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Judul : 韓国ワクチン接種率４％止まり… ロシア製の導入議論、野党は批判 - 中日新聞
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韓国ワクチン接種率４％止まり… ロシア製の導入議論、野党は批判 - 中日新聞

２４日にスプートニクＶ導入の意義を強調した韓国・京畿道の李在明知事の書き込み＝フェイスブックから

　【ソウル＝相坂穣】韓国の文在寅（ムンジェイン）政権が、新型コロナウイルスのロシア製ワクチン「スプートニクＶ」導入の是非を検討するため、情報収集を始めた。同盟国の米国にワクチン供給で支援を求めたが、バイデン政権からは「米国民の接種が優先」と難色を示されており、導入が現実味を帯びる。欧米と対立を強めるロシアが、ワクチン外交で韓国への影響を強める可能性もあり、一部で懸念の声も出ている。

　韓国の保健当局は昨年、感染拡大初期の防疫に成功したが、米ファイザーやモデルナなど西側国家で開発されたワクチンの確保が遅れた。一回目のワクチン接種を終えた人は、二十四日午前零時時点で人口の約４％にとどまり、国民の六割超が接種したイスラエルなどに比べ低水準となっている。韓国国内の新規感染者も二十三日に七百八十五人となり、第四波が深刻だ。

　スプートニクＶ活用論の背景には、米中対立で中国包囲網に加わる姿勢を明確にしない文政権に対し米国がワクチン調達で冷遇する可能性があると、野党や保守系メディアなどが批判を強めていることがある。

　議論の口火を切ったのは来年の次期大統領選で与党「共に民主党」有力候補に挙がる李在明（イジ...

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