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【巨人】今季初の5連敗 相性抜群の新潟でも勝てず…昇格即スタメンの中田翔は孤軍奮闘も - スポーツ報知
tinggalaja.blogspot.com◆JERAセ・リーグ DeNA3―1巨人(10日・新潟)
ゴールデンウィークを1勝8敗と大きく負け越した巨人。場所を新潟に移し、DeNA戦に臨んだ。ハードオフ新潟では通算17試合で12勝4敗1分け。相性の良さを生かして上昇気流に乗りたい。
先発マウンドには自身2連勝を狙う山崎伊織が上がった。その初回。桑原と関根に連打を浴び、楠本には死球を与えて満塁のピンチを背負った。4番・牧を詰まらせての左飛も、左翼手・ウォーカーの守備力を計算した桑原がタッチアップし、生還。先制点を許した。続くソトには左前へ運ばれ、2点を追加。いきなりの3失点が重くのしかかった。
巨人打線はこの日昇格したばかりの中田翔を6番に入れ、起爆剤としての期待も込めた。2回の第1打席で右前安打。しかし、得点には結びつかなかった。3回。先頭の中山礼都が三塁内野安打で出塁。山崎伊の四球から広岡大志の犠打で1死二、三塁とした。ここで丸が打席に入るも、二ゴロの間に1点を返すのがやっとだった。
初回に3点を失った山崎伊だが、2回以降はスライダーとシュートで内外角に揺さぶり、走者を出しながらも粘った。6回は2死から柴田に右中間三塁打を許す。そこから出力を上げ、山本を空振り三振に斬った。6回110球、6安打3失点でマウンドを降りた。
現在4連敗中。坂本勇人、吉川尚輝の主力2人を欠く中、今季最大11あった貯金は、4まで減った。それでも原辰徳監督は前を向く。この試合に向け、「もっとワイルドに行ってもらいたいね」と泥臭いプレーを望んだ。
気持ちを前面に押し出したのが中田だった。2点を追う7回、2死から詰まりながらも中前へ2安打目を落とした。続く大城の打球が右中間を破ると、一塁から本塁を狙って激走。クロスプレーでわずかにアウトとなったが、新潟のG党は沸いた。
しかし、巨人打線は浮上のきっかけをなかなかつかめない。8回は代打攻勢も立岡宗一郎、八百板卓丸が、DeNA2番手の伊勢から連続三振。1番・広岡のバットも空を切った。
9回は守護神・山崎に抑えられ、ゲームセット。今季初の5連敗となった。
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