中村医師と歩んだ日々 - 読売新聞

05.50
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中村医師と歩んだ日々 - 読売新聞

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 2001~06年、民間活動団体(NGO)「ペシャワール会」の現地ワーカーとしてアフガニスタンで働いた。武装集団に銃撃されて死亡した中村哲医師(当時73歳)と行動を共にし、その体験を各地で講演。6月には写真集も出した。三回忌を前に、「等身大の中村先生の生き方を伝え、聞いた人には自分に何ができるのか考え、次の一歩につなげてもらいたい」と語る。

 「奴隷のごと(ように)扱える日本人ってのは、あなたですか」。大学で写真を勉強し、卒業した01年春、知人の紹介で現地を訪れた際、初めて会った中村医師は博多弁でそう話しかけ、いたずらっぽく笑った。井戸掘りを計画する中村医師が「一緒に奴隷のように働いてくれる人はいませんか」と知り合いに問い合わせ、紹介された経緯を知ったのは、少し後のことだ。

 「当時はアフガンがどこにあるのか知らなかったし、そこで井戸掘りなんて想像すらできなかった。でも分からないんなら、行って確かめてみようと」

 現地では、井戸掘り、工具や重機の調達、掘削現場の巡回、会計事務などを任された。来る日も来る日も住民らと汗を流した。井戸から水が出たら、バケツまで欲しがるなど要求ばかりしてくる住民もおり、「理想や感謝を求めて来た人ほど、心が折れてしまった」という。

 しかし、水が出ると、やはりうれしかった。報告に来たエンジニアらと掘削現場へ急ぎ、「出たか。おめでとう」と抱き合った。中村医師には、とつとつとした口調で「水が通れば村人は帰ってくる。それだけを見なさい」と諭された。

 〈大きな戦争で国土が破壊されて人が住めなくなったのに、それを数十年で経済発展させたすごい人たち〉。それが、多くのアフガン人の日本人観だという。

 そのためか、ほとんどの村で日本人を見たことのある人はいないが、日本人だと自己紹介すると、親しみのこもった目で迎えてくれた。日本人が自分たちと同じご飯を食べて、同じ仕事をする。そして「ここを日本みたいに復活させよう」と言われると、ツルハシを握る手に力がこもる。

 「我々があの国にいる意味はそこなんです。井戸掘りのテクニックがあるとか、体力があるとかでは全然ない」。会は1600本以上の井戸を掘り、25キロ以上に及ぶ用水路を整備した。

 最初は1年間のつもりだったが、任される業務が増え、ワーカーは06年まで続けた。「少なくとも、あの5年間は僕にとって胸を張って語れる日々だった」と話し、帰国後も依頼を受ければ各地で講演活動をしてきた。

 19年12月4日、中村医師が凶弾に倒れた。 訃報ふほう に接した後、大学からどうやって自宅に帰ったのか、今も思い出せない。福岡市での告別式で、再会する仲間たちと思い出を語り合うためアフガンから持ち帰ったフィルムからL判に焼いて持参すると、元ワーカーらから「これは世の中に出すべきだ」と言われた。

 写真は、仕事の合間に撮った約6000枚。打ち解けた表情の中村医師や苦楽を共にした仲間、出会った住民、子どもたち――。その中から、用水路建設をテーマに60枚を選び、本にした。タイトルは「水を招く」。苦楽の日々もつづった。

 今年3月、出版の相談で福岡市の同会事務所にいた時、偶然、中村医師や自分と活動したエンジニアの男性と国際電話で話した。今も現地で水路をつなぐ工事を続けており、難航した作業が完了したという。中村医師の思い出を語り合ううち、男性は大声で泣き始めた。

 「自分たち外国人がいなくなっても、国をつくり続けるのは現地の人たちだ」という中村医師の言葉を思い出し、それが根付いていると思った。「一緒に働き、現地で奮闘する人々の姿を伝えることが、中村先生の願いだと信じています」(坂木二郎)

 写真集はA5判128ページ、税込み2970円。インターネットなどで購入できる。

◆なかやま・ひろき 1975年、福岡市出身。京都造形芸術大(現・京都芸術大)卒。現在は大学で色彩の研究を続けるかたわら、アフガニスタンなどの写真で個展を開いている。

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