貴景勝、初の綱取り挑戦 照ノ富士は3年ぶり関脇復帰 大相撲初場所番付発表 - 毎日新聞 - 毎日新聞

09.17
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両国国技館=東京都台東区で2019年5月、本社ヘリから北山夏帆撮影

 日本相撲協会は24日、大相撲初場所(2021年1月10日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。11月場所を制した東大関・貴景勝は初めての綱取りに挑む。休場の多さから11月場所後に横綱審議委員会から引退勧告に次ぐ「注意」を決議された東の白鵬、西の鶴竜の両横綱の出場にも注目が集まる。

 先場所途中休場した正代と朝乃山の両大関は、ともにカド番で初場所を迎える。2大関がカド番となるのは19年秋場所の豪栄道、栃ノ心以来。

 11月場所で13勝し、小結で優勝決定戦まで進んだ大関経験者の照ノ富士は、17年九州場所以来、18場所ぶりの関脇に復帰。高安も2場所連続で小結を務める。

 新入幕は伊勢ケ浜部屋の翠富士ただ一人。35歳の明瀬山は16年春場所以来、28場所ぶりの再入幕となった。

 父が元関脇・貴闘力、母方の祖父が歴代2位の32回の優勝を果たした元横綱・大鵬で新十両となる王鵬は、父の元関脇・琴ノ若(現佐渡ケ嶽親方)に続いて19年名古屋場所で新十両となった琴ノ若以来、11組目の親子関取となった。【村社拓信】

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