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社説 コロナと熱中症 いつもと違う夏の自覚を - 信濃毎日新聞
最高気温が30度以上となる真夏日が増えるにつれ、熱中症の疑いで救急搬送される事例が目立ってきた。今年は、新型コロナウイルス感染症の予防も怠れない。いつもと違う夏と向き合っている自覚が、一人一人に必要になる。
特に気を配りたいのはマスクの使い方だ。気温や湿度が高い中でマスクを着用すると、湿った呼気がこもり息苦しさを感じる。
日本救急医学会によると、着用して運動した場合、心拍数や呼吸数が上がり体に負担がかかるという。中国では体育時にマスクを着けた中学生が突然死している。
スポーツ庁は、体育の授業でマスク着用は不要と全国の教育委員会に連絡。厚生労働省も、屋外で他人と2メートル以上の距離が保てる場合は外すよう促している。
無理をしないことが大切だ。我慢している子どもや高齢者がいないか、周囲も気に掛けたい。
外出を控え屋内に長時間滞在することも用心が要る。
熱中症は高齢者が屋内で発症する事例が多い。日常生活の中で徐々に進行するタイプで、周囲に気づかれずに対応が遅れる。
小まめな温度調節や水分補給とともに、感染症対策の換気も欠かせない。冷房は空気を循環させるだけが多く、注意が必要だ。
合わせて、1人暮らしや持病がある高齢者が地域社会で孤立しないよう、電話で連絡を取り合うなどの態勢を整えたい。
救急搬送も対応が難しい。熱中症と新型コロナ感染症は、発熱や倦怠(けんたい)感といった症状が似ていて、見分けがつきにくいからだ。
消防庁によると、熱中症による搬送者は年間5万〜9万5千人ほど。コロナを疑われ受け入れ先が見つからなかったり、感染者が交じって感染拡大につながったりすると、大きな混乱を招く。
熱中症にならないよう予防を強めるとともに、ウイルスの有無を速やかに調べる検査体制を整えておく必要がある。
国は7月から、熱中症の「警戒アラート」を、長野を含めた関東甲信の1都8県で試行する。来年、全国に拡大する方針だ。
気温や湿度、日差しの強さから算出する「暑さ指数」(単位は度)を活用。重症者や死者が増える傾向にある33度以上が想定されれば、前日夕や当日朝に都道府県単位で発表する計画だ。
危険性が事前に分かるのであれば広く多くの人に知らせたい。来年を待たずに順次全国へ広げていくことも考えてはどうか。
(6月11日)
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June 11, 2020 at 07:32AM
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