「鬼滅の刃」次の新作アニメは映画?テレビ? ジブリ級に成長したゆえの“悩み” ビジネス視点から考える(河村鳴紘) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース

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  人気アニメ「鬼滅の刃」の劇場版「無限列車編」の興行収入(興収)が約325億円となり、史上最高額になりました。同時にファンが気になるのは、「無限列車編」の続きがテレビなのか、映画なのかでしょう。ビジネス視点で考えてみます。

◇ファン心理と異なるビジネスの論理

 以前から「無限列車編」の続編アニメについて、ファンの間で議論になっていました。次の山場となる「遊郭」の戦いや、最終決戦の「無限城」は、物語が長すぎて映画に合わない……というものです。また、修行の話などは映画にするには盛り上がりに欠けるので、テレビで放送してほしい……という声は非常に多く見かけました。

 その根底にあるのは、ファンが考える「鬼滅の刃」の成功の理由でしょう。「鬼滅の刃は作品のことを第一に考え、テレビと映画を使い分けた」という見方で、声優で固めたキャスティング(俳優を排除したこと)を含めて、「作品第一主義」と絶賛する声をネットでよく見かけました。アニメファンの心理としては、大変理解できます。

 しかし、ビジネス視点で見ると違います。マンガやアニメも、作品を大切にするのは当然のことで、「鬼滅の刃」だけ特別ではありません。そしてビジネスとして成立しなければ、どれだけ面白いコンテンツも続けようがありません。

 そもそも、アニメやドラマをテレビ(無料)で放送し、知名度を高めて映画(有料)で稼ぐ手法は、“方程式”として既に確立しており、「鬼滅の刃」も同様です。それは映画のうまみ……収益化できる強みを示しています。ビジネスを優先しすぎてしまい、ファンに反発されるのは論外ですが、コンテンツの質を保ちながら、売上高や利益の最大化を図ることが続けるポイントです。利益があるから、作り手がうるおうわけです。

 そして映画、テレビのどちらで展開しても、メリットとデメリットは存在します。

◇映画の利点は圧倒的な実績

 「鬼滅の刃」の続編を映画で展開する最大の利点は、興収300億円超になったスーパーコンテンツの勢いをそのまま生かせることです。「史上最高興収」というキャッチーなフレーズもありますし、公開時はどのメディアも積極的に報道してくるでしょう。仮に興収が前作の3分の2でも200億円で、制作委員会に(推計で)80億円は入る計算になります。ですから、ジブリ作品や「エヴァンゲリオン」のように映画にシフトする……というのも一つの手です。(私も含めて)ファンが劇場へ足を運べば、作品への「お布施」になるわけです。

 ですが、映画の興収自体は読みづらくリスクもあります。特に「鬼滅の刃」の大ヒットの背景には、元のテレビアニメの人気、サブスク配信の多さ、マンガの連載終了のタイミングの良さがあり、懸念された新型コロナウイルスの感染拡大すら結果的に“追い風”になりました。それらを再び期待するわけにはいきません。

◇利の薄いテレビ カギはネット配信

 新作アニメをテレビ放送で展開する場合ですが、ビジネスの視点で考えると、直接的に得られる収益が低いのは確かです。テレビのメリットは、幅広い人にアプローチできることです。しかし「鬼滅の刃」は既に知れ渡っています。DVDやブルーレイ・ディスクの販売、グッズの販売もありますが、さすがに映画レベルの収益は望めないでしょう。

 そこでカギになるのがネット配信という“錬金術”です。ここ数年、アニメビジネスが厳しいと言われながらも、作品数が減らない、もしくは「なぜこの作品はこんなにシリーズが続くのだろう」と不思議に思うことはないでしょうか。実は、ネット配信の収益がコンテンツを大きく支えているケースがあるのです。

 配信地域と値段、独占の有無などの契約内容次第になりますが、「鬼滅の刃」は今後は強気の交渉もできるでしょう。アニプレックスはソニーグループの会社で、ソニーは配信サービス「クランチロール」の買収を発表しましたから、選択肢がいくつもあります。ネット配信の契約は表になりづらいところですが、驚くような契約があってもおかしくありません。

 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、ハリウッドはネット配信に力を入れている流れもあります。なおネット配信は別にテレビ限定のものではなく、映画と配信の並行展開をして、両方の収益を合わせて最大化する戦略もあるでしょう。

 いずれにしても、テレビ放送は収益的な弱さがある以上、最強コンテンツになった「鬼滅の刃」にとって戦略の主軸ではありません。奥の手としては、ネット配信をビジネスの中心に考えてもいいでしょう。要はきちんとしたビジネスの絵図さえ描ければ問題ないのですから。

 もちろんテレビ放送は、プロモーションとしての効果は抜群で、視聴者も無料で楽しめるため、期待は大きいと思います。ただし、コミックスも考えられる限界まで売れており、国内でいえばマスを広げるビジネスのうまみが薄いのは否めません。期待は海外市場と、開発中のスマートフォン用ゲームでしょうか。スマホゲームは人気次第ですが、収益とプロモの双方で重要な役割を担う可能性もあります。

◇社会的大ヒットで変わった事情

 「鬼滅の刃」が普通のヒット作であれば、単純にテレビと映画の両方で展開すれば問題なかったでしょう。しかし300億円以上の興収を稼いだスーパーコンテンツになり、東宝が「ぜひ続編を」と“ラブコール”をするぐらいです。公開で事情は大きく変わりましたから、新作をテレビにするか、映画にするか……。条件を吟味して戦略の練り直しをするのは当然で、相当悩むはずです。

 とはいえ、これは「鬼滅の刃」がジブリ作品を超える社会的大ヒットをしたからこそのぜいたくな“悩み”です。何より多くのヒット作を世に送り出したアニプレックスが、ついにジブリ作品に相当するスーパーコンテンツを持った意味は大きいでしょう。新作アニメが映画か、テレビかを気にするだけでなく、どこでネット配信するかもぜひ注目してほしいと思います。

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