車庫に作った「復興カフェ」で友人らと語り合う大工佳子さん(左)=石川県輪島市で2024年1月27日午前11時32分、林みづき撮影

 大規模な火災が起きた輪島市河井町では、漆器製造販売の老舗「蔦屋漆器店」の大工佳子さん(62)が「復興カフェ」と命名し、地元の人たちを集めている。

 大工さんは、夫素也(もとや)さん(62)と160年以上続く漆器店を経営。倒壊や火災は免れたが、再開のめどは立っていない。それでも、「前を向こう」と一念発起した。

 自宅から炊飯器やトースターを引っ張りだし、車庫に簡易キッチンを作った。キャンプ用のテーブルや椅子を広げ、亡くなった親族との思い出や避難所での苦労、そして復興。さまざまな話題が飛び交う。

 輪島塗職人の若い男性は「仕事を続けるか迷っている」と不安を打ち明けた。みんなで「がんばろかいね」と背中を押すと、男性は「久しぶりに楽しかった」と表情を緩めたという。

 「うちだけが一軒残ってもだめ。輪島全体が一つの工房のようなものだから、みんなで良くならないと」。大工さんはふるさとを守っていこうと決意している。【柴山雄太、林みづき】

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能登の被災者5割超、仕事や介護理由に「2次避難に応じるつもりない」…読売アンケート調査 - 読売新聞オンライン

能登の被災者5割超、仕事や介護理由に「2次避難に応じるつもりない」…読売アンケート調査 - 読売新聞オンライン

05.32
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 能登半島地震の発生から1か月を前に、読売新聞は石川県内の被災者133人にアンケート調査を実施し、被災地外への「2次避難」について、「応じるつもりはない」と回答した人は、必要を感じない人を除くと68人で、5割超に上った。仕事や家族の介護・子育てなどの事情で地元を離れることをためらう被災者の実情が浮かび上がった。

 県は被災者の災害関連死を防止するため、ホテルなどの2次避難先を県内外に確保し、学校などの「1次避難所」などで生活する住民に移動を促している。だが、最大3万人超の避難者のうち、2次避難者は約4000人にとどまる。

 調査で2次避難の意向を尋ねたところ、「応じるつもり・申請済み・避難済み」は32人と2割強にとどまった。「応じるつもりはない」と答えた人は89人で、うち21人は「生活に支障がなく、必要を感じない」とした。2次避難に応じない理由を複数回答で尋ねたところ、最も多かったのは「仕事」の32人で、「家族の介護・子育て」が14人いた。「その他」では、「残る人たちに申し訳ない」「慣れた環境で生活したい」などの声が聞かれた。

 調査では、自宅の被災状況も尋ねた。地震で「倒壊した」は18人、「傾いた・損壊した」は94人。津波やその他もあわせ、約9割の121人が被害を受けた。

 生活で困っていること(複数回答)は、6割超の86人が「断水」を挙げ、「行政からの情報が十分に入ってこない」(31人)、「睡眠不足」(29人)が続いた。車中泊を経験した人は23人。避難場所を移動した人は85人で、移動回数は多い人で6回に上った。

 調査は23~26日、輪島、 珠洲すず 、七尾市と志賀、能登、穴水町の避難所などで実施。10~90歳代から回答があり、このうち21人は、県外を含む2次避難所や身を寄せた親族宅で聞いた。

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