ベトナム・ハノイを歩いて見つけた「北朝鮮」【礒﨑敦仁のコリア・ウオッチング】:時事ドットコム - 時事通信ニュース

01.15
ベトナム・ハノイを歩いて見つけた「北朝鮮」【礒﨑敦仁のコリア・ウオッチング】:時事ドットコム - 時事通信ニュース - Hallo sahabat IFKNews, Pada Artikel yang anda baca kali ini dengan judul ベトナム・ハノイを歩いて見つけた「北朝鮮」【礒﨑敦仁のコリア・ウオッチング】:時事ドットコム - 時事通信ニュース, kami telah mempersiapkan artikel ini dengan baik untuk anda baca dan ambil informasi didalamnya. mudah-mudahan isi postingan Artikel Tinggal Diem, yang kami tulis ini dapat anda pahami. baiklah, selamat membaca.

Judul : ベトナム・ハノイを歩いて見つけた「北朝鮮」【礒﨑敦仁のコリア・ウオッチング】:時事ドットコム - 時事通信ニュース
link : ベトナム・ハノイを歩いて見つけた「北朝鮮」【礒﨑敦仁のコリア・ウオッチング】:時事ドットコム - 時事通信ニュース

Baca juga


ベトナム・ハノイを歩いて見つけた「北朝鮮」【礒﨑敦仁のコリア・ウオッチング】:時事ドットコム - 時事通信ニュース

約2年ぶりに外国人受け入れを再開

 数年ぶりにベトナムの首都ハノイを訪れた。2020年3月から外国人の入国を原則禁止していた同国は、急増した感染者数が落ち着いたころ、約2年ぶりに受け入れを全面再開。入国後の隔離期間がないどころか、ワクチン接種証明もPCR検査も不要となり、この夏は人気旅行先になるのではなかろうか。

 ハノイ・ノイバイ空港に着陸後、入国審査を経て荷物をピックアップし、税関を抜けるまでに30分もかからなかった。到着ロビーには在日ベトナム人労働者の帰国を心待ちにする人々が花束を抱えて詰めかけていた。「密」だがマスクを着用していない人も多い。経済発展著しいハノイは深刻な大気汚染に見舞われており、感染対策のためではなく、オートバイの排ガスを避けるため野外でのマスク着用が目立つほどであった。

 ベトナム料理や雑貨、アオザイなどソフトなイメージが強いベトナムだが、政治的には共産党の一党独裁体制を堅持している。冷戦期には北朝鮮と同様にソ連の強い影響下で社会主義建設を進め、越朝両国は同じ「分断国家」として友好関係を深めた。米国と戦ったベトナム戦争では北朝鮮が空軍を派遣し、犠牲者も出している。ベトナムにとっては、国境を接し戦火を交えたこともある中国との微妙な距離感も、北朝鮮との接近要因になっていただろう。

コロナ禍を生き延びた「北レス」

 北朝鮮は1990年代から、外貨獲得の手段として酒類やショーを提供する飲食店を各国に展開しており、ハノイにも複数の北朝鮮レストラン(略して「北レス」)があった。しかし、核・ミサイル開発に対する国際社会の締め付けが厳しくなるにつれ、そうした北レスは減少傾向にある。「平壌館」は制裁強化やコロナ禍の打撃を受け、立派なホームページをそのまま残しながら閉店してしまっていたが、すぐ近くにある「高麗食堂」は今も健在だった。

 客の多くはハノイ在住の韓国人や韓国からの観光客。北朝鮮を代表する「大同江(テドンガン)ビール」と韓国焼酎が並ぶという、何とも不思議な空間である。メニューは周囲の韓国レストランに比べて格段に高く、北朝鮮が厳格な経済制裁下に置かれる中でも、合法的に外貨を獲得する手段として生き残っていた。

 ハノイには、「越朝友好幼稚園」もある。ベトナムより豊かだった時代に北朝鮮の支援によって設置されたものだが、通っているのはベトナム人の子供たちばかりだ。以前は園内の建物に北朝鮮国旗が描かれていたものの、今回訪問した際にはなくなっていた。そばにいた守衛さんに国旗が消された理由を尋ねてみたが、何も知らないという。「越朝」という名称に変化はないものの、設置された1970年代とは異なり北朝鮮と距離が生じたということなのだろうか。

 かつては北朝鮮政府がホーチミン主席の依頼によって団地建設なども支援していた。しかし、社会主義体制下で統一を果たしたベトナムと、韓国との分断状態が今も続く北朝鮮は、それぞれ異なる道を歩んで久しい。ベトナムは1986年から「ドイモイ(刷新)」を掲げて改革開放路線を歩む一方、北朝鮮は「経済管理改善措置」の導入や「経済貿易地帯」「特別行政区」の設置など、試行錯誤を繰り返しながらも相対的に変化は乏しい。

ポップカルチャーにも韓国の影響が

 他国と同様、ベトナムでも北朝鮮よりも圧倒的に韓国のプレゼンスが大きく、国内2番目の高さを誇るハノイのロッテセンターは、地上65階建て。ホテルとデパートが併設されており連日大にぎわいだ。ベトナムに滞在する韓国人は20万人近くに達し、日本人の10倍。韓国人街の規模も大きい。一方の在越北朝鮮人は、数十名程度ではないかと耳にした。

 私がハマっているV-Pop(ベトナム歌謡)もK-Popの強い影響を受けている。ベトナムの音楽番組に韓国人プロデューサーが関わり、韓国の番組さながらに構成されることも日常茶飯事で、音楽もソウルから流れてくるものに似ている。聴きなれた日本の楽曲も数多くカバーされているが、最近の歌は韓国曲のカバーの方が上回っていると見た。

 若者音楽のみならず、演歌も健在だ。タイなどの東南アジア諸国でも演歌調の音楽はあるが、日韓越3カ国のそれは本当にそっくり。近隣地域でも中国や北朝鮮ではまず見られないメロディーと発声法である。

 韓国語熱もなかなかのもので、ベトナムの義務教育課程で学ばれる第1外国語に、従来の英語、中国語、日本語、フランス語、ロシア語のほか、昨年には韓国語が新たに加わった。韓国政府の強力な支援もあり、ここで教えられるのは平壌訛(なま)りの朝鮮語ではなく、純然たる「ソウル弁」の韓国語であることは言うまでもない。

           歴史に残る首脳会談の舞台にも【次ページ】

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( ベトナム・ハノイを歩いて見つけた「北朝鮮」【礒﨑敦仁のコリア・ウオッチング】:時事ドットコム - 時事通信ニュース )
https://ift.tt/6pX49zo


loading...

Demikianlah Artikel ベトナム・ハノイを歩いて見つけた「北朝鮮」【礒﨑敦仁のコリア・ウオッチング】:時事ドットコム - 時事通信ニュース

Sekianlah artikel ベトナム・ハノイを歩いて見つけた「北朝鮮」【礒﨑敦仁のコリア・ウオッチング】:時事ドットコム - 時事通信ニュース kali ini, mudah-mudahan bisa memberi manfaat untuk anda semua. baiklah, sampai jumpa di postingan artikel lainnya.

Anda sekarang membaca artikel ベトナム・ハノイを歩いて見つけた「北朝鮮」【礒﨑敦仁のコリア・ウオッチング】:時事ドットコム - 時事通信ニュース dengan alamat link https://ifknews.blogspot.com/2022/06/blog-post_13.html

Artikel Terkait

Next Article
« Prev Post
Previous Article
Next Post »

Tidak ada komentar:

Posting Komentar