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12月20日からリスボエタ、シェラトン・グランドが任意の隔離用ホテルへ - IAG Japan
未オープンのリスボエタ・マカオとシェラトン・グランド・マカオが、2020年12月20日付でマカオ住民および住民以外が海外から帰国した際の14日間の隔離義務期間の滞在用に利用される。
マカオ政府観光局は月曜、より柔軟になった新隔離方針を明かし、香港、台湾そして海外からの帰国者は間もなく14日間の隔離の際に滞在するホテルをこの2つのホテルから選ぶことができるようになる。
シェラトン・グランドがマカオの隔離ホテルの1つに指定されるのは今年に入ってこれで3度目で、リスボエタは正式な開業を待たずに最初のゲストを迎えることになる。820室を持つこの非ゲーミング施設は、今年、SJMのグランド・リスボア・パレスと並んで開業予定だったが、新型コロナによって2021年始めに延期されている。
これら2つの「任意ホテル」のどちらかでの滞在を選んだ人は、部屋のタイプに応じて自費で料金を支払わなければならない。
マカオ住民がこれらのホテルに滞在しないことを選んだ場合、彼らは現在使用されている6つの指定隔離ホテルの1つに割り当てられる。現在稼働している隔離用ホテルは、ポウサダマリーナインファンテホテル、ゴールデンクラウンチャイナホテル、グランドカンパ―ホテル、リージェンシーアートホテル、グランドコロアンリゾートおよびロイヤルドラゴンホテル。住民は最初の訪問時にはこれらホテルに無料で滞在できるものの、次回からの滞在では5,600マカオパタカ(約7万円)の料金を支払わなければならない。
一方で、マカオ特別行政区政府は来年、新型コロナのワクチン合計140万本分が住民用に供給される予定だと述べた。その中にはすでに北京のシノファームグループから購入した40万本と、ドイツのBioNtechからの40万本が含まれている。シノファームとBioNtechからのワクチン第1弾は2021年第1四半期に到着予定。一方で、「GAVIアライアンス」から予約した20万本は来年第4四半期に届く予定。
マカオ政府は、アストラゼネカのワクチン40万本も購入しており、21年第2四半期に到着予定。しかしながら、このワクチンはいずれの国の政府もまだ使用を承認していない。
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