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令和臨調、民間102人集結 6党首と議論、社会課題解決へ発足 - 中日新聞
持続可能な社会の実現など、先送りされてきた課題の解決策を民間の立場から提示する「令和国民会議」(令和臨調)が十九日、東京都内で発足大会を開いた。二十二日公示の参院選を前に、岸田文雄首相(自民党総裁)や立憲民主党の泉健太代表ら六党の代表と、財政健全化や社会保障など日本の抱える課題について議論した。
共同代表の茂木友三郎キッコーマン名誉会長は発足宣言で、人口減少や三十年にわたる経済社会の停滞に触れ、「私たちには持続可能な日本を作り上げる責務がある。時代の閉塞(へいそく)と停滞、混迷を打ち破る意義ある活動に取り組みたい」と強調した。佐々木毅東京大元学長、小林喜光三菱ケミカルホールディングス取締役、元総務相の増田寛也日本郵政社長の三人も共同代表に就いた。
選挙制度や国と地方の関係を考える「統治構造」、少子高齢化が進む中で持続性が問われる「財政・社会保障」、人口減少や高齢化を踏まえた「国土構想」の三部会を設置。活動期間は三年とし、年内に第一弾の提言を取りまとめる。
発足大会には、参院で法案提出要件を満たす自民、立民、公明、日本維新の会、共産、国民民主の六党の代表が出席した。
首相は持続可能な社...
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