熊本豪雨の修繕で「被災者食い物に」 悪質2事業者めぐり「被害者救済弁護団」結成|熊本日日新聞社 - 熊本日日新聞

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 2020年熊本豪雨の被災家屋の修繕や建て替えを巡り、2事業者が工事代金の受領後も施工しないなど悪質な営業を繰り返したとして、県内の弁護士有志が27日、「被害者救済弁護団」を結成したと発表した。31日午後1時から、人吉市の人吉商工会議所で無料の被害者説明会を開く。

 弁護団によると、人吉市と球磨村で20年8月~21年10月ごろ、2事業者による被害が計14件あり、現地で開いた法律相談などで判明した。弁護団は件数はさらに増えるとみており、刑事と民事で法的措置を検討する。

 記者会見で原彰宏弁護団長は「被災者を食い物にしており、到底看過できない。一人で悩まず相談してほしい」と呼びかけた。弁護団事務局(弁護士法人リーガル・プロ内)☎096(346)2768。(植木泰士)

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