夫婦別姓を選べる日は来るのか 政治家たちが語った言葉 - 朝日新聞デジタル

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夫婦別姓を選べる日は来るのか 政治家たちが語った言葉 - 朝日新聞デジタル

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 改姓しなくても結婚できる「選択的夫婦別姓」の議論が活発になっています。きっかけは、男女共同参画に向けた政府の計画づくり。舞台裏で何があったのか、今後の見通しは――。男女共同参画相だった橋本聖子氏(現・東京五輪・パラリンピック大会組織委員会会長)や国会議員らが、2月にあった朝日新聞の連続オンラインイベント「記者サロン」で語りました。

みんな自分らしく生きたい   若い世代の声届ける活動・桜井彩乃さん

 次の男女共同参画基本計画づくりにあたって、意見募集が行われると知り、若い世代の声を届けたいと思いました。今後5年間のための計画は、これから進学や結婚、出産などを経験する若い世代には、特に大きな意味を持っています。

 若い世代には、「このままの日本では、自分らしく生きていけない」という声が高まっています。こうした声をSNSで集め、政府に届ける活動をしました。提言は基本計画にも反映され、「若い世代の声って、政治に届くんだ」と実感しました。

 いまの制度では、家族になる前に2人の絆が壊れてしまう。好きで結婚するのに、どうしてもネガティブなものになっていると思う。「自分がいつか結婚するとき、姓を選べる制度であってほしい」と思っている若い世代は多い。選択的夫婦別姓の導入を待っている人にとって、1年1年は本当に大きいんです。

 ジェンダーや政治に興味がある人をSNSで募ったら、すごく反応があった。ジェンダーや政治について気軽に話したり、仲間を作ったり、問題だと思うことを大臣に話しに行ったりする力をつける場を、これから作っていきたいと思います。

次世代の声受け止め議論   男女共同参画相(当時)・橋本聖子さん

 30歳で参院議員に初当選した1995年当時、夫婦別姓の問題は「議論することすらだめだ」という雰囲気で、正直言って賛成とは言い出せない状態だった。自民党内では、議論する場がない状態が長く続きました。

 大臣に就任当初は、今までの大臣と同じように「旧姓使用の拡大に全力をつくす」と答弁していました。しかし、次の男女共同参画基本計画づくりにあたり、夫婦別姓について非常に高い関心を持って意見が寄せられました。特に、若い女性たちが、自分たちの将来を考えるなかで熱い思いを訴えてこられた。しっかりと議論する場を作るために、担当大臣として変わっていかなければいけないと思うようになりました。

 「具体的な制度のあり方についてさらなる検討を進める」という計画の書きぶりを、後退と思う方もいるでしょう。私は、3歩進んで2歩下がったと思っています。これからの5年間は、今までとは全く議論の進め方のスピードが違ってきます。

 「選択的」なので、色々なところに配慮しながら議論を進めます。議論をして、(選択的夫婦別姓に)賛成だった議員が反対になることはない。反対から賛成になっていくケースが圧倒的に多い。切実な思いを国会議員に対して届けていただくのは、非常に重要です。

 女性活躍を推進すればするほど、(同姓は)支障があるという声が高まっています。時代とともに、通称使用だけでは難しい局面に来ています。次の世代の活躍の場を広げ、国際社会でも、しっかりとした地位を確立していくことが必要です。

それぞれの家に合った形で    自民党の有志勉強会世話人・井出庸生さん

 夫婦同姓の方や、旧姓を通称使用する方もいます。だけど、その二つの仕組みだけじゃ、どうにもならない人もいる。そういう人たちのために選択的夫婦別姓を導入することで、解決策を示すべきだと思います。

 すべての人が自分らしく生きることができて、すべての家が、それぞれの家に合った形で、ルーツをつないでいくことを目指すべきではないでしょうか。

 若い方で、選択的夫婦別姓の導入が出来るまで、結婚を待っているという声を聞きます。年配の方で、事実婚で導入を待っている方もいます。導入に向けて、スピードをあげないといけないなと思っています。

 反対派の方々は、家族のこれまでのあり方が大事だと信念を持っていらっしゃる。そうした方からは、選択的夫婦別姓の導入で選択肢が増えること自体によって、本来の制度が変わってしまうと言われます。自民党内で、賛成の声をあげにくい人もいます。これまで自民党が慎重なスタンスをとってきて、それを支持している団体などもあるからだと思います。

 ただ、わきまえていたら何も変わりません。政治の世界、世の中は。とにかく有権者や国民に声を上げてもらうことが大事だと思っています。

党議拘束外すのも選択肢    自民党青年局長・牧島かれんさん

 これから先、自分たちが生きていく日本がどうなるんだろうという、漠然とした不安を抱えている若い人たちのことも思い描きながら、政権与党は政策を作らないといけない。私自身は、家族のあり方とか、こうあれば家族が幸せなんだとか政治が決めつけるものではないと一貫して思っています。

 地元でも○○魚屋とか、○○理髪店など、それぞれの姓をお店や会社の屋号にしている人もいます。なかには、女性が後継ぎの場合、結婚して氏が変わると、経営者なのに屋号との一体性が失われるのが嫌なので、結婚を選んでいないという方もいます。そうした方々が、氏をそのまま維持したい、選択的夫婦別姓ができるようにしたいとおっしゃっている。こうした声は、地域経済を支えるという意味でもとても大事じゃないかと思っています。

 ただ、どうしてもイデオロギーや自分がよって立つものによっていろんな意見が出ているのが自民党内の状況です。シンプルに選択肢を広げたいが、難しさを感じているのも事実。(法案の採決時に所属議員の賛否を縛る)党議拘束を外すのは一つの選択肢だと思います。

総選挙の公約に盛り込む    議員立法を提出した立憲民主党・枝野幸男さん

 1993年に初当選した時から、選択的夫婦別姓に取り組んできました。難しくないと思ったのに、実現しないまま28年たってしまいました。

 2009年に民主党に政権交代した時、党内では選択的夫婦別姓の実現について合意できていたと思います。だがあの政権は国民新党、社民党との連立でした。連立政権は少数政党が拒否権を持ちます。国民新党の亀井静香さんが夫婦別姓に強硬に反対し、やるなら連立離脱すると言った。しかも推進役になってくれると思っていた福島瑞穂さんは早々に連立を離脱してしまった。

 選択的夫婦別姓の導入は私の一丁目一番地だし、党としても明確です。次の総選挙では立憲の公約に盛り込みたい。連立政権を組む可能性があるすべての政党と、選挙の前に同制度の実現に向けた政策協定を結ぶつもりです。枝野政権を作っていただければ、ただちに着手します。

 ただ、選択的夫婦別姓の議員立法を何度も提出した私でも、地元で積極的にこの問題を訴えることはしません。多くの人は反対ではなくてもメインの問題ではなく、反対派はネガティブキャンペーンをするから。反対派は感情論で、理屈で説明しても意見は変わらないでしょう。

 橋本聖子氏の後任に就いた丸川珠代男女共同参画担当相が、選択的夫婦別姓への反対を呼びかける書状に名前を連ねていた。男女共同参画の部局は(選択的夫婦別姓の)推進部局だ。そこにバリバリの反対派をもってくるのは人事ができていないということ。女性ならいいでしょ、という安易な発想の結果でしょう。

当然の望み・若者頼もしい

 記者サロン「#いつになったら選べますか 夫婦別姓」の参加者から届いた声を紹介します。

●小さくても声をあげたい

 若い世代が立ち上がり運動していることはとても頼もしく、これからの期待がふくらむと同時に、自分自身が感じたり考えたりしていたにもかかわらず特に動いてこなかったこと、次世代にこのモヤモヤを残してしまったことを悔やんでもいます。小さくてもしっかり声をあげたり行動で示したりしなくてはならないと改めて思いました。(40代女性)

●自分の証し変える重み、理解して

 夫婦別姓を望むのは、一部のキャリアを持つ女性や、一人っ子同士、ということだけではない。自分自身の証しである姓を変えることを強いられることに、疑問や苦痛、自分でなくなったような感覚を抱くことは、わがままや自分勝手、わきまえない女などではないこと、当然な思いであることを理解して欲しい。多くの夫婦別姓の賛成者は、このことに悩んで悔しい思いをしていると思う。(50代女性)

●姓の違いに寛容な社会に

 選択的夫婦別姓は、選択制なのになぜ議論が進まないのか疑問だったが、選択制にしたら、大半の夫婦が別姓を選ぶであろうことが明らかだからではないだろうか。反対派の「子どもがかわいそう」という理由は納得できない。子どもの幸せは姓では左右されないからだ。社会が姓の違いに寛容になれば問題ないことだと思う。夫婦別姓制度に関する議論を途絶えさせないよう、メディアも頑張ってほしい。(40代女性)

●「嫁」ではなく対等な立場で

 20年前に事実婚をしました。事実婚を認めて下さった、それなりに意識のある相手方の親御さんにさえ、家の仕事を週3日は手伝うように言われました。「嫁は家のもの」という意識は染みついてしまっているんだな、と思わずにいられませんでした。両性が対等な立場で結婚できる方法としての、選択的夫婦別姓の早期実現を望みます。(50代女性)

●世代をまたいでしまった切実さ

 1996年結婚当時、民法改正の機運で期待して、しばらく事実婚でいました。まさか自分の子どもの方が切実さをもってその課題を考えることになるとは思っていませんでした。どこへ行ってもどんな場面でも自分の名前でいたいです。機運が高まっていくよう、周りに話をしていくこと、運動する人と結束、あるいは応援することが大事なんだと思いました。(50代女性)

●国民がメリット感じる議論を

 結婚後数十年が経ち、今から別姓にするか?と問いかける時に、男性側に勇気が必要な気もします。しかし法制度が整い、社会が受け入れれば、問題がないのではないかとも予想します。これが実現しないのが感情論というのはなんとも言えない未解決感があります。多くの国民がメリットを認識できるようなキャンペーンを張ればこの議論は前進するのではないでしょうか。(50代男性)

     ◇

 夫婦別姓を考える記者サロンと同時期に起きた森喜朗元首相の女性蔑視発言。ずっともやもやした気持ちを抱えていた。

 その場にいた誰もが注意しなかったことを批判する報道も相次いだが、私がその場にいたら声をあげていただろうか。きっと声をあげることはなかったと思う。これまでもいろんな場面で、女性蔑視の発言に違和感を持つことはあったが、ほとんどスルーしてきた。

 そんな私が、昨年からジェンダーの取材に関わることになった。当事者の生きづらさの声を聞き、自分の想像力の無さを実感した。黙って見過ごしてきたということは、容認してきたのと同じだと。

 立憲民主党の枝野幸男代表が夫婦別姓について「多くの人にとって反対ではなくてもメインの問題ではない」と指摘するように、この問題は政治の世界での優先順位はまだ高くないように思う。中には「色々言われるから関わりたくない」という議員もいた。そうやって口をつぐみ、先送りにしてきた結果が、今だ。

 今回のイベントのアンケートをすべて読み、この声を届けたいと思った。声をあげることの重要性もわかった。今からでも遅くはない。一緒に声をあげていきませんか。(明楽麻子)

     ◇

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