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県内のコテージやキャンプ場 チェックイン 接触減らし安心 - 信濃毎日新聞
５月末まで休業していた軽井沢プリンスホテル（北佐久郡軽井沢町）のコテージは営業再開に合わせて、利用客が車に乗ったまま手続きするドライブスルー方式のチェックインを導入。スタッフが車の脇に立って検温し、利用方法を説明して鍵を渡す。１８日に宿泊した茨城県の男性カメラマン（２１）は「手続きがスムーズに終わり、安心して利用できた」と話した。
従来は建物内のカウンターで手続きをしていたが、他の利用客と顔を合わせる場をなくし、スタッフとの接触も最小限にしようとドライブスルーに切り替えた。ホテルの稼働は本格回復していないが、夏休み期間を中心にコテージの予約は増えており、広報担当者は「安全、安心を第一に利用を呼び掛けたい」と話す。
キャンプ場など運営の伊那リゾート（伊那市）も、１日に再開した小黒川渓谷キャンプ場（同）、駒ケ根高原アルプスの丘家族旅行村（駒ケ根市）、いなかの風キャンプ場（上伊那郡飯島町）でドライブスルー方式のチェックインを導入。入場時に渡すチケットにＱＲコードを記載し、スマートフォンなどでキャンプ場の案内が見られる。
中京方面からの利用客が多く、６月の利用状況は３施設とも前年と同等以上。担当者は「『３密』を回避できるアウトドアの人気が高まっている」と手応えを口にする。
やすらぎの森オートキャンプ場（上水内郡信濃町）は、１日の営業再開から代金の支払いをインターネットでのクレジットカードの事前決済に限定。予約が完了した人には、ＱＲコードと利用案内の動画が見られるサイトのアドレスを記載した電子メールを送る。当日は手続きなしで入場し、時間を見計らってスタッフがテントを訪ねてスマホのＱＲコードを確認する。
例年の受け入れ上限は１日７５組だが、テントの間隔を空けるため当面は５０組に抑える。運営するネイチャーサービス（埼玉県坂戸市）は「安心して使える施設だと認識してもらうことで継続的な利用につなげ、ピンチをチャンスに変えたい」としている。
（6月25日）
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June 25, 2020 at 06:53AM
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