外務省、ロヒンギャ族が滞在するキャンプで発生した火災の死者に対して弔意 - TRT 日本語

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外務省から書面で出された声明では、コックスバザールにあるキャンプで3月22日に発生した火災が人的及び物的損害のほか多くの避難場所に重大な被害をもたらしたことが残念ながら判明したと述べられた。

火災で亡くなられた方々の遺族に哀悼の意が表され、負傷者の一刻も早い回復が願われた声明では、

「火災では、地域にいるロヒンギャ族の避難民に我が国からの医療サービスを提供する野戦病院も残念ながら完全に使用不可能な状態になった」と説明された。

また声明では、火災に対してロヒンギャ族や受け入れ先のバングラデシュ政府に対するトルコの支援が強調され、火災後のプロセスは注視されていると明かされた。声明では、

「我が国はロヒンギャ族避難民に対するあらゆる分野における人道支援を断固継続していく。国際社会もバングラデシュへの支援を拡大することが重要である。この機会にロヒンギャ族がミャンマーへ安全に、自発的に、名誉ある恒久的な形で帰還できるために必要な措置が講じられるよう再度呼びかけを繰り返す」と述べられた。

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)バングラデシュ事務局のヨハネス・ファン・デル・クラウー代表は、コックスバザールのバルハリ・キャンプで発生した火災で少なくとも15人が死亡、400人が行方不明になっていると語っている。

(2021年3月23日)

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