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脱「ゆとり」でページ増、デジタル化も議論され…どうなる教科書 - 読売新聞オンライン
[New門]は、旬のニュースを記者が解き明かすコーナーです。今回のテーマは「教科書」。
今春も、各地の小学校で入学式が行われ、新入生に無償で教科書が配られた。小中学校の教科書が無料になったのは、ここ半世紀の話だ。近年は学習内容の増加でページ数が増え、デジタル化が議論されるなど、教科書は曲がり角を迎えている。
「教科書の無償給与制度は、次代を担う子供たちに、我が国の繁栄と福祉に貢献してほしいという願いを込めて実施されています。 文部科学省」
4月6日、東京都江戸川区立江戸川小学校。教科書と一緒に、こんな堅い言葉が書かれた「教科書給与用紙袋」を受け取った新入生の望月玲花さん(6)は、「勉強をいっぱいしたい」と目を輝かせた。
教科書は戦前まで原則、各家庭で購入していた。「教科書の社会史」(中村紀久二著)によると、貧しくて教科書を買えない子は書き写したり、「お古」を使ったりする例も多かった。菊池寛の戯曲「父帰る」(1917年)には「教科書さえ満足に買えないで写本を持って行って友達にからかわれて泣いた」というセリフも出てくる。
小1の一部教科書が、初めて無償化されたのは戦後間もない51年度のことだ。当時の読売新聞は「春ともなると新学年の教科書入手に苦労したが、今年から心配はない」と報じている。
その後、財源不足で停滞したが、69年度に完全実施された。教科書研究センターの細野二郎・特別研究員は「高度成長期に、インフラ整備だけでなく教科書を無償化したのは、教育立国を支える英断だった」と話す。
これに対し、欧米は無償の「貸与」が中心という。二宮皓・広島大名誉教授(比較・国際教育学)は「米国では教科書を学校に返却し、汚損した場合は保護者が弁償することもある。欧米では主に学校の備品との考え方で、日本の無償制度とは異なる」と指摘する。
日本では、国が教科書を買い上げている。教科書を発行する会社でつくる「教科書協会」によると、小学校の1冊平均(2021年度)は国語が409円、算数は395円。1年生は入学時点で計約2500円となる。協会は「週刊誌や文庫本より安い」と値上げを要望している。
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