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父親の育児家事議論 オンラインで「ＰＡＰＡシンポジウム」 - 佐賀新聞

オンライン上で開かれた「ＰＡＰＡシンポジウム」

　理想的な家族の在り方を父親目線から考えるイベント「ＰＡＰＡシンポジウム」が１０月３１日、オンラインで開かれた。山口祥義知事や佐賀市出身のタレント優木まおみさん、父親の育児参加を促す市民団体「いまパパ」代表の片桐亮さんが参加、育児や家事に対する父親の関わり方を考えた。

　シンポジウムでは、家事や育児の役割分担について片桐さんが「状況に合わせて声を掛け合い、できるほうがやるスタンスで」とし、柔軟に対応する意義を訴えた。東京からオンラインで参加した優木さんは「忙しさには波がある。その時々ですり合わせながら、会話していくこと大事」とし、場合によっては家事代行サービスを使うことも提案した。その上で子育て同様に“パパ育て”の必要性も強調。「うまいこと乗せながら、一緒に育っていくことが大事」と話した。

　３人目の子どもが生まれた際に育児休業を経験した山口知事は「それまでは落第パパだった。２人の子どもの面倒をみるのは大変で、身にしみてわかった」と振り返り、「子育ては創造的な仕事。予期せぬことが起きるので、今後の仕事にもつながる」と話した。

　シンポジウムは、県男女参画・女性の活躍推進課が主催。約１２０人の視聴者がコメントを寄せながら参加した。（岩本大志）

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November 01, 2020 at 07:06AM
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