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ローカルフレンズニュース#51 八雲町 | 石川 晴香 - nhk.or.jp
「ほっとニュース北海道」でお伝えしている「ローカルフレンズニュース」。道内各地の地域おこしや情報発信に取り組んでいる“フレンズ”の皆さんに今オススメしたいニュースや話題を伝えていただきます。
今回は八雲町で銭湯や廃校のリノベーションを手がける赤井義大さんが先月開催したワーケーションツアーについて紹介!
ワーケーションは休暇を楽しみながら働くことでツアーは赤井さん自身が企画して9月26日~10月3日の8日間開かれました。
東京や大阪などから会社員など6人が集まり、テレワークで仕事をしながらさまざまなプログラムに参加しました。農業体験でかぼちゃの収穫やじゃがいもの選別作業を体験したり餅つきや流しそうめんを楽しんだりしました。
また漁業体験ではエビ漁に使う餌づくりを行いましたが、実はその餌はカニなんです。参加者はエビの餌がカニということに「エビはこんなにいいものを食べているのか」と驚いていました。
また食事では農業体験のなかで自分たちが収穫した野菜などを使ってバーベキューなどを楽しみました。
そして今回特に参加者の反応がよかったのが牧場内にテントサウナを設置する「牧場サウナ」です。参加者たちは飼育されている牛を眺めながら搾りたての牛乳の味を楽しみました。
いま流行のテントサウナに八雲町ならではの楽しみをプラスできないかとサウナ好きの酪農家の友人といっしょに考えたということです。参加者たちからは「サウナにはまるきっかけになった」とか「牛乳が意外にさっぱりとしておいしかった」といった声が聞かれました。
8日間盛りだくさんな内容のワーケーションツアーですが、今回は観光庁の助成金事業を活用したモニターツアーとして行いました。赤井さんは今後、内容を検討してワーケーションツアーを商品を販売したいと考えています。ワーケーションによって中長期で八雲町に滞在する人を増やし、観光より一歩進んだかたちで地域の活性化を図っていきたいと話しています。
赤井義大さん
「改めてワーケーションをする層が八雲町に合っていると感じましたし自分もそうした人たちと関わるのが楽しかったです。一方で、それぞれのプログラムの内容や働く環境などを改善する必要性を感じたので今後質を高めていきたいと思います」
八雲町の活性化に取り組む赤井さん、次回は11月19日から健康をテーマにしたウェルネスツアーを実施する予定だということです。
この内容はきょう24日(月)の「ほっとニュース北海道」で放送予定です。今後も地元を深く知るフレンズならではの視点と、各地で生まれる新たな話題や魅力にぜひご期待ください。
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