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豪雨被災の熊本へ家電寄贈 SNSで不要品募り「今後も届ける」 - 西日本新聞

　7月初めの豪雨で甚大な被害が出た熊本県・球磨川流域の被災者支援のため、直方市湯野原で「フラワーショップ花・HANA」を営む佐々木浩代さん（46）が、被災地で活動するボランティア団体を通じ、冷蔵庫などの家電製品を寄贈した。引き続き、不要品などの提供を呼び掛けている。

　佐々木さんは仕事仲間らと支援チームをつくり、7月下旬に花店でチャリティーイベントを開催。8月下旬には、被災地を訪れて住民に「今最も必要なものは何か」を聞き取った。冷蔵庫や洗濯機、扇風機、炊飯器といった家電製品を求める声が多かったという。

　会員制交流サイト（SNS）で不要品を募り、イベントで寄せられた義援金を活用してリサイクルショップなどで調達。冷蔵庫8台、扇風機12台など計約30台を確保し、今月4日に受け取りに訪れたボランティア団体「ロハス南阿蘇たすけあい」（熊本県南阿蘇村）に託した。

　同団体の井出順二理事長（47）は「新型コロナウイルスの影響で、県外からのボランティアが現地に入れない中での後方支援はありがたい」。仮設住宅への入居や秋冬の訪れに備えて「布団や食器、暖房器具も必要になる」と話した。

　佐々木さんは「今回は第1便。今後も被災者が必要とするものを集め、現地に届けたい」と支援への協力を呼び掛ける。　（安部裕視）

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September 07, 2020 at 04:04AM
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