学生駆ける晩秋の金山路 有志が「早慶マラソン」企画 - yamagata-np.jp

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2022/10/31 10:54

早稲田、慶応両大の運動部員らが5.8キロのコースを駆け抜けた「早慶金山マラソン」=金山町

 早稲田、慶応の両大学生有志が企画した「早慶金山マラソン」が30日、金山町内で行われた。体育会に所属する両大の運動部員ら約50人が延長5.8キロのコースに出走し、晩秋の金山路を駆け抜けた。

 首都圏で活躍する山形ゆかりの経済人らでつくる「東京べにばな倶楽部」の会員で、同町出身の岸伊和男さん(78)=東京都、マリオン相談役=が空き家の実家を利活用したいと母校・慶大の藤田康範教授に相談。イベントの構想が膨らみ、両大の学生約10人が町に滞在するなどして準備を進めてきた。

 この日、早大、慶大の現役運動部員とOB・OGが参加し、正午過ぎに岸さんの実家付近をスタート。勢いよく飛び出した参加者たちは、色づいた山々を視界に入れながら、山あいにあるゴールの「遊学の森」を目指した。19分2秒のタイムで1位になった慶大1年東叶夢(かなむ)さん(19)は「紅葉や川などを見ながら楽しく走った。来年もまた参加したい」と話していた。

 岸さんの実家では、ハロウィーンイベントとレースのパブリックビューイングを実施。宝探しのほか、クレープが振る舞われ、親子連れが学生との交流も楽しんだ。

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