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茨城・守谷でアーカス事業 海外作家、滞在再開へ 3年ぶり、関係者期待 - 茨城新聞クロスアイ
国内外の芸術家を茨城県守谷市に招待し、創作活動を支援する県のアーティスト・イン・レジデンス(AIR)事業「アーカスプロジェクト」が3年ぶりに本格再開する。新型コロナウイルスの感染拡大後、海外作家は訪日できず、オンラインで参加してきた。ただ、本来、守谷に滞在して地域住民との交流などを創作に反映させることが同事業の主眼。関係者は「やっと本来の形に戻る」と期待を寄せる。1994年に始まったアーカスは、地方行政が運営するAIRの草分けで、今年で28年目を迎える。招待する対象は現代アートの若手作家。守谷市の廃校を滞在拠点として、昨年度までに36カ国・地域から110組117人を招いた。守谷のアーカスを巣立った作家の多くが、その後、世界的なアーティストとして活躍している。
新型コロナの感染拡大が県内でも始まった2020年、全国のAIR事業と同様にアーカスも海外作家の招待を断念した。作家たちは同市で滞在制作できないものの、オンラインで市民らと交流しながら作品を生み出した。
県は本年度、渡航制限の緩和を踏まえ、滞在制作の再開を決めた。作家を募集すると、53カ国・地域から240件の応募があった。昨年度、オンライン参加した作家を含む国内外3組を選考する予定。同市での滞在制作は8月下旬から約3カ月間に及ぶ。
久しぶりの作家滞在に向け、地元住民によるボランティアも準備が進む。感染対策を徹底する半面、状況によっては、オンライン形式に切り替えられるよう万全の態勢を整える。
海外作家の招待は、ルース・ウォーターズさん(イギリス)、クリストファー・ボーリガードさん(イタリア)が滞在制作した19年以来となる。
アーカスのコーディネーター、藤本裕美子さん(37)は「この2年間はオンラインでの実施だったが、全てを中止せずに継続してきて良かった」と振り返る。同時に「体ごと地域に滞在することでしか得られない価値が改めて浮き彫りになった。滞在制作では、地元の人との出会いの中で予期せぬものが得られる」として、滞在して創作する意義を強調した。
県地域振興課の担当者は「地域を五感で感じながら制作してもらうところに、この事業の良さがある」と話し、滞在制作の再開に期待を寄せる。(三次豪)
★アーティスト・イン・レジデンス(AIR)
地域外の芸術家を一定期間迎え入れ、滞在中の創作活動を支援する取り組み。芸術家は、異なる文化や歴史に触れ、住民と接する中で、新たな作品の創造を目指す。受け入れ側にとっても、地域の魅力を再発見できるなどのメリットが指摘されている。日本では1990年代から各地に広まった。文化庁はAIRの実施団体に補助金を出している。
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