阪神・坂本新主将が思い新た 「最後優勝して、日本一の監督に」 矢野監督の退任報告に - スポニチアネックス Sponichi Annex

07.15
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ミーティングに向かう坂本(右)と梅野(球団提供)
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 新主将の阪神・坂本は矢野監督からの突然の退任報告に率直な思いを口にしつつ、結果で応える覚悟を言葉にした。

 「びっくりしたのが一番。選手もいろいろ思うこともあると思いますし、監督もいろんな覚悟や思いがあって言葉にされたと思う。自分たちのやることは変わらないと思うので、野球で表現したい」

 キャンプイン前日の異例の公表に驚きの思いが一番だった。その上で「監督なりに考えられた結果、言うべきだというタイミングで言われたので何か意味もあると思う」と真意をくみ取ろうとした。

 坂本がプロ入りした16年から1軍バッテリーコーチ、2軍監督、そして19年からは1軍監督として指導を受け続け、捕手としての心構えや、一選手としてのチャレンジの重要性を説かれてきた。

 「野球は確率というぐらいなので、なかなか思うようにいかないことも多い。そういうことから学んで、次にどれだけのことができるかを毎回考えるように今なっている。監督から“失敗するのを恐れるんじゃなくて、失敗したことから何を学ぶのかが大事”と言われたのが生きている」

 指揮官の最後の花道を飾るには猛虎一丸で挑むしかない。「最後優勝して、日本一の監督にして花道を飾って。みんなで協力して優勝監督をプレゼントしたい思いは一層強くなった。背筋が伸びるというか、頑張ろうという思いになりました」。新主将として臨む今季、矢野阪神の集大成を見せつけるつもりだ。(阪井 日向)

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