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動作をまねるロボット、議論するアンドロイド…特別展に130点集合 - 朝日新聞デジタル

2022年3月18日 5時00分

【動画】「きみとロボット　ニンゲンッテ、ナンダ？」始まる=池田良撮影

　「人間とはなにか？」をテーマに、ロボットと人間の関係性を探る特別展「きみとロボット」（日本科学未来館、朝日新聞社、テレビ朝日主催）が18日、東京・お台場の日本科学未来館で始まる。17日に内覧会があった。

　展示されるのは約90種130点。初公開となる「EVAL―03」（ソニー）は人型だが大きさ30センチで、カメラで捉えた人間の動きをまねすることができる。また、装着した人間の動作に応じて動く動物のしっぽ状のロボットは、身体機能の幅を広げることを目的としたものだ。

　中には体験できるものも。猫耳状のヘアバンドに見える「necomimi」（ニューロスカイ）は、頭に着けると耳がぱたぱたと動き、ニャーと鳴く。脳波を読み取り、脳の状態を表現するという。

　ほかにも軟らかい材質で作られ、体温を感じることができたり、白鳥の湖を踊ったりするようなロボットたちもお目見えする。

　展示終盤には、人間に近い能力を持つロボットが登場。「朝食はパンかご飯か」のようなテーマで議論し合うアンドロイドや、人間の考え方や価値観をAI技術で再現した「デジタルクローン」も。こうした人の心に近づき、人を助けるロボットを通して、来場者に問いかける。人間ってなんだろう？

　8月31日まで。火曜休館（ただし3月22日～4月5日、5月3日、7月26日～8月30日は開館）。一般2100円、小学生～18歳1400円、3歳～小学生未満900円。問い合わせはハローダイヤル（050・5541・8600）。

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