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Judul : 岡山）災害公営住宅、落選者に家賃助成 倉敷市 - 朝日新聞社
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岡山）災害公営住宅、落選者に家賃助成 倉敷市 - 朝日新聞社

　倉敷市は、西日本豪雨の被災者向けの災害公営住宅を巡り、抽選に外れた入居希望者が民間住宅を借りる場合の家賃を補助する制度を設けると発表した。補助額は月額最大3万1千円。災害公営住宅は真備町地区3カ所で整備中で、来春の入居希望者向けの抽選が今月23日にある。

　市は自力での住まい再建が難しい被災者を対象に、公営住宅（3カ所、計91戸）の建設を進めている。整備戸数は被災者への調査をもとに決めたとするが、入居希望はすでに定員を上回る約170世帯から応募があり、抽選となることが決まっている。市によると調査に回答しなかった人らが応募してきているとみられる。

　市は抽選に外れた約80世帯への支援として、真備町内に400戸ほどあるとみる類似物件に公営住宅と同水準の家賃で住めるようにする。家主や不動産会社の協力を得て、利用者に提供物件（2DK、5万円程度）から選んでもらうという。補助期間は最長15年としている。

　5月末現在、市内外のみなし仮設住宅や建設型仮設住宅で暮らす被災者は約1300世帯。市は事業費1500万円を盛り込んだ一般会計補正予算案を10日開会の市議会に提出する。（小沢邦男）

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