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病院コロナ空床補償 備えと支出、バランス課題「議論しっかり」|あなたの静岡新聞 - @S[アットエス] by 静岡新聞
新型コロナウイルス禍で経営に深刻な打撃を受けたとされる静岡県内の感染者受け入れ病院。そのダメージを埋めたのが、病床を空ける対価の公的な空床補償だ。第5波の収束後は感染者が激減し、一般診療との両立を重視する病院は、県の方針に沿ってコロナ病床の縮小にかじを切り始めた。一方、事前に確保しなければ即応が難しく、縮小に踏み切れない病院も。新たな変異株「オミクロン株」が世界で急拡大し、国内でも感染者が確認される中、今後への備えと膨らむ公金支出のバランスが課題となる。
「補償がなかったら乗り切れなかった」。静岡済生会総合病院の岡本好史院長は開口一番に言い切った。第5波の8月下旬には最大30人の感染者の入院を受け入れ、一般病床の受け入れを一部制限。他の感染症患者の減少や受診控えも経営に大きく響いた。院内に感染が持ち込まれる可能性もある中「補償は受け入れの動機づけになった」と打ち明ける。
感染者を集中的に受け入れる重点医療機関には1日1床当たり約7万円、集中治療室(ICU)は約30万円が助成され、県内では昨年度約214億円が補助された。県が感染症法に基づき病床確保を要請した今夏は独自で単価を1・5倍に引き上げた。
「真水のように補償が出ては、いくらお金があっても足りない。今の状況なら減らすべき」と話すのは浜松医科大付属病院の松山幸弘院長。同病院は第5波の収束を受け、ICU以外の24のコロナ病床を2床に減らし、一般患者の入院や手術の対応に切り替えた。「高度な治療が必要な患者が待っている。助かる疾患が救えなくなる事態は避けたい」と思いを強くする。
富士市立中央病院もコロナ病床を縮小し、一般病床を徐々に増やしている。柏木秀幸院長は「要請されたらコロナ病床を増やしたい」という考え。
ただし、コロナ病床は隔離や多くの看護師が必要なため「事前に確保していないと要請に応えられない」と話す病院も。30日現在も県全体で約580床が確保されている。
入院待機ステーションの整備や中和抗体薬、ワクチン接種など入院を回避できる環境は整いつつある。浜松医療センターの海野直樹院長は「コロナに対応した病院の実績を検証した上で、どこまで今後に備えるべきか、しっかり議論すべき」と指摘する。
<メモ>静岡県は、第5波で最大730床確保したコロナ病床を12月上旬までに450床、来年1月以降は300床程に縮小する方針を示し、病院の実情に応じた縮小を求めている。第6波の備えとして、感染拡大時は受け入れ病床を750床に積み増し、東中西部の宿泊療養施設各1カ所に設置する入院待機ステーションの計75床と合わせて病床機能を計825床に拡充する。
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